ファイアーエムブレム 双極の盾   作:マフィン野郎

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 シリアン公国軍はシーチェ救出の為に包囲を無理矢理突破して、ノヴィツへの攻撃を開始する。レームの諜報活動によって、民の暴動を煽って内外からの攻撃に対する事になった帝国軍は状況不利なまま戦闘を開始した。


第四十六話 ノヴィツ急襲 中編

 

 

 1 ノヴィツ市街 レームの隠れ家

 

 新しい服に着替えを終えた私は、リビングで待っているレームの所に戻った。

 壁に寄りかかったままの先程と同じ体勢。しかし咥えている煙草だけは真新しい。灰が全く出ていない所を見ても新しいものを吸い始めたばかりみたいだ。

「お待たせ。ちょっと・・・今吸うの?」

「支度を待つ間くらいしか吸うヒマがなくてね」

「こんな時勢に煙草を持っている人間は目立つわ。外では止めてよね」

 戦時において嗜好品の類いを持つことの出来るのは、ごく限られた人間のみだ。貴重な生産物である煙草や作るのに手間の掛かる楽器などを手にできるだけでも、それなりの資産を持っていることを意味する。特に食料ですら危機的な状況の帝国の町で、煙草を吸うなんて略奪の対象にされるのが目に見える。そしてその姿は明らかに人目を引く姿だ。

「あんたも吸うか?」

「今吸っても落ち着けないわ」

「そうか。移動は吸い終えたらでいいか?」

 どこまでもマイペースなレームに付き合うことになった時間で、私はアミナに話を振った。個人的な事も気になるが、まずは盾について何を知っているかだ。その情報は今私が最も気にしている情報だ。

「アミナ、さっきの話だけど・・・」

「盾について?」

「うん。分かることを教えてくれるかしら」

 そう訊ねるとアミナは嬉々として口を開き始めた。どんな説明が聞けるのか想像も出来ないので、ひたすら耳を傾ける。

「今の大陸での常識ってのはこの際置いておくね。問題は黒の盾が何なのかってことだから...これは私が調べた事なんだけどね」

 ゆっくりと話し始めたアミナの言葉は想像も出来ない事ばかりだった。

 シューレ教が人々に説教垂れている歴史や教義なんてものは、やはり正しさなんてないこれっぽっちもなかった。人々をコントロールするために作り上げた詭弁に過ぎない。 

「黒の盾を守っていた“鎮めの一族”という存在は確かに実在した。最後の末裔は貴女が倒した公国宰相だったゲラン。彼の最終目標は恐らくシューレ教を滅ぼすことだった...」

「ゲランが?」

 あいつの言うことは本当だった。最期の公都で戦った時のあの言葉は出鱈目ではなかった。私がただ信じられなかっただけだとも言える。

「個人的な心境までは分からないけど、そう考えるのは自然な事のはず。だってシューレ教に親族を殺されて、代々守ってきた物を奪われているんだから」

「じゃあ、黒竜(オルヴァヌス)を私に植え付けたのは誰?この力を制御する術だってゲランは知っていた。けれど敢えてそれを野放しにしたって言うことよね」

「盾を制御出来る唯一の人間だったゲランがそれを放棄した...仮説だけど、貴女に自分の復讐を代行させる為だとしたら?筋は通らないかな?世界を犠牲にしても、全てを奪ったシューレ教を許せなかった。我が物顔で大陸を席巻する忌まわしき邪教が」

 アミナの説明は全てゲラン本人が語っていた言葉と合致している。反乱によって戦禍を起こし、そして黒竜を覚醒させて世界を犠牲してでも教団に復讐を遂げるつもりだった。帝国の侵攻は偶然だったのか、他の策略の内だったのかは分からないけれど。いずれにしてもゲランの目論見通りに戦禍は拡大した。

 “手を組まないか”という言葉が思い出される。あの時・・・彼に協力していたら、今頃何がどうなっていたのだろう。私は私のままで居られただろうか?それともとっくにあいつの支配下に置かれて、世界を焼き払っていただろうか。

 でも、まだ私はシーチェ・フェイエンベルクのままだ。

「アミナ。そしたら、この後私はどうするべきかしら?このままでは世界を滅ぼす事になる。その前に首を切ったら終わるほど、簡単な話でもないでしょ?」

「それもそうだし、そんな不吉な話やめてよ...唯一の対抗策は黒の盾の対に位置づけられる【白の盾】を探すこと。私も今はそこまでしか分からないんだけど・・・」 

「【白の盾】。それさえ見つけ出せれば、こいつを何とか出来るって事ね」

 これまで全く出てこなかった黒竜に対しての対処法。私はそれを聞けた事で心の中で希望を見いだすことが出来た。敵を焼き尽くさなくても、公国を救う事が出来る。 

 盾についての話で夢中になっている間、喫煙しながら外を見ていたレームが咥えていた煙草を落とす。それと同時にアミナの頭を片手で下げ、私には合図でそれに倣うように伝えた。

