ハイスクールD×D 死神の世界から来た者   作:中葉了

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感想ありがとうございます。
リクエストにつきましては、私の技量が伴わない可能性が大いにあるので期待に副えない場合があります。また、ヒロイン達は確定しています。なので、この人を加えてほしいとかは正直今の段階では無理です。
それと1巻分しか書き溜めがありません。それに仕事が忙しいので書いている暇がありません。
かなり投稿は遅れます。
ご了承ください。


第003話

 オカルト研究部に入部した日から数日が立つ。俺は放課後部室に行き、下校時刻になるまで朱乃さんの淹れたお茶を飲んだり、他の部員と話をしたり、本を読んだりとしていた。

 本来悪魔は夜の世界が本領を発揮する為、本当の悪魔としての活動は夜になってから始まる。しかし、俺は悪魔ではない為、悪魔稼業は当たり前ではあるけど、免除されていた。

 下校時刻で俺だけ部室を去る。

 イッセーなんかは夜中自転車で魔方陣のチラシ配りをしている。親にはリアス部長が暗示を掛けたらしい。

 

 昨日の夜チラシ配りを終わり依頼者の元に魔方陣でジャンプできないと言うことを今日聞いた。なんでも魔力が悪魔の子供レベル以下だそうだ。仕方が無いから自転車で依頼者の元に行った。前代未聞だったらしい。

 英語の授業でも英文を読んで驚かれていた。これも悪魔化の影響ということだ。

 

 今日から依頼者の下に行けるようになり数日が立ったある日、部室でイッセーはリアス部長に何か強く言われている。

 何でも教会の人間と仲良くなったらとか。悪魔になったのに物好きなやつである。良くあんなやばい連中と付き合おうとするよ。

 そんなことを思いながらリアス部長とイッセーを見ていたら、朱乃さんが「討伐の依頼が大公から届きました」と言っている。

 

 「そう、レイはどうする、一緒に行く?」

 

 リアス部長がこちらを見てからかい半分に聞いてくる。俺が力を隠したがっているのを知っているくせに。

 

 「部長人間であるレイを危険な所に連れて行けないでしょ」

 

 イッセーは心配しながらもどこか優越感とでも言えば良いのかそんな感情が見え隠れしながら言葉にする。

 

 「そうだよ。俺が行っても足手まといになるだけだから遠慮させてもらうよ」

 

 イッセーの言葉に便乗してこれから討伐の準備に入る部活の面々を後に残し今日は家に帰った。

 

 討伐から帰ってきた疲れた様子のイッセーに感想を聞いてみたら「色々すごかった、違う意味でも。レイは朱乃さんと仲が良いみたいだけど、気をつけろよ」と言って、すれ違い様俺の肩を叩いてくる。

 気をつけるって何だ?よく分からんが普段は大和撫子みたいなみたいな雰囲気で笑顔を絶やさない人だけど、戦闘となると性格が変わるのだろうか。

 

 

 イッセーが悪魔稼業に慣れてきた頃、朝朝食を食べている時、青い顔で1階に下りてきた。話を聞くと依頼者が殺され教会側で仲良くなった子とエクソシストに遭遇して、戦闘になってそのシスターを置き去りにしてしまったらしい。こちらが慰める様に話をしてもあまり聞いていないみたいだった。そしてイッセーは学校を休んだ。

 

 今日も部活でお茶を飲んで本を読んでいると学校を休んだイッセーが真剣な顔をして部室に入りリアス部長に今日の昼に遇った事を報告している。その報告の中に堕天使という言葉が出た。

 その言葉に身体が反応しかかるが、何とか堪えリアス部長とイッセーの報告を聞く。

 俺が反応しかかったのを部長が此方を見てくるが、報告が終わった瞬間、リアス部長がイッセーの頬を平手打ちした。

 

 「あのシスターの救出は認められない。何度言ったら分かってくれるの?」

 

 「なら俺一人で行きます。俺を眷属から外して下さい。俺個人として行きます」

 

