なんとか書き終えました。
一番書きたい部分だったのですが、急激に変化させるのは良くないと思ったら中々進みまず短くなってしまいました。
現在、他にもワートリと俺ガイル。東京喰種。SAO。の作品を書いてますのでよろしければお読みください。
それではどうぞ
今日から4日間の間、界龍にいることになってしまった私東雲琴音です。
星露に連れられて来たのは良いんだけど、この学園にここまで激しい派閥争いがあるとは知らなかった……。
「東雲さんには我々木派がご指導願う」
「いやいやぁ、東雲さんには僕ら水派と一緒に鍛錬してもらうんだよ」
「お姉様には水派が似合ってる」
先ほどからこの調子である。
界龍では強い人を慕うという風潮があるらしい。
この間の王竜星武祭を見てくれていたみたいで、放課後になるなり木派と水派?がずっと言い争っている。
ちなみに、先ほどから私のことをお姉様と呼ぶのは黎沈華。なんか私のファン?らしい。
女の子の知り合いが増えたのはいいんだけど、この学園ってやっぱり男子の方が多いみたいで……。ちょっと辛い部分もある。
それはさておき、いつになったらこの言い合いは終わるのだろうか……。
「あ、あのさ……私には派閥とか分からないからなんとも言えないんだけどもう少し仲良く出来ないのかな?」
私の言葉に両者とも固まってしまった。
が、すぐに回復したと思ったら「水派は卑怯」だの、「木派は脳筋」だの……。
「………どっちもどっち!!なんで仲良く出来ないのかなぁ?」
見ててとてもイライラしたからだろうか、ムカムカして仕方がない。
「……琴音さん?」
近くにいた虎峰くんが名前を呼んでくるがもう止まれる気がしなかった。
「どっちの派閥にもいい所があるの!それを認めないでお互い強くなんてなれる訳ないでしょ!!」
言い切った。
先ほどとは違いかなり強めに言ってしまい、周りの人は虎峰君も含めみんな固まってしまっている。
「「「「さ、流石です」」」」
「えっ!?」
てっきり文句を言われるものだと思っていた。他学園の者が自分の学園の事情に首を突っ込んできて更に文句を言われたのだから。…………まさかこうなるとは。
「お姉様の言葉、しっかりと胸に刻みました。」
「流石です、琴音さん。」
沈華、虎峰くん……。
あなた達だけが頼りだったのに……。
この後は言うまでもなく大変だった……。
木派と水派。仲良くとは言ったもののまだ少しは溝があるみたいで最初は関わろうとはしていなかった。
そのせいで、最初は虎峰くんと模擬戦をやって木派の人たちに色々教えていたら沈華が私のことを水派の方に連れていき沈華と沈華の兄である黎沈雲の2人と模擬戦をやる羽目になった。
この学園特有の星仙術というものはとても興味深くて教えてもらえて良かったがそれよりも疲労の方が大きかった。
(……やっぱり木派と水派、一緒に鍛錬したら強くなると思うんだけどなぁ。それに今まで星露はこんな大事なことをほっぽり出してたのか…………。)
怒涛の1日目が漸く終わり、明日からの3日間に多少の不安を感じながら眠りについた。
次回もお楽しみに!!