学戦都市の桜姫(リメイクします)   作:雪楓❄️

26 / 83
原作に入ったら入ったで絡ませ方に悩みあまり上手く話が思いつかず遅れてしまい申し訳ないです





25話

「咲き誇れ!銃槍の白炎花!」

 

ユリスの背後に青白い炎の槍が出現すし、謎の転入生くんに飛んでいく。

 

(……へぇ、やるねあの子…………じゃなくて、なんで決闘なんてしてるの!?)

 

ユリスが部屋で爆発なんかを起こしてくれたおかげで、事後処理をするハメになり遅れてここに来たのだけど……。

 

「総ちゃん、これどうなってるの…?」

 

「あ、琴音遅かったじゃないですか。えーとですねぇ、彼が何やら着替えを覗いたらしくてそれで決闘を申し込まれて今に至るってところですかねぇ……あ、この団子美味しいですねぇ」

 

団子を食べながらそう言う総ちゃん。

 

(…いつの間に団子なんて買ったんだろう…。そう言えば透は……?)

 

総ちゃんと一緒にいたはずの透がいないことに気がつき、周りを見渡して見るとすぐに見つかった。

最前列で盛り上がる透。その横には見たことのある後ろ姿が2つ。

 

(……何してんのよ、透。まさかあの2人と一緒にいるとは)

 

透の横にいるのは、夜吹くんに一ノ瀬先輩の2人。

流石と言うべきかなんというべきか。

私とは比べ物にならないほどコミュニケーション能力が高く人懐っこい透だが、ここまでとは流石に思わなかった。

 

(………ん、あれは)

 

戦っているユリスと転入生の奥に見える微かな光。

 

「琴音!!」

 

総ちゃんにも見えたらしい。

 

「私が弾くから、総ちゃんは二人の保護お願い」

 

「えぇ、わかりました」

 

見学人を飛び越え、2人との間に入る。

 

キィン

 

「……ふぅ。総ちゃん、2人は大丈……夫そうだね…」

 

無事を確認するために振り返ると、刀を抜いて構えている総ちゃんの後ろではユリスが転入生くんに押し倒されているところだった。

 

「……総ちゃん、私達は行こっか」

 

「そうですね」

 

そう言ってその場から去ろうと思ったのだけど

 

「「ちょっと待って〜!!!」」

 

と止められてしまったのだが、運の悪いことに私の袖を掴んだのは転入生くんだった。

 

「…やめっ」

 

そう言って転入生くんの腕を払おうとしたのだけど

 

「そこまでですよ」

 

クローディアが手を叩いて歩いてきた。

 

「確かに我が星導館学園は、学生に自由な決闘を認めていますが……残念ながらこの度の決闘は無効とさせていただきます………それと天霧くん、琴音から手を離した方が身のためですよ?」

 

そう言いながらパンドラを抜くクローディア。

 

「えぇ、早く離した方がいいですよ」

 

1度しまった菊一文字に手を掛ける総ちゃん。

 

「早く姉ちゃんから手を離しなよ」

 

いつの間にか煌式武装を構えている透。

 

(…透、煌式武装なんて持ってたの?)

 

そう思ったところ、「俺の煌式武装がない〜!!」と何処からか元序列1位の声が聞こえた。

 

「ご、ごめん」

 

と言って転入生くんは私から手をどけてくれた。

 

「……そ、それよりクローディア、一体何の権利があって邪魔をする!!」

 

「あぁ忘れていました、赤蓮の総代たる権限をもって、ユリス=アレクシア・フォン・リースフェルトと天霧綾斗の決闘を破棄します」

 

クローディアのその言葉に赤く輝いていた校章がその光を失った。

ユリスは未だに納得いってないらしく、不満そうな顔をしている。

 

「いくら生徒会長でも、正当な理由なく決闘に介入することはできなかったはずだが?」

 

「理由ですか…。それならありますよ、まだ彼らには転入手続きが残っていますので。」

 

笑顔で説明するクローディア。

これにはユリスも反論出来ずに歩いていってしまった。

 

「さて、天霧くん、沖田さんと東雲くん付いてきてください。それと琴音も来ますか?」

 

「んー、いいかな。やらなきゃいけない事があるし。」

 

先程多分ユリスを狙っていたであろう犯人を突き止めなきゃいけないこともあるが、あの転入生くんは少々苦手な感じがしたのもある。

 

「…そうですか。」

 

クローディアはあからさまに落ち込む。

 

「あ、そうだクローディア。特待生なら純星煌式武装の検査出来たよね?」

 

「えぇ出来ますが。」

 

「それじゃあ、透には必ずやらせてね。総ちゃんはもしかしたら断るかもだけど」

 

この間見学させてもらったときに透に丁度良さそうな純正煌式武装があった。

総ちゃんが断る可能性があるのは、総ちゃんが持っている菊一文字が理由。

彼女の持つ菊一文字は純星煌式武装と遜色のないほどの切れ味をもつ。故に必要がない。

 

「それじゃあ、私はここで」

 

「えぇ、また後で」

 

「またね〜、姉ちゃん!」

 

「琴音、さようなら!」

 

私の挨拶に各々返してくれる。

 

(…有難いんだけど、ちょっと恥ずかしいかな)

 

先程まで決闘していただけあってまだ人が大勢いる中で、あの挨拶をされて残されるのは中々に恥ずかしい。

 

(……さて、やりますかね)

 

私は1度感情を落ちつけ、事件?の調査を始めることにした。

 

 

 

 

 




久しぶりの一ノ瀬先輩の登場?でしたね


話が進む度思うことなのですが、やはりそのうち琴音をめぐって六花が吹き飛ぶ気が……。

沖田さんが加わったことで更に百合百合しい感じになりましたが後悔はしていません!!
ちなみに、もう1人追加予定のキャラも女性です。
弟とアーネストぐらいしか、男性キャラいませんがこれからもお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。