「二人ともお話中悪いが“お客さん”だ」

 窓際から垣間見える敵の集団は距離がまだありそうだが、数は多そうだ。分散してるが一個小隊はいるとみていいだろう。

「また追われるのね・・・下水道にまた行くの?」 

「この道は誰にも伝えてない。迎えと合流するなら何とか突破するしかないな」

「本気で言ってんの?フェイルノートもないし、敵地のど真ん中なのに!」

 武器は敵から奪うにしても、得物でない物を扱いきれはしない。膨大な数の敵を蹴散らしながら、味方と合流するまで戦い続けられるだろうか...と考えきってから逆に頭が冷え切った。

 生き残るにはやるしかないか。

「まぁ突破の方法は考えてある。あと、“敵の敵は味方”って言うだろ?」

 やけに自信に満ちあふれたレームの言葉に私達は黙り込むしかなかった。

 

  2 ノヴィツ城門付近 シリアン軍軍勢

  

「我々は公国を守り抜く任を陛下より賜った!屈強な諸君は祖国を邪悪な侵略から守らねばならない。その身を血で染めようとも最期まで抗い続けろ!!騎士達よ、準備はよいかッ!?」

「「オウ!!!」」

 大地に騎士たちの勇ましい声が響く。それを聞き届けるとグライフは満足そうに頷き、戦斧を掲げ叫ぶ。

「守り抜けェェェェェッッ!!!!!」

「「オォォォォォォォォーーーーーッ!!!!」」

 地鳴りの様な歓声と同時に、騎馬隊が突撃を開始する。目標は帝国の要衝ノヴィツに集積された食料を焼き払うこととシーチェの回収。誰もが無謀な戦いだと思っていた。だが彼らの王は自らこの死地に立って絶望を食い破り始めた。城壁の敵を遠ざけ、勢いに乗り、隙を突いて一気にノヴィツを襲撃した。

 空では地上の檄に呼応して、ヴォージャンはも下へ檄を飛ばす。号令用の笛を咥えて力強く息を吹けば、ピィィィィィィッ!とけたたましく鳴り響く笛の音。竜と天馬の羽ばたく音だけが支配する空いっぱいに広がると、兵士達が反応し、我先に飛翔させる。

 眼下には低空からノヴィツに侵入する天馬隊と、包囲を無理矢理抜けたグライフが率いる王宮騎士団とカイ王国の混成部隊が同じようにノヴィツ目掛けてまっしぐらに向かっていく。城壁からは空を覆い尽くすような量の矢が放たれ、大地に牙を剥いてはその歯牙に捉えられた生き物の血で染める。それでもシリアン軍はその勢いを絶やすことはない。

 空まで突き抜ける歓声の波は、味方を大いに鼓舞し、壁の向こうの敵を畏怖させた。

「アルミューヌ殿。では軍議の通り援護は任せるぞ」

 部下の前進を見ていた天馬騎士団長の隣に、竜騎士隊を率いるヴォージャンが並びながら声を掛ける。

「お任せあれ。我らの機動力を以て敵射撃部隊の狙いを乱す。突入の先鋒はそなたらに譲ろう」

 アルミューヌはヴォージャンとその竜の装いを一瞥する。軽装な者が多い天馬騎士に比べて、公国の竜騎士はどちらとも厚い鎧を身に纏っている。弓矢などの対空射撃に貧弱な天馬騎士と対照的に竜騎士は魔法への耐性が低い。だが、空飛ぶ重騎士である竜騎士隊の衝撃力は天馬騎士のそれには比べものにならない。ブルガンツで行われた最後の軍議でも、主攻は竜騎士隊とされた。

 軍師シーチェの救出の為に繰り出される無謀にも見える突撃作戦。彼女の立てた計画の尽くが失敗に終わって、リクはブルガンツの守りを割いて彼女の救出作戦を実行した。裏切り者の汚名を着たまま、祖国へと戻り、英雄を支えた勇気ある智者を救うために公国軍は一丸となっている。

「ではヴォージャン様。後ほど」

「武運を祈る」

 面甲を下ろしたアルミューヌ。全身を薄い水色の騎士が空を翔る。背後の空の色に混ざり合った彼女は緩やかに天馬を降下させて目標を定める。

(中央の城壁はやはり障害となるか。バリスタとカタパルトを止めねば被害が増えるばかりだな・・・) 

