学戦都市の桜姫(リメイクします)   作:雪楓❄️

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早く鳳凰星武祭に入りたいっ!

時間が出来たので更新です!!

これからは少し更新出来るかと思いますのでお楽しみにしてください


29話

 

鳳凰星武祭、総ちゃんと出場することが決まり特訓の日々が続く中周りも続々と出場者が決まりつつある。

 

(それにしても…、透め………)

 

クローディアから貰った星導館の現状の出場ペアのリスト。

私と総ちゃんを始め、在名祭祀書に名を連ねる者たちのペアの名前が続く中気になるペアが一つ。

・東雲透&一ノ瀬翔

 

(……あの2人……)

 

私が誘った時には適当な理由を付けて断ったくせして、まさかあそこ2人で組んでくるとは……。

 

「…大丈夫ですか?琴音」

 

「うん、ちょっと叩きのめさなきゃいけないペアを見つけてね」

 

「そ、そうですか。それよりも始まりますよ」

 

「あぁ、うん」

 

私と総ちゃんは今決闘の観戦中。

現序列4位の綺凛ちゃんとあの転入生くんの決闘。

あの転入生くんが喚いていることから考えられるに、あの綺凛ちゃんの後ろにいる綺凛ちゃんの叔父がなにかした事に対して転入生くんが何かを言い、それを受けてあの叔父が決闘をさせたのだろう。

 

「見ものですねぇ、あの刀藤流と天霧辰明流の戦いとは」

 

「…天霧辰明流?」

 

私が知っている流派は私の実家の東雲流と刀藤流。

他にも小さな流派はいくつ知ってはいるが、天霧辰明流は聞いたことがない。

 

「琴音が知らないのも無理はありませんよ、細々とした小さな流派ですから。私もたまたま旅をしていた時に見つけた感じですから」

 

キィン

 

私と総ちゃんが話している間に、決闘は始まっていたらしく転入生くんがかなり攻めているように見える。

それに加えて、転入生君の持つ黒炉の魔剣の能力もありかなり優位に立っている。

 

(……なかなかの腕。けど、決闘はあれじゃ勝てないよ)

 

決闘慣れしてない。

つまり、彼は綺凛ちゃんの攻撃をギリギリのところで躱すだろう。それは戦闘においては有効な手だけど、決闘においては致命的になる。

 

そして、何度目かの攻防が続いたとき転入生くんの動きが一瞬鈍った。

その瞬間を綺凛ちゃんが逃すはずもなく

 

『校章破壊 勝者刀藤綺凛』

 

(……今の)

 

決闘が終わるなり、転入生くんはユリスの手によってどこかへ連れていかれてしまった。

周りの見物人もいなくなり、私と総ちゃんも行こうとした時

 

「あの程度の相手に手をこまねくとは…」

 

そう言って、綺凛ちゃんを叩こうと手を振りあげる叔父。

 

パシッ

 

「何してるんですか?綺凛ちゃんは勝ちましたよね?」

 

振り上げられた手が綺凛ちゃんへと届く前に、私はその手を止めた。

 

「き、貴様は」

 

「綺凛ちゃん、大丈夫?」

 

「え、あはい。ありがとうございます、琴音さん」

 

綺凛ちゃんの無事を確認し、もう一度叔父の方に向き直る。

 

「なんの権限があって綺凛ちゃんに手を上げてるのか知りませんが、これ以上手を上げるのは私が許しません」

 

「貴様のような小娘が…、くそっ」

 

綺凛ちゃんの叔父はそう言ってどこかへ歩いていってしまう。

 

「あ、ありがとうございました。琴音さん、鳳凰星武祭出るんですよね?」

 

「うん、そうだけど?」

 

「わ、私も出れたら出ようと思うのでその時はお願いします!」

 

綺凛ちゃんはそう言うとどこかへと走って言ってしまった。

 

「いやぁ、流石琴音ですね〜」

 

いつの間にか金平糖を食べている総ちゃん。

 

「見てたなら手伝ってよ…」

 

「いえ〜、私あの人苦手なんですよ。綺凛ちゃんは好きですけど、どうもあの人と関わるのは」

 

そう言いながらも金平糖を食べ続ける総ちゃん。

 

(私も別に得意な訳じゃないんだけど……)

 

そんなことを思いながら、総ちゃんの金平糖を1粒取って食べる。

 

「あー、琴音食べましたね!?」

 

すぐさま総ちゃんと距離をとる。

 

「いいでしょ?1粒ぐらい」

 

「いえ、許しません。食べ物の恨みは深いんですっ!」

 

そう言い追いかけてくる総ちゃん。

 

「逃がしませんよ、琴音」

 

 

 

私と総ちゃんの追いかけっこは総ちゃんが手持ちの金平糖を全て落とすまで続いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





結局、透たちも出場します!!

鳳凰星武祭で、追加キャラを出していきたいと思いますので新キャラの案お願いします!!

あと感想もお待ちしております
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