オーフェリア戦は次回で終わる予定です。
それではどうぞ!!
「………死の国」
オーフェリアから溢れ出ている瘴気が、ステージ全体を埋めつくさんと勢いよく広がる。
「(……これは凄いね……。)………[桜吹雪]」
千本桜を勢いよく広がる瘴気へとぶつける。
『……凄い!!ステージが丁度半分ずつ灰色と桜色で彩られています!!!』
『見てわかるように今は拮抗してるっす。今のところ両者互角ってとこっす』
(……互角か。)
私は千本桜に送る星辰力を増やす。
ザァァァァ
千本桜はオーフェリアの瘴気を呑み込み、オーフェリアすらをも呑み込んだ。
『東雲選手の桜がオーフェリア選手を呑み込んだぁ!!』
(……これじゃあ決まらないか。でも、確実にダメージは入った。)
千本桜を私の周りへと戻すと、その中心からオーフェリアが出てきたが多少の傷こそあるが特に支障はなさそうだった。
「………あなたには驚かされてばかりだわ……。」
「それはどうも。(残りの花弁の数は……10枚…。ちょっと不味いかなぁ…)」
私の背後に浮いている桜の花弁は、簡潔に言えば私の卍解のタイムリミット。この花弁が全てなくなれば、卍解は消えてしまう。
「………塵と化せ…」
オーフェリアから先程と同じ攻撃とは思えないほどの威力でこちらへと向かってくる。
「(……不味いなぁ。どうしよう……。一か八か)………私は拒絶する…[桜吹雪]」
私の魔女としての能力を千本桜に付与し、向かい来る瘴気の腕にぶつける。
狙い通り、瘴気の腕は消滅したが……
しかし、瘴気の腕は1本ではなくもう1本あった。
「……ぐっ。」
迫ってきた瘴気の腕を避けることは出来ず、私は掴まった。
『おーっと、東雲選手掴まってしまいました!これはオーフェリア選手が優勢か!?』
『そうっすね。今の状態から、東雲選手が抜け出すことはかなり難しいっす。』
「………あなたもこれで何も出来ないわ……。」
ガッチリと掴まれてしまった私は抜け出すことは叶わず、何度もステージへと叩きつけられた。
「かはっ……。」
何時ぶりだろうか、吐血なんてしたのは……。
残りの星辰力は殆どない…。それに卍解も解けてしまった。
「………これで終わりね……。[死の国]」
『東雲選手、避けられるか!?』
目の前からかなりの勢いで瘴気が迫ってくる。
(……これは流石にきついかな……。ほんとに………。)
《……あなたらしくありませんね、琴音。今のあなたは自分で自分の力を制御しています。それを破れるのはあなた自身なんですよ?》
……この声は千本桜か。
私が私の力を制御してる?
何のために…。
《……あなたの全力を持って目の前の彼女を倒しなさい。あなたなら出来ます……、自分を信じなさい。そして、それが出来た暁には………。》
……最後は殆ど聞こえなかった。
でも、千本桜がどうすればいいか示してくれた。
あとは、やるだけ。
「……終わりね…。」
瘴気はもう私のすぐ目の前まで来ていた。
「(ありがとう、千本桜。思い出したよ)………私は……
……………私への制約を拒絶する……」
中途半端で、短文ですみません!
ただここからが区切りよかったので、すみません!
次回、お楽しみに!!