学戦都市の桜姫(リメイクします)   作:雪楓❄️

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なんとか毎日投稿出来ていますね。

頑張って投稿していきたいと思いますので、読んでもらえると嬉しいです


12話

先日の準々決勝の後、いろんな人に物凄く心配された。

私って、そんなに温厚に見えるのだろうか……。

 

とは言え、先日の結果から今日の準決勝の組み合わせが決まった。

 

第一試合

東雲琴音VSノア・ローレン

 

第二試合

オーフェリア・ランドルーフェンVSシルヴィア・リューネハイム

 

全員、各学園の冒頭の十二人。特に第二試合は、前大会の決勝のカードということもあっていつも以上の注目を集めている。

 

「琴音、どうしたんですか?」

 

試合前の私の控え室に来る人なんて、物凄く限られている。それこそ、クローディアしかいない……。

まず、星導館に知り合いが夜吹くんとクローディアしかいない……。べ、別に悲しくはないけど。

 

「いや、今日の試合楽しめるといいなって」

 

今までの試合、相手が本調子じゃなかったのか千本桜を解放すること無く勝ててしまった。

こんなことを言うのは失礼かもしれないけど、もっと全力で楽しみたい。

 

「試合を楽しむですか……。なんというか琴音らしいですが、普段の琴音からは想像もつかない物言いですね…」

 

ほんとに、みんなの中の私はどれだけいい子なんだろうか。私だって、一応剣術の一家の生まれな訳だし?普通の子と比べたら小さい頃からやってるわけだから、強い人とやりたくなるのが普通だと思う。この辺はアーネストはよく分かってくれる。

 

「そうかな?…それじゃあ、そろそろ行ってくるね」

 

「えぇ、頑張って下さい」

 

クローディアに見送られながら、私はステージへと向かった。

 

 

 

『さぁ、この王竜星武祭も残すところあと2日!本日の準々決勝第一試合、出場選手はこの2人!』

 

『聖ガラードワース学園序列7位【志剣士】ノア・ローレン選手!!』

 

周りからかなりの歓声が上がる。

流石は、ガラードワースの冒頭の十二人【銀翼騎士団】の1人と言った所だろうか。準々決勝の彼とは大違いだ。

 

『そして!ここまで圧倒的な力を見せつけ続けている星導館学園序列1位【桜姫】東雲琴音選手!!!』

 

「「「「きゃあぁぁぁ!!」」」」

 

(毎回、これ定番なのかな………?)

 

「此度は、かの有名な【桜姫】と戦えて光栄です。僕の名前はノア・ローレンです。」

 

「えっと、私は東雲琴音。よ、よろしく」

 

前回との差に驚いて噛んでしまった。

ここまで、学園の特色が出るんだと少し関心してしまった。

 

「そこで、一つお願いがあるのですが。」

 

「えっと、なんでしょうか?」

 

「全力を見せて頂きたい。手を晒したくないと言うなら結構です。その時は自分の実力を持って引き出す迄ですので」

 

「(別に全力でやることぐらいなら、構わないのに……。けど、彼がああ言うんだ。楽しみにさせてもらおう)考えておきます。」

 

『さぁ、両者準備が整ったようです。王竜星武祭準決勝第一試合スタートです!』

 

『Start of the duel』

 

『バトル、スタート!』

 

「…参ります」

 

様子見に、一気に距離を詰め一閃。

これはギリギリの所で防がれた。

私は後ろに跳び、1度距離を取った。

 

「くっ、速いですね」

 

「いぇ、まだまだですよ」

 

今度は、さっきよりも1段スピードを上げ思いっ切り振り抜いた。

 

ザシュッ

 

捉えたが、浅かった。

 

(やっぱり抜刀した状態からじゃ、軌道が見えて避けられちゃうか…)

 

『これは凄い!開幕から東雲選手の怒涛の攻撃。特に二撃目は目視すら難しかったです』

 

『そうですね。けど、多分彼女はまだ上を隠してますよ。』

 

『これよりも上があるんですか!?』

 

『えぇ、多分。先程のは多分8割ぐらいではないでしょうか』

 

(…ごめんなさい、今ので5割です)

 

「いや、まだ上があるんですか…。見てみたいものですね」

 

「………後悔しないで下さいね」

 

キンッ

 

(……私の今出せる全力。)

 

「………。参ります」

 

足に溜めた力を逃さないように、思いっ切り横に踏み切る。

 

「なっ!?消えた?」

 

相手の正面まで到達すると同時に、勢いを殺さないように踏み出し相手の右腰から左肩向けて思いっ切り振り抜く。

 

「…東雲流抜刀術【紫電一閃】」

 

「これは凄いです……ね」

 

『ノア・ローレン校章破壊&意識喪失。勝者東雲琴音』

 

『決まったぁぁ!!試合終了ーー!勝ったのは東雲琴音選手!最後の攻撃は全く見えませんでした!』

 

『ここまで速いとは驚きしかないですね。先日の準々決勝といい今回と言い、東雲選手のスピードには底がないように思えます』

 

(……少し楽しめました。ありがとうございます)

 

意識の無いノア・ローレンに感謝を伝え、私は控え室へと戻った。

 

 

 

 

 

 

 

「試合お疲れ様です。ただ琴音、あなたどれだけ速いんですか…」

 

控え室へと戻って来るなり、クローディアに呆れられた。

 

(……そんなに速いかな?総ちゃんの方が私よりも速いんだけど……。)

 

「そんなことないよ。それより、一緒に次の試合見に行こ」

 

「えぇ、それなら星導館専用のVIPルームがあるのでそこに行きましょう」

 

 

次は、シルヴィと【孤毒の魔女】の試合。シルヴィにとっては、去年のリベンジマッチ。

 

(……シルヴィ頑張れ)

 

届くことはないが、それでも私は心の中でエールを送った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どうでしたか?

だんだん、琴音が戦闘狂になりつつありますね……。

剣術の名門の家の生まれなのに、なにも技出していないことに気がつき慌てて出させてもらいました。

次回は、シルヴィVSオーフェリアです!
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