 「そんな事を聞きたいことじゃないのよ!どうしたら貴方は分かってくれるの?戦争の火種になりかねないし、なにより貴方は私の眷属なのよ。行かせられるわけない」

 

 だんだん口論がヒートアップしてきた。そこに朱乃さんが表情を険しいままリアス部長に近づき耳打ちする。

 朱乃さんの報告を聞き終わったリアス部長の顔もそれ以上に険しくなっった。

 俺の方を一瞥した後、部室に居る全員を見渡すように言った。

 

 「大事な用が出来たわ。私と朱乃はこれから少し外へ出るわね。それとレイちょっと来て」

 

 俺に声を掛け部室の奥のほうに行く。

 

 「まず貴方には謝らないといけないわね。ごめんなさい。堕天使からイッセーを守れなかったわ。それと朱乃報告で堕天使が活動が活発になってきたの。これから堕天使を始末してくるわ。契約不履行になってしまったから、いずれ何らかの形でお詫びするわ」

 

 まあ、しょうがないか。日中ふらふらしたイッセーが悪いわけだけど、契約をまっとう出来なかったのも事実だ。何かしてくれると言うなら待っているか。

 

 「わかったよ。そういうことにしておこう」

 

 俺の言葉にいくらか安堵し話は終わった。

 リアス部長はイッセーに駒の特性と神器を使う際の心構えみたいなことを言って、魔方陣から朱乃さんとどこかにジャンプした。

 

 リアス部長達を見送っていると木場と小猫がイッセーと教会に乗り込む算段をしていた。

 

 「ちょっと待て」

 

 俺が3人に声を掛けると、教会に行く気満々でいた3人がはやる気持ちを抑えて聞いてきた。

 

 「何だよ。これから教会に行くから早くしてくれ」

 

 「そう急くな、今回は俺も行く」

 

 「はぁー。お前が行ってどうするんだよ」

 

 「別にどうもしないさ。俺は堕天使に借りを返せるチャンスだと思っただけだ」

 

 「足手まといがいると嫌なんだけど、時間が無いからしょうがない。付いて来るなら安全な場所にいろ」

 

 俺達兄弟の話を木場と小猫が黙って聞いていた。

 しかし、えらく息巻いているな。敵地に安全な場所なんか無いのに。

 

 「よし4人で救出作戦といきますか!」

 

 イッセーの言葉で部室を出て教会に向かった。

 

 

 外から教会の様子を伺う。空は暗く、街灯の明かりが道を照らす。傍から見てると不審者みたいだな。制服を着た4人が物陰から教会を見ていると。

 木場が教会の図面を何処からか出し堕天使が居るのは恐らく聖堂だと言っている。根拠は聖堂の地下に怪しげな儀式を行っているんだと。

 

 地図も見終わり作戦らしい作戦もなく教会に乗り込んだ。

 教会の中は長椅子と明かりが内部を照らしている。人の気配もする。

 正面のキリストの像の頭部が破壊されていた。これは堕ちた者の居場所を表しているのかもしれない。

 

 教会内部を見渡していると突然拍手が起こる。先ほど気配がしていた奴である。

 

 神父の格好した奴が喜怒哀楽をごちゃ混ぜにしたような言葉を吐いて来たけどあまりにうるさいからスルーした。まさに東から西に聞き流した。

 この神父が前に言っていたエクソシストだろう。

 懐から拳銃と剣の柄だけを取り出す。柄から光の刀身がでてきた。あの光は堕天使が使う光の槍に似ている。

 

 イッセーが神器で殴りかかり、小猫が長いすを振り回し、木場が剣で切りかかる。

 しかし、相手の神父は悉く交わし攻撃を仕掛けてくる。

 

 「そろそろ本気を出そうか」

 

 木場の台詞と共に相手の光の剣が黒に侵食されてきた。

 

 「てめーも神器持ちかっ」

 

 焦った様台詞を吐くが、顔が笑ったままだった。

 剣が使えない今イッセーが殴りかかり、相手も銃を向けている。駒の特性を活かし兵士から戦車にプロモーションしたイッセーの身体が弾丸を弾き神器の宿っている左の拳で神父の顔面を殴った。しかし、柄だけの剣を拳と顔に挟み何割か衝撃を抑えた。

