この空を飛びたくて(仮)   作:サクサクフェイはや幻想入り

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あー、腹立つ。 なぜか自動ログイン設定のはずなのに、立て続けにログインさせられる羽目に。 しかも書いたのが、そのせいで二回も消えた!微妙に覚えていたからいいものの、流石にこれは訴訟案件

さて、くだらないお話は置いておいて、本編どうぞ~



第五話 相部屋は女の子!? 

父さん、母さん、事件です。 なぜか相部屋の子が水色の髪の眼鏡女子でした(二回目)。 ここは同じ事を二回言うくらい動揺していると思ってほしい。 別に古風な考えをしているわけじゃない、この思春期真っただ中の男女が同じ部屋で、間違いが起こらないだろうか? いや、起こるだろう、断言してもいい。 まぁ、相手の子は俺に興味もなく、挨拶をしたら早速自分の作業に戻ったわけだけど。 たぶん、作業しているところを見ると、眼鏡は視力矯正とかではなく、眼鏡型ディスプレイだと思われる。 俺も欲しいと思って買おうと思ったのだが、いかんせん値段がピンキリすぎるし、どれを買っていいかわからなくて断念したわけだが。 そんなわけで、最初に挨拶をしたっきり喋ってくれないルームメイトに話しかけようと思うのだが、あきらかに話しかけるなオーラが出ているため断念する。 シャワーとか、そういう日常生活に必要な相談しをしたかったのだが...... 俺らが来るまでは女子高だったIS学園、男子生徒ように設備が整っているはずもなく、大浴場はあるが使用できるはずもなく、部屋のシャワーしかない。 だが、話しかけるなオーラを出しているルームメイトに話しかけられるほど俺の肝っ玉はでかくないのだ。 仕方なしにキャリーケースからノートパソコンを取り出し、起動する。 ハード方面に強くなるように、プログラミング等をたしなむ俺だが、息抜き程度に機体を考えてたりするのだ。 今回はそれの見直しをすることにした。 せっかく操縦者になったのだ、もしかしたらこの俺の妄想の塊が現実のものになるかもしれないしね。 そんなわけでいじり始めて気が付くと数時間が立っていた。 いつもこんな感じで、いつもなら適当なタイミングで母親が呼びに来たりするのだが、今回はそれがなかったからな。 見ると食堂の使用時間も過ぎてるし、どうしたもんか? 隣を見れば相変わらず作業中のルームメイト、ご飯食べたのか? 一応集中しても周りが見えないなんてことはないが、動いたようには感じなかったが...... とりあえず、なんか適当につまめるもの作ろう。 流石に冷蔵庫などはあるが勝手にあさるのもあれなので、自前の食材で何とかすることにした。 このIS学園、寮生活ということもあり、寮にもかなり金をかけている。 普通に俺のIS学園に来る前に泊まっていた、政府が用意したホテルと同じくらいの豪華さなのだ。 そこに簡易キッチンと至れり尽くせりである。 そんなわけでそのキッチンで料理を始めたわけだが、キャリーバックに入ってるのが食パンとチョコとカ〇ルしかない。 ・・・・・・まぁ、なるようになるだろう。 とりあえず、食パンをフライパンで軽く焼き、溶かしたチョコレートを塗りたくり、粉々にしたカ〇ルをその上に振りかけ、なんちゃってサンドイッチの完成だ!一応料理はできるのだが、今回は食材が悪かったね。 後は適当に飲み物を...... キャリーケースの中に紅茶のティーバックがあったので、それを適当に入れ持っていく。 うん、今回は食材が悪かったよ...... 若干落ち込みながら、ルームメイトの机の上に紅茶とサンドイッチもどきを置く。 すると驚かれた

 

「えっとさ、もう食堂閉まったみたいだからさ、一応作ったんだ。 まぁ、ありものだから味は期待しないでね?」

 

「・・・・・・ありがとう」

 

短くお礼を言うと、俺の作ったサンドイッチもどきを食べ始めた。 それにしても気になっていたのだが、あのヘッドギアみたいなものは何なのだろうか? 髪飾りとか? あんまりじっと見ているのも失礼なので、俺もサンドイッチもどきをを食べながらパソコンをいじり始める。 もともとこれしか材料がなかったのもあるが、こうやって作業しながらを前提で作ったのだ。 さて、今いじっているのはプログラム、それもエネルギー効率関連だ。 でも、独学ということもあり、結局は素人に毛が生えた程度のものだ。 そうやって作業していると、視線を感じる。 ルームメイトからだ。 気になった俺は聞いてみることにした

