学戦都市の桜姫(リメイクします)   作:雪楓❄️

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今回で界龍編は終わりです!!!

活動報告の方にこれからの作品の更新について載せたので良ければ見てください。


東京喰種の作品、出来たら読んでください



20話

怒涛の初日を過ぎてしまえばそれからの2日目、3日目はとても楽だったと言える。

なにより、初日ではとてつもなく深い溝があった木派と水派が驚くことに3日目にはお互いに教えあっていたのだから驚きしかない。

虎峰くんや沈華に聞いたところ、私が木派のトップの虎峰くんを遠距離攻撃のみで倒したことと、水派のトップのセシリーを剣術のみで倒したのを見て考え直したとかなんとか。

そんな感じでルンルンで迎えた最終日なのだけど……………なんで【覇軍星君】と模擬戦をやる羽目になってるの……?

 

「お主手を抜くでないぞ?暁彗は妾の一番弟子じゃ、いくらお主とて簡単に勝てる相手ではないと思うぞ?」

 

それはそうだろう。なんと言っても彼は六花最強の魔術師と名高い。

多分、私が知りうる六花の人物ならオーフェリアの次か同等の強さ……。

 

「いや、そうじゃなくて!!なんで私が【覇軍星君】と試合しなきゃいけないの!?」

 

危なく星露に丸め込まれるところだった…。

 

「暁彗がどうしてもお主と一戦交えたいと言うもんでな……。ほんとじゃったら、妾がやるつもりじゃったのに…。」

 

いや、星露となんてやって勝てるわけないでしょ!?

それならまだ【覇軍星君】の方がいいよ!?

 

「……どういう理論かはもう突っ込まないよ……。やればいいんでしょ?やれば!」

 

こうなればヤケクソだ。

私自身、強い人と戦うことは好きだし…。人にもよるけど…。

 

「おぉそうか。お主の速さを近くで見れるとはのぉ。」

 

私よりも速く動ける人が何を言う。

 

「その代わり、卍解はしないからね。まぁそこまで追い込まれたら使うけど」

 

一応敵な訳だし、出来るだけ隠しておきたい。

 

「それはわかっておる。妾は全力の速さが見れれば充分じゃ。」

 

……卍解すれば今よりも数倍速くなるんだけどなぁ……。

まぁ黙っていよう。

 

「はいはい。それじゃあ、一戦やってくるよ」

 

星露にそう告げ、鍛錬場へ向かうと既に武暁彗は精神統一をしいつでも戦える準備が出来ていた。

 

「……すまない、こちらの勝手で」

 

「いえ、私もあなたとは1度やってみたかったので」

 

「……そうか。そう言ってもらえると助かる」

 

武さんは一言二言話すと所定の位置に立った。

 

(……口数少ない人だなぁ。)

 

私も無駄な感想を抱きつつ、所定の位置に立ち鞘に手をかける。

 

 

「………不撓の証たる赤蓮の名の下に、我東雲琴音は汝武暁彗への決闘を申請する」

 

「……我武暁彗は汝東雲琴音の決闘申請を受諾する…」

 

お互いが了承したことで交渉が輝き決闘開始の合図がかかる。の校章が交渉に

 

(…まずは様子見)

 

六分の速さに調整し、一気に距離を詰め抜刀

 

チッ

 

(……流石に避けられるか……。)

 

千本桜は【覇軍星君】の制服を掠めるに留まり、避けられてしまった。

 

(…う~ん。加減が難しいんだよね)

 

この間のオーフェリアとの一戦以来、星辰力(千本桜が言うにはまだ本来の半分程)が戻った影響で身体能力もかなり向上しているため、以前までの10割と今の6割ほどが同じぐらいのスピードなわけである。

 

「……流石ですね。それじゃあ、次も避けてくださいね?」

 

【覇軍星君】は私の発言に一瞬驚いた顔をしたが、すぐに平静を装い構え直す。

 

私は1度距離を取り、千本桜を鞘に戻しその場で足の調整をする。

 

トンットンッ

 

 

(……八分。……………いける)

 

腰を落とし、思いっきり地面を蹴る

 

 

ガキィィィン

 

(…………防がれるかぁ。)

 

千本桜は校章ギリギリのところで、【覇軍星君】の腕に防がれてしまった。

 

(……流石は界龍の序列2位か。セシリーより星仙術が凄いのも伊達じゃないと……。)

 

「……こちらからいかせてもらう………急急如律令」

 

私がいる所に雷が落ちる。

 

バリバリッ

 

回避しようとしたがギリギリ避けきれず足に当たってしまい足が使い物にならなくなった。

 

「……これでお主のスピードも出せないだろう……」

 

普通はそう思うだろう。

片足とはいえ焦げているのだから、もう勝負は決まったようなもの。

 

「………本当は使いたくなかったんだけど。負けるのも癪だし。…………私は拒絶する」

 

足に星辰力を集め傷を無かったことにしていく。

これには流石の【覇軍星君】も言葉を失っていた。

 

「……さて、それじゃあ敬意を評して今の全力でやらせてもらうね。」

 

腰を出来るだけ落とし、抜刀の構えをとる。

 

「(今の速さなら気付かれずにいける……。)……東雲流抜刀術[紫電一閃]!!」

 

キィンッ

 

パキッ

 

『武暁彗校章破損 勝者東雲琴音』

 

(……ふぅ。ギリギリかな)

 

武さんの方を見るとまだ信じられないのか、棒立ちしているので私は近くに歩いていって手を伸ばした。

 

「……ありがとうございました。」

 

武さんは一瞬驚いたように見えたがすぐに握手仕返してくれた。

 

「……最後のは斬られたことにすら気付かなかった……」

 

それだけ告げ立ち去ってしまったが、最後の一言はとても嬉しい。

気付かれない速さ。それは私が目指す速さ。

だけど、あっちにいる星露には見えていたみたいだ。

 

「いやぁ、お主は相当速いの。妾でもあの速さは出せん」

 

つまり、星露に速さでは勝てているのだろうか?

だとしても、今のままじゃ星露には勝てないのはわかりきっているし卍解したところでそれは変わらないだろう。

 

 

(……星露に勝つには千本桜が言う私があるショックから封印してしまった残りの半分を解放しないといけない。けど、さっぱり検討がつかない………いつも私の夢に出てくる彼女が関係しているのかな………?)

 

力が半分戻ってからというもの、前よりも強く出てくるようになった彼女。

彼女が誰なのか…それさえ分かればなにか掴めるかもしれない……。

 

 

 

 

 

 

 

武さんに勝った後、色んな人が押し掛けてきて大変だったのは言うまでもない…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




もはや、琴音がチートですね……
まぁまだまだ勝てない相手はいるので勘弁して下さい。



次回更新、出来るだけ早くしたいと思いますのでお楽しみに。

次回はクインヴェールの予定です!
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