 

 「よくもこの間はアーシアを殴ったくれたな」

 

 一発殴ってスッキリしたのかまたは、優勢に戦闘を進められているから戦闘中に喋っている。

 木場と小猫そしてイッセーは全て未熟と言わざるおえないな。BLEACHの世界に居た時は二番隊と隠密機動に所属していたから戦闘面やそれ以外でも未熟さが手に取るように分かる。

 卑怯でも何でも3対1で無理なら、囲んで後ろから不意打ちすれば良いものを。

 もうただ見ているだけってのも面倒になってきたな。

 人間界には結構悪魔や堕天使それこそ力の強い人間もこの世界にいる。そういった奴らからバレないようにしてきた。俺が力を持っていることが分かると十中八九何かに巻き込まれる恐れがある。何たって意味も無く転生するわけも無いと思いたいけど、転生してくれた神様随分慌ててたからな。

 この状況も只のミスって事もありえるな。

 けど物語は進んでいる。再び堕天使と遭遇し、悪魔と一緒に部活している。

 俺の立てた予定では俺の眷属と会ってからにしようとしたけど、今日この戦闘に介入する事でそろそろ俺も表舞台に立つことにしよう。

 

 戦闘を見続けながら覚悟を決める、会話しながらだからいまだに決着がついていない。

 斬魄刀を手に出現させて腰に持っていく。

 俺の斬魄刀は野太刀といわれる長さがあり刀身も肉厚で出来ている。分かりやすく似ている日本刀の例を出すと同田貫に近い感じだ。

 抜刀術の構えを取り霊力を出さず瞬歩で戦闘中の神父目掛けて抜刀し白刃が煌く。

 

 「ぐはっ!!」

 

 『!!!』

 

 神父を峰打ちして後方に吹き飛ばし斬心をする。

 殺さない様に気絶しているのを確認して、刀を右手で上から下に一度振り被ってから鞘に収めた。

 

 「あまりにもグズグズしているから俺が始末をした。さっさと先に行くよ」

 

 「ちょっと待てっ。何でお前が刀何が持ってるんだよっ。つうか何処から出した!まだ俺達が戦闘中だっただろっ」

 

 先に進むべく前を向いたら、肩を掴まれ身体を後ろに向けさせられた。

 後ろを向くとイッセーが激怒しながらも俺が闘える事に動揺しているようだ。他の二人もイッセー同様に吃驚している。

 

 「俺は闘えないとは今まで言っていないし、今は問答している場合じゃないでしょ。地下で儀式しているんじゃないの?さっきから下でやばい感じがするんだけど」

 

 「くそっ、わかった。後で聞かせてもらうからなっ!」

 

 いやだからといって別に説明もしないけどな。

 俺の言葉に優先順位を思い出したのか祭壇の下にある地下の階段を下りる。

 地下に明かりがありよく奥まで見える。

 

 「この道の奥だと思う。あのシスターの匂いがするから」

 

 と一本道の奥の方を指差し、俺達は木場を先頭に進み、大きな扉が姿を現す。部屋の方からかなりの人数の気配がする。その中に天野夕麻の気配もする。

 ここで俺が生きていることが判明するけど、今日方を付けるから問題ない。

 しかし、入った瞬間バレるのも面白くないから、あの仮面を顔に被る。

 いきなり俺が仮面を被り出したのだから、驚いていた。そりゃそうだろう。なんせ仮面がおかしいからな。

 

 「気にするな。俺を襲った堕天使が居るから初っ端から分からないようにするためだ。これを被るのが俺のスタンスだ」

 

 「お前もうちょっとましな仮面なかったのかよ。それに緊張感を持てよ」

 

 イッセーと呆れていると扉についた。

 木場とイッセーが扉を開け様とした時、扉のほうが勝手に開きだした。

 

 「いらっしゃい。悪魔の皆さん、それに……」

 

