少し無理やり感あるかもしれませんが暖かい目でお願いします。
私の身体から、星辰力が溢れ出てくる…
(……身体がとても軽い。それにこの星辰力、嘘みたい。)
「……散って、千本桜。[桜吹雪]!!」
目の前の瘴気を桜が埋め尽くしていく。
『これは!!大ピンチから一転!!東雲選手が押し返しています!!!!』
『これは予想外っす。まだ力を隠してたんすね』
「……やるわね……。」
「まだ終わらない。ここからが本番。…………卍解千本桜景厳【桜花】」
千本桜が私の身体を包み桜色の一本の刀となり私の手に収まり、私の周りは千本の桜の刀が浮いている。
私の服装も制服から総ちゃんがよく来ていたピンク色の着物へと変化した。
(……桜の花もなくなったか。)
今まで卍解が未完だったため、存在した16枚の花弁はもうなかった。
「……行くよ。[桜花紅吹雪]」
手に持っている刀で一閃。私の周りを浮いていた千本の刀が花びらになり、その軌道をなぞるように斬撃となり飛んでいく。
「……塵と化せ」
オーフェリアは斬撃を瘴気の腕で止めようとするが、それすらを呑み込み斬撃はオーフェリアに直撃する。
(……校章には当たらないか……。)
『東雲選手、オーフェリア選手を寄せ付けない!!』
『正直言って驚いてるっす。あの六花最強の魔女がここまで一方的とは』
「くっ……。ここまでとはね………。」
オーフェリアはたちあがったがかなりボロボロになっていた。
「……これもあなたのお陰。(でも、まだ千本桜には……。)そろそろ決めさせて貰うよ…。」
私は腰を落とし、刀を水平に構えた。
(…総ちゃんから教えてもらったこの技で決める!!)
私の周りの刀は数千から5本へと変わり、私の刀と同期して水平になる。
「……一歩、音超え」
「二歩、無間……」
「三歩、絶刀……無明三段突き!!」
私の突きと共に、5本の刀も全てオーフェリアへと突き刺さる。
『オーフェリア・ランドルーフェン校章破損。勝者東雲琴音』
「「「「わあぁぁぁぁぁぁっ!!!!」」」」
『し、試合終了ーー!!勝ったのは東雲選手!!王竜星武祭を制したのは星導館学園の東雲琴音選手ですっ!!!』
『いやぁ、最後の攻撃は全く見えなかったっす。多分、今までの中で1番速かったと思うっす。あのオーフェリア選手ですら反応も出来てなかったっす』
『それにしても凄い戦いでした!!これにて、王竜星武祭全試合を終わります!』
(……勝ったんだ……。)
私はオーフェリアの方へと歩いた。
「……私の負けね。あなたは強いわ…。それと、【戦律の魔女】のことは悪かったわ…。」
「ありがとう。それはシルヴィに言ってあげて、私はあなたと戦えて良かったよ。……ちょっと待っててね、傷治すから。…………………私は拒絶する」
私から出た星辰力がオーフェリアを包み、オーフェリアの傷がみるみる無くなっていく。
(…今までならこの位の傷治すの大変だったのに…。なんとも無い……。)
前ならかなり辛くなっていたのに、今は息切れの一つもしていない。
「そう言えば、運命は変えられないとかなんとかってあれ何だったの?」
「……見れば分かると思うのだけど。…私は自分の万応素が制御出来ないのよ………。だから、花にも触ることは出来ない」
確かに、オーフェリアからは今も少なからず万応素が出ている。
「……そっか。それじゃあ、これ付けてみて。」
私は自分がつけていた髪留めをオーフェリアに渡した。
オーフェリアが私から髪留めを受け取り、髪につけるとオーフェリアから溢れ出ていた万応素が止まった。
「……なぜ?」
「その髪留めね、私が小さい頃星辰力が暴走しちゃってその時にお母さんが「これに能力を込めて付けてなさい」って渡してくれたもので私の事象の拒絶の能力が付与されてるから自分の意思と関係なく出る万応素は拒絶されて消滅するって仕組み」
「……あなたの能力は反則ね……。でも、ありがとう。……それと私と友達になってくれないかしら?」
「…それぐらいならおやすい御用だよ。宜しくね、オーフェリア。」
「…よろしく、東雲さん」
「琴音でいいよ。」
「……よろしく……琴音。」
「よし、じゃあ戻ろ」
私はオーフェリアの手を引き、控え室の方へと戻っていった。
琴音、チート化!
さらに、コミュニケーション能力の急上昇!!
この話だけで、琴音の成長が凄かったですね。
カップリングについてですが【なし】という意見が多いですね。
確かに、作者も軽度とは言え男性恐怖症なのにカップリングはおかしい気が最近します。
もういっそ、このまま百合百合しい感じで良いのでは?と思う今日このごろです。
後書き長くなりましたが、今回も読んでいただきありがとうございました!!
それではまた次回〜