 

「えっと、なにかな?」

 

「あの、その......」

 

俺を見ていたと思ったのだが、俺が声をかけたらうつむいてしまった。 ふむ、なんだろうか? 視線を感じたということは何か言いたいことがあるんだろうけど、何かわからない。 心当たりがあるとすればサンドイッチもどきがまずかったか、行儀が悪いところか? なんというか彼女、いいところの生まれっぽいし。 所作と言うか雰囲気と言うか、何と言うかそんな感じがする。 そうだとしたら確かに行儀が悪いかもしれない、俺からしたら普通なのだが。 とりあえず、それにあたりをつけ聞こうと口を開く

 

「えっと......」

 

だがここで問題が発生した。 俺、ルームメイトさんの名前を知らない。 いやだって、ルームメイトになりました、お世話になります。 って言ったら、無言で会釈して作業に戻ったんだぜ? その後は俺も作業に入っちゃうしさ。 うん、仕方ないね。 そんな風に正当化させても、相手の名前を知らないことには変わりない。 だが、ここで俺はひらめいた。 知らないだったら、知ればいいじゃない。 そんなわけで、ここまでの流れをぶった切って自己紹介を始めた

 

「俺は蒼海翼、よろしく」

 

「・・・・・・」

 

不思議そうな顔をされた。 いや、自己紹介したんだから自己紹介し返してよ。 少し傷つきながらいう

 

「自己紹介。 お互いに名前も知らないしさ、君とかねぇって呼ぶの不便でしょ?」

 

「・・・・・・更識簪」

 

「更識さんね」

 

「・・・・・・」

 

すごく嫌そうな顔をされた。 いや、いきなり名前で呼ぶの難易度高いと思うんだ。 だから気を使って苗字呼びにしたのだが、気に入らなかったのだろうか

 

「簪さん?」

 

「・・・・・・」

 

さっきよりはましだが、これも嫌そうな顔をされた。 どないせいちゅーんや。 苗字もだめ、名前もダメ。 あだ名か? あだ名がいいんだな!? だったら呼ぶぞこの野郎!!半場やけくそになりながらあだ名を考えるが、これと言っていいのが浮かばない。 あの少女、飴をあげていきなりあだ名呼びしてきた本音さんならいいのが思い浮かぶんだろうが...... とりあえず俺の貧相な頭ではどうにもならないので、本音さんが考えそうなあだ名で呼ぶことにした

 

「かんちゃん?」

 

「え?」

 

不思議そうな顔をされた。 うむ、今までで一番いい反応だが、なんで不思議そうなのだろうか? まさか、こんなあだ名で呼ぶ人がいるとか?

 

「だからかんちゃん。 苗字も名前も嫌そうな顔されたから、あだ名ならいいかなーって。 と言っても、俺のクラスメイトならこう呼びそうかなぁって思っただけなんだけど」

 

「そのクラスメイトって?」

 

なんか、妙に興味持ってるな。 もしかして本当に布仏さんと知り合いだったりして

 

「布仏さん。 布仏本音さん、知ってる?」

 

「本音......」

 

脱力したように言うかんちゃん(仮)。 どうやら知り合いのようだ、世間て狭いなー

 

「とりあえず、どうやって呼べばいいかな? さっきも言ったようにさ、君とかねぇとかじゃ不便でしょ?」

 

「簪でいい」

 

「なら簪さんで」

 

こうしてルームメイトさん改め、簪さんと自己紹介を終えた。 どうも簪さんは忙しそうだし、話せるときに話しておいてしまおうと言うことで、次の話題に移る

 

「それと悪いんだけどさ、同居人と言うわけだし、簡単にルールを決めておきたいんだけど」

 

「うん」

 

これにも簪さんは賛成だったのか、基本的なルールを決めていく。 シャワーのことだったり、冷蔵庫のことだったり。 基本的なことは決められたと思う

 

「それじゃあ最後にこれからよろしく簪さん」

 

「うん、よろしく蒼海君」

 

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