 堕天使の天野夕麻の声が部屋の奥から言葉をかけてきた。仮面を被っている俺のことはスルーするらしい。それで良い。そう仕向けたからな。

 部屋に入り見えたのは部屋中神父だらけだった。手に持っているのは先ほどの神父が持っていた光の刀身が出る柄を持っている。その柄は神父としての装備なのかな。

 その奥に十字架に磔にされている金髪ロングの女の子が全裸でいた。

 

 「アーシアァっ!」

 

 あの子がアーシアさんか、イッセーの教会側の友達。イッセーの声に反応して返事を返している。

 

 「今助けるぞ」

 

 「感動の再開で残念だけど今儀式は終わるところよ」

 

 「あぁあぁ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!」

 

 アーシアさんが苦しみもがき出した。イッセーが駆け寄ろうとしたら神父が邪魔をした。

 

 「さっさと助けに行けっ!」

 

 イッセーを蹴り飛ばし俺と木場と小猫で神父を倒し、道を作る。

 しかし一歩及ばずアーシアさんの中から大きな光が飛び出し天野夕麻がその光を手に取った。

 

 「これよ、これ!私が長年欲していた力。この神器さえあれば、私は寵愛をいただける!」

 

 手に掴んだ緑色の光を自分の体内に押し付けた。

 部屋中に光が反射し光がやんだ時、緑色の光をした堕天使がいた。

 

 「ついに、ついに、この力、至高の力を手に入れたわ!これで私は至高の堕天使となる!」

 

 一歩遅かったか。イッセーが必死で助けたがっていたから俺はサポートに徹していたが、こんな結果になるんなら俺が助けていればよかった。

 イッセーはアーシアさんの元にたどり着き、手足の拘束具を解き彼女を抱きかかえる。

 

 「助けに来るのが遅くなってごめん。でもすぐよくなるから」

 

 「はい、イッセーさん」

 

 「フフフ、無駄よ。神器を抜かれたものは死ぬしかないわ。だからもうすぐ死ぬの、その子」

 

 冷笑を浮かべながら残酷なことを言う。まるでイッセーの反応を楽しんでいるかのように。

 

 「っ!ならアーシアの神器を返せっ!」

 

 「折角この神器を得て私は至高の堕天使になったのよ。すぐ返すわけないじゃない。それにこの神器を手に入れるために上を騙してまでこの計画を進めたのよ。そして、このことを知っている連中は口封じをしないとね」

 

 「兵藤君、その子を庇いながらでは形勢が不利だ。一度上に上がってくれ!僕達が道を開ける!さあ、早く!」

 

 木場が此方の戦況が不利と感じイッセーにアーシアをつれて避難するよう言ってくる。

 その言葉を受けイッセーはアーシアさんをお姫様抱っこして、その場から駆け出した。

 駆け出す際、神父が追いかけるが俺が切り伏せる。もうこんな奴らに手心を加える必要もないな。

 

 少々狭い室内のため大きく振り被れないが、こんな雑魚一瞬で終わらせる。

 一気に神父殲滅に動く。

 

 「…貴方何者?悪魔でもないし、人間の気配がするけど。それよりその戦闘力意味が分からないわっ!」

 

 イッセーが上に行き残っていたのはたったの3人で堕天使側は30人位残って、嗜虐的な笑みを浮かべていたのに、一瞬で、それこそ瞬きしたら神父全員が殺戮され、その現場を見え青い顔をして震えだした。

 木場と小猫も此方を警戒しながら戦闘態勢を維持している。

 俺は仮面を取り、天野夕麻を見ながらおどけた様に喋る。

 

 「おいおい元恋人の顔を忘れたのかよ。悲しいね、まったく」

 

 「っ!お前は私が殺したはずなのに何故生きているのよっ!!!」

 

 「ちょっとは落ち着けよ。さっきまでの威勢の良さは何処にいったんだよ。あの時は死んだふりをしたんだよ。お前が俺に間違って告白した日にお前を見てすぐ堕天使だとわかった。お前の勘違いを利用し死んだように見せかける仕掛けを用意していたんだよ。」

 

 「勘違いって何よっ!」

 

