ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~ 作:桜花 如月
リスポーン地点に立っていたのは、見事コンバートを成功させたハヅキのアバターとどこかで見た気がするピンクのアバター。
「初めまして、私、レンっていいます、一応確認するけど、ハヅキのパートナーでいいんだよね?」
「あぁ、よろしくな、レン」
と、挨拶を交わすとハヅキが俺の袖を引っ張ってきた。
「また一人で行って……今まで何してたの?」
「ちょっと狩りに出掛けてたんだよ、
「あれで分からない方がおかしいでしょ」
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現実世界:葉月目線
『和人に聞け』
と書かれた何か裏を感じる紙が枕元に置かれ、春揮は先にGGOにログインしてしまっている。
学校だとわかっていつつも春揮の電話で和人に連絡し、『コンバートの仕方教えて』と伝えると、わかりやすく教えてくれた。
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仮想世界:ラギ目線
「あれでわからなかったらすごいよな」
「ラギ、さっき『久しぶり』って言ってたけどハヅキもラギもGGOにログインした事あるの?」
「いや、ハヅキは今回が初めて、その辺のことも詳しく説明するか」
「その前に、フカ次郎は?」
「遅れてくるみたいだよ、アイス食べすぎてお腹痛いって」
「ま、とりあえずは俺たちの詳しい紹介をしないとな」
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フカ次郎と同じようにALOからのコンバートでGGOに来た。
GGOには去年の12月に、とある用事でログインして、それ以降はログインをしなかった。
で、フカ次郎とはとある行事みたいなとこで出会って、最近になってまた再開したと思えば今回の話になった。
と、ざっくりとした説明を。
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SAO帰還者ということは隠して自己紹介を終わらせた。
「そうなんだね、ごめんね、今回の話に無理やり乗っかってもらって……」
「いや、俺達も少しだけ気になってたし、チームで参加できるならそれはそれでいいからな」
「それなら良かった、とりあえず!今回、
と、レンはよく分からないことを……
「「…………?」」
「………え?」
俺達が困惑したことにより、レンも困惑し、俺たちのあいだに少しの沈黙が生まれた。
「もしかして、フカから何も聞いてない?」
「「うん」」
「………ほんとに?」
「「うん」」
と、リスポーン地点に立って話をしていると、噂をしていたからなのか俺達が召喚したみたいなタイミングでこれまたチビのアバターがログインしてきた。
「ふふふ……英雄は遅れてやってくるものなのさっ!待たせたね、君たちぃ!それにしてもこのピンクのウサギめ!………ん?なんでラギとハヅキから殺気が───
「「少し話を聞こうか、フカ次郎?」」
こうして俺たちは集合した。
皆さんおまたせレンちゃん登場。
オルタナティブの中でみんなが大好きレンちゃんですよ。
え?Mさんの方が好き?そんなやついねぇだろ(いそう)
ちなみに今回の章は共作のあの人のプロットの元、作成しています。