 目標が地上と空に分散していてまだ射撃は低調だが、すぐに効果的な射撃が始まる。その前に出鼻を挫いておきたい。

「第三中隊!敵弓兵を攪乱する第二、第四中隊を援護せよ。第一中隊、私に続け。急降下して一気に城壁の兵器を叩く!一斉に突入するが、仲間と距離は離しておけ。行くぞ!」

「はっ!第三中隊降下!その場に留まらず、一撃離脱を忘れるな!」

 第三中隊所属の天馬騎士が少し速度を稼いでから、散開しつつ急降下して城壁の弓兵や兵士に襲いかかる。風のような一撃を加えた後明後日の方向に離れていき、それを追って正面への射撃の切れ目が出来るのをアルミューヌは見逃さない。敵に更なる混乱をもたらすため、第一中隊を率いて城壁直上から急降下を行う。

 雲を背後に速度を一切緩めず距離を詰める。統制の乱れている敵はこちらには気付いていない。

「頂きだ」  

 眼前に迫る城壁と敵兵の群れ。小高い塔に設置された兵器と指揮所目掛けて突入したアルミューヌは一度の降下攻撃で速度を殺すことなく、五人を屠った。その後ろから追従する部下達がそれぞれの目標を攻撃して、城壁に取り付く。階段を駆け上がってくる帝国兵の増援を防ぎ、竜騎士隊に同乗した地上部隊を降下地点をまずは確保する計画だ。

「アルミューヌ殿ォォッ!!」

 剣戟や怒号の中からはっきりと呼ぶ声を聞き取り、現場を離れ城壁の上から声の方向を覗いた。矢や魔法が飛び交う中で、眼下に部隊を率いたグライフが居た。

「グライフ団長!」

「無事だったかっ!!開門を頼む!」

 槍を掲げる事で了解の意を示し、アルミューヌは部下へ降下地点の確保を指示する。

 眼下では城壁に取り付いた王宮騎士団が城壁の敵からの猛攻を凌ぐ。〈グレートナイト〉や〈パラディン〉を中心に編成され、重厚な鎧を纏っている兵の多い王宮騎士団でも矢や魔法の嵐の中では長くは持たない。

「かかれ!王宮騎士団を失えば作戦が頓挫するぞ!」

「シリアン兵如きすぐに血祭りだッ!城門を守り抜け!」

 帝国兵が門の下や付近の城壁からわらわらと集まって来る中、城壁に取り付いた天馬騎士は近接戦を開始する。一個小隊が配置につき、三方から迫る帝国兵を相手に守りの戦いを繰り広げる。

 アルミューヌは遠距離からの攻撃が比較的収まっている隙をついて、腰のポシェットから小ぶりの松明を取り出す。少しばかりファイヤーの魔法を繰り出す要領で魔力を開放すれば、たちまち松明に火が付いて濃い煙が空へと立ち上っていく。

 降下地点の確保を報せる狼煙だ。これを見た突入部隊が門の裏へと回り、城門を上下から挟撃する。空へと上っていく煙を確認すると、アルミューヌは松明を近くに投げ捨てて近くの戦闘に加わった。

 

 戦闘開始から驚くほどあっと言う間に狼煙が上がる。“降下地点確保”の合図を受けて突入部隊を率いるヴォージャンは、ヒューッと口笛を吹いた。

「さすがアルミューヌ殿。仕事が早い・・・さァて、仕事に掛かろうか」

 控えていた部下と共に一気に城壁のスレスレを飛び抜ける。壁のがほぼ真横に位置する所、隙間からの攻撃をすり抜けるように部隊は空を切り裂いて城門の直上で大きく上昇した。

「突入!」

 勢いを殺さないように急降下を掛ける。地上が大きくなり、目の前には並んでいる帝国兵がこちらに気付いて目が合う。

 驚いている表情が鮮明にヴォージャンの瞳に写ると、彼は手にする斧を勢いのまま叩き付けた。兜が砕け、鈍い音と言い表せない感触が手に伝わり、帝国兵がその場に崩れる。周囲に敵襲の声が響き渡る前に、次々と竜騎士が飛び込んできて帝国兵を討ち取っていった。

「開門急げ!敵が集まってきたら終わってしまうぞ!」

 部下に檄を飛ばして、奪還を試みる帝国兵を抑えながら開門を急がせる。開門装置の制御室を制圧して閂を外すと、大きな音がして城門が上がり始める。

「門を開けたら制御の人間以外はすぐに空へ!王宮騎士団が飛び込んで来る邪魔をするなよ!」

(全く、ウチの王様も無茶な作戦を思いつく・・・誰に似たんだか)

 騎乗している騎士であれば、突入前に離脱することも可能だとして計算されているが・・・ここから生還するまでが問題だった。

 

 

 3 ノヴィツ市街 

 

 突如として始まった戦闘の喧噪が市街の真ん中まで聞こえてくる。私の失態を取り返すためにシリアン軍が決死の攻撃を仕掛けている。こんな無謀な作戦をやろうとするのも、実行できるのもリクしかいない。 