 「お前は俺達兄弟を間違えたんだよ。俺は兵藤一誠ではなく兵藤零二だ。堕天使が神器持ちの人間を殺して回っているって知っていたから一芝居打たせてもらった訳。それとデートも態と詰まらない王道のデートプランを組んだんだよ。おわかり?」

 

 「くそ!おかしいと思ったのよ。アーシアがあいつをイッセーさんって呼んだ時に違和感があったのよ。それを見逃してさえいなかったら結果は違っていたかもしれない。それに後もうちょっとだったのにっ。私をバカにしてきた者達を見返すことが出来るのにっ!」  

 

 「まあ、俺が力を出した以上諦めるんだな。一応殺さないようにしてやるから」

 

 俺はまた抜刀術の構えをする。その隙に逃げ様として黒い翼を広げ飛んでいる。

 抜刀し霊力を圧縮してなんちゃって月牙天衝を放つ。

 飛んでいった霊力を背中に受け錐揉み状で落ちていく。

 落ちた所に向かい生死を確認する。

 

 「死んでないか。弱い奴には手加減が難しいな」

 

 そんな台詞を吐き天野夕麻の襟首を掴み引き摺る様にして木場と小猫のほうに向かう。

 

 「止まれ。君は何者だ。君がそんなに力を持っているなんて知らされていない」

 

 木場が小猫を背中に庇い問いかけてきた。

 

 「リアス部長には口止めしてあるからそれを守って言わなかっただけだよ。俺はずっと鍛えてたからこれ位普通だよ」

 

 リアス部長と聞いて警戒心を解いたのか普通に接してきた。

 

 「知らなかったから、吃驚したよ!だったら最初から言っといてくれよ!」

 

 「俺は訳けあって力を隠してたんだよ。それに俺が力を持っていてもどうでもいいだろう」

 

 「それはそうだけど」

 

 「早く上に行きましょう」

 

 木場は隠していた事に納得がいっていない様子だけど小猫が話しかけてきてこの話は終わった。

 

 「そうだな。上でも決着が付いている頃だろうしね」

 

 『?』

 

 木場と小猫がお互いの顔を見て首を傾げているけど、上に行ったイッセーの気配が先ほど増大した。恐らく何かあったのだろう。

 俺達は上に向かう途中、魔方陣が出現しリアス部長と朱乃さんが笑顔で魔方陣から出てきた。

 

 「部長堕天使の掃討終わったの?」

 

 「えぇ。それは終わったけど、貴方の引き摺っているのが今回の首謀者?それと貴方も戦いに参加したのね。力を隠そうとしていたのに。それに神器持ちとはね」

 

 斬魄刀を神器と勘違いしている。他の面々も何も言わないって事は、リアス部長と一緒なのだろう。このまま勘違いさせたままにしておくか。うまく説明できないし、一々死神の力だと自分の手の内を曝す必要も無い。かといって別に信用しているわけではない。全てを警戒するくせみたいなものだ。

 リアス部長の勘違いを指摘せず、そのまま会話を続ける。

 

 「俺を殺そうとした堕天使がそうだったよ。まあ、予定より早く力を使う事になったけどね」

 

 「さすが零二君ね。そんな堕天使なんか相手にもなりませんでしたわね」

 

 リアス部長と話していると朱乃さんが俺の腕に自分の腕を絡めて胸を押し付けながら自分の顔を腕に擦り付けてくる。まるで自分の匂いを付ける猫のように。

 

 「っ!ちょっとくすぐったいだけど。それに今度は本当に当たっているから」

 

 「ふふふ。当てているいるのですわ。嫌かしら?」

 

 「嫌じゃないよ。逆にすごい嬉しいけど、今敵の本拠地だからね」

 

 俺がそう言うとより一層身体を密着してまるで、大輪の花を咲かせた様な照れている様な笑顔を向けてくる。それにしてもかなり大きさと柔らかな胸だな。 

 

 「はいはい、まだ終わってないから早くイッセーの所に向かうわよ」

 

 リアス部長が上に向かい俺達も上に向かった。朱乃さんは俺の腕を抱きしめたまま。

 

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