この作品待っていてくれている人がいるかわかりませんが、この作品と東京喰種の作品を主体に更新して行きますのでよろしくお願いします!!
昨日の1戦以来、戦いたくてウズウズしているのか珍しく和菓子を食べずに菊一文字を眺めている総ちゃん。
「……ほら、行くよ」
「えぇ!!やっとですね」
珍しくスキップをしながら、会場へと向かう総ちゃんを私も後ろから追いかけるようにして会場へと足を向けた。
『さぁ、本日もやって参りました!!!Aブロック第2回戦。出場選手の紹介です!!!』
『まずはこの2人!!ガラードワース学園序列29位【優戦士】セレス・ローレンス選手と序列39位【良従士】セル・マルス選手』
『そして、1回戦圧倒的な強さを見せたこのペア!!星導館序列1位【桜姫】東雲琴音選手と序列2位【瞬神】沖田総司選手!!』
『前回は沖田選手は全く戦わなかったすから、今回はどう動くか楽しみっすね』
『えぇ、そうですね!!さぁ、両者準備が整ったようです!!』
『鳳凰星武祭Aブロック第2回戦!』
『Start of the duel』
『バトルスタートです!!!』
始まったが相手は1歩も動く気配がない。
私のカウンターを警戒してのものだろうけど、私の能力なら別に動こうが動くまいが関係はない。
「……総ちゃん、あとはお願いね」
「えぇ!!沖田さんにお任せ下さい!!」
私は総ちゃんから二歩下がったところで腰を下ろす。
『おっと?今回は東雲選手が座り込んでしまいました!!』
『これは、前回の逆っすね。』
私のやることと言えば今回は特にないので、ただ総ちゃんを眺めることにした。
「沖田総司、推して参る!!」
スパッ
『セレス・ローレンス、セル・マルス 校章破壊』
『End of duel』
『決まった〜!!!これが瞬神!!!』
『いやぁ、これは凄いっす。』
『これによって、東雲・沖田ペアの本戦出場が決定致しました!!』
『本戦でも楽しみっすね』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「あなたたちは、本当に規格外ですね……。」
控え室に戻ってくるなり、唐突にクローディアに言われたこの言葉。
(……別に、予選ならこれぐらいが……)
「いえ、当たり前じゃありませんよ!!あなたたち2人に序列では次ぐ天霧くんとユリスのペアでもこんな試合はしてません!似たようなことを、桐ヶ谷くんと結城さんのペアと透くんと一ノ瀬先輩のペアはやっていましたが……」
「それはそうと、初戦の相手は誰なんです?」
総ちゃんはクローディアの言う事に興味すら持たずに、団子を頬張りつつクローディアに質問をする。
「えっとですねぇ、2人の初戦は……アルルンカントの自動起動兵器のペアですね」
…自動起動兵器のペアか。
「漸くですかぁ。楽しみですね、琴音!!」
「うん、少しは楽しめそうだしね」
「……あなたたちぐらいですよ、そんなことを言ってるのは……」
クローディアに何故か呆れられたが、私達からすれば手加減をする必要のない相手。
とても楽しみなのだ。
「あなたたちと戦う相手には同情しますよ…。」
クローディアはそう言うと用があると言ってどこかへ行ってしまった。
「そう言えば琴音。この間、いい和菓子屋さん見つけたんですけど行きませんか?」
「行く!!早く行くよ、総ちゃん」
それ以来、私がその和菓子屋さんに入り浸ることになるのは言うまでもない。
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