「本当にノヴィツに攻め寄せたなんて・・・」

「あんたを皆が必要としているのさ。さて、覚悟は出来たか?味方のお出ましだぞ」

 窓の外の帝国軍部隊に対して、建物の中からぞろぞろと人が出てきて道を塞ぐ。その手には家で用意できる武器とは言えないものの、十分に脅威になる程度の物が握られている。

「「俺たちはもうクーゲル陛下の言いなりにはならない!」」

「「私達の生活を犠牲に戦争を起こすなんてまっぴらよ!息子を帰しておくれ!」」

 突然立ち塞がる同胞である民に兵士達は動揺するようすが見える。自国で自国の民を手に掛けるわけにもいかず、武器で押し寄せる民衆を防ぐ事で精一杯に見えた。押し寄せる民は膨れ上がり、あっと言う間に部隊の人数を上回る。

「貴方の言う味方が、ノヴィツの民とはね・・・」

「忘れたか?扇動(これ)だって俺の仕事の一つさ」

 窓の外の状況を見て満足そうなレームは言った。

「さて、今がチャンスだ。このまま門の近くまで行くぞ。シリアン軍の飛行部隊と合流出来れば、俺たちの勝ちだ」    

 レームがドアを開けると、戦闘と暴動の喧噪が更に鮮明に聞こえる。屋根の向こうに見える城壁では激しい戦いが起きていて、どちらも一進一退に見えた。城壁を確保することで、そこを橋頭堡としたいシリアン軍と、防御拠点を破られる訳にいかない帝国軍との争い。今は辛うじて味方が一部の城壁を制圧している。

 率いているのがアルミューヌとヴォージャンだったとして・・・それでも長い時間は持ちこたえられないはず。

「居たぞ!!“シリアンの悪魔”と一味だ!捕らえろ!!」 

 通りの向こう側から声が聞こえる。民衆に足止めされた帝国兵がこちらに指を指していた。

「行くぞ!アミナ、遅れんなよ!」

「バカにしないでよねっ!」 

 顔をムッとさせた魔道士を連れて、私とレームは脱出を開始した。

 

 事前に打ち合わせていた通り、なるべく戦闘を避けて路地を進む。帝国軍の部隊が城壁の救援と、暴動の対応に追われて右往左往している帝国兵の目を掻い潜りながら広い通路や狭い路地、時には家の屋上を伝い味方部隊を目指す。

 移動している中で仕入れた情報の中で知ったのは、どうやらシリアン軍の騎馬隊が城門を突破したらしい。

「私の所為で・・・何人犠牲になるのかしら・・・」

 思わず声に出てしまう。ちゃんと自分の仕事をこなせていれば、この戦いそのものが必要無かった。そう思うと、私はどんな顔をして彼らの所に行けば良いのだろうかと思い悩む。考えることを止めよう、と思う度に剣戟が耳に入ってきては、そこから連想される犠牲者の顔。彼らがここで失うはずでは無かった命が消えていく、と悩んで元の場所に戻ってくる。

 私は。私はシリアンの人々を、国を救いたかった。なのに私のせいで大勢の命が失われる。

 脚が止まる。生まれて初めて先に進むことが怖いと感じた。そして動悸が始まった。

「シーチェどうしたの?もうすぐ味方と合流出来るよ?!」

 立ち止まってしまう私に気付いたアミナが、心配そうな表情で私を見る。

「私・・・戻れない。怖い」 

「どうしてかは後で聞くから!」

 手を掴んで引っ張ろうとするアミナの手を振りほどく。

 その瞬間、身体が急に熱くなり呼吸が苦しくなる。そして景色が真っ赤に血走った。

“敵ヲコロセ。ソノ為ノ力ヲ欲シタノハ貴様ダロウ・・・忘レタノカ”

 私はノヴィツを焼くことが出来なかった。制御出来る巨大な暴力で、無秩序に全てを焼くことを私は嫌った。公国の為とはいえ、武器を持たない民を殺すことは出来なかった。飢えて死んでいく姿を見ていられなかった。敵の兵士を焼くことは出来ても、民を焼く光景を自ら作り出すなんて所業をどうして出来る?

 全てを守れると勘違いした結果がこれだ。結局、多くの人間を死なせる結末に変わりは無く、より多くの人間の死なせる結末になっただけだ。 

「そうよ。私が・・・・・・私がやれば・・・!」

 力を抑える事が出来なくなる。これまで私の意思で使えていた黒竜が暴れだし、思考と感情の制御が出来なくなっていく。思考と感情が殺す事と破壊することだけで埋め尽くされる。   

 

「終ワラセテヤルワ!!!」  

 

 理性が弾け飛び、目の前に感じる殺意だけを読み取れる様になった私は、剣を手に敵に向かって行った。

 

 

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