ソードアート・オンライン ~悪魔の剣と光の剣士~ 作:桜花 如月
ラギ達が別のチームを倒しに行った後、私は罠を掛けたチームを奇襲をかけながら倒すことに。
「速すぎるだろ………!?」
「3人目……っ!」
6人中3人目をPちゃん(P90)で撃ち殺し、残り3人が私の近くに来たところでさらに1人を撃ち殺した。
「てめぇ……よくm───ピギャア!?」
「あ、ごめん!」
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観客席:観客達
噂のピンクの悪魔こと第1回SJ優勝者のレンが一瞬のうちに4人を倒したと思ったら残り2人のうちの1人の股の下を通るだけで攻撃をしなかった。
なぜ、攻撃をしなかったのか……と、思ったら、股の下を通られた男はムンクの叫びのような顔をして男のシンボルを抑えていた。
「う、うわぁ……レンちゃんえげつねぇ…」
「お、俺……なんか股間がめっちゃ痛くなった気がする」
「黙れや」
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レン目線
「残り1人……っと!?」
残り1人を攻撃しようとしたけど、既に私の目の前には銃口が向けられていた。
「悪いな嬢ちゃん、ここで仕留めさせてもら───
もうダメだ、そう思った瞬間、目の前の男の頭上には『dead』の表示がされて、よく見るとフカのグレネード銃(?)の弾が転がっていた。
「フカ!」
「ふっ……私は受けた借りは返さないと気が済まない女なのさっ!」
「はいはい………ん?爆発……ラギ達の方だ」
そして、ラギ達に連絡をして先に駅前のチームを奇襲することに。
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観客席:観客達
「あのグレネードの子、足吹き飛んでんのにスゲーな……」
「やっぱり
「2人ともお前のじゃねぇだろ」
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レン目線:駅前
フカの足が治ったあと、2回目のスキャンで判明した相手チームの居場所が駅前から動いてないことを確認し、上から攻撃を仕掛けることに。
「フカ、私が建物の上から線路の上にいる相手の状態を確認する、フカは周りを警戒しながら私の指示通りにグレネードを撃って」
『りょーかい』
「とりあえず1発撃って」
『へーい(ポンッ』
フカの撃ったグレネードで6人中1人が死亡の表示がされた。
どこから撃たれたのかわからない相手チームは上は全く見ずに周りの警戒を始めた。
「よし、1人倒した!」
「レン、どいて」
相手の様子を確認しているうちに私の後ろにハヅキが立っていた。
今私たちがいる建物は少しだけ壁が周りの建物に比べて高いため、背の低い私とハヅキは立ったとしても向こうからは見えない。
「って、ラギは?」
「フカ次郎の方に行った、とりあえず、レンはフカ次郎に指示出して、私はここから……撃つ」
「うん、わかった」
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ラギ目線
(あれは本気だな、ハヅキ……)
「なんでお前さんはこっちに来たんだ?」
「お前が誰かに襲われたとしたら守るやつがいないだろ、俺は周りを警戒するだけだ、駅の方のチームはお前に任せる」
「そんで、あのおチビちゃんはレンの方から狙撃、ねぇ……ほんとお前さんたち何もんよ」
「なんだよその口調……俺たちは普通のプレイヤーだよ、
「へぇ……」
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レン目線
「……そこか」
「見えたの?」
「うん、なんとなく、わかるだけだけどね」
フカのグレネードとハヅキの狙撃で駅前のチームは全滅し、街の中、周辺は私たち、『LF』だけになった。
そろそろ書かないと、その気持ちが原作を読む力を上回る。
本当は今回、原作読みながら書こうと思ったんだけどね、そんなこともせずに書いてしまったよ、てへぺろ。
ちなみにハヅキさん、なにかに目覚めました。
それが何かということは少し後で、ね。
次回から数話、アニメでも色々と起こった『ドーム』での話。
また数日開きそう