これからは基本この作品は毎日更新していけると思います!!
喜んでくれる方がいるか分かりませんが、一応の報告でした
本戦と予選の間の1日の過ごした方というのは人それぞれだろう。
多くの勝ち残ったペアは、連携の確認であったり、作戦を考えたりと少なからず星武祭についてのことをするだろう。
「琴音、この団子美味しいですね〜」
何を隠そう私達はこの貴重な1日を和菓子屋巡りに使っている。
「総ちゃん、このお店はお茶がいいの。団子ならさっきも食べたよね?」
「そう言う琴音こそ、さっきからお茶とお餅しか食べてないじゃないですか!!」
私と総ちゃんが唯一分かり合えないもの。
それは…………食べ物の趣味。
総ちゃんは、日頃から分かる通り金平糖と団子が大好物。
対して私は、お茶とお餅が大好物。
団子とお餅が同じだという人が居たら、それは違う。
団子よりも断然お餅の方が美味しい。
「それはそうと、この後はどこに行くの?」
「ふふっ、なんとですね!!」
何故かテンションがハイになった総ちゃん。
「噂なんですが、再開発エリアの方に絶品の茶菓子屋があるらしいんですよ!!」
これには驚きを隠せなかった。
再開発エリアの方にそんなお店があるなんて、六花に来て1年になるが全く知らなかった。
「総ちゃん!!早く行こう」
「ちょっと待ってくださいよ、琴音〜」
まだ団子を頬張っている総ちゃんを置いて、私は駆け出した。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「………総ちゃん、本当にこんな所にあるの?」
「………えぇ、多分………」
総ちゃんが意気揚々と案内したのは、再開発エリアの中でも本当に廃れている地域。
そしてかれこれ、探すこと数分。
「……総ちゃん、噂は嘘なんじゃ……」
私も総ちゃんも心が折れかけ、商業区へと戻ろうと思ったのだが
「……琴音っ!」
私と総ちゃんの視線の先には、探していた茶菓子屋ではなく1人の少女が居た。
「うん。けど、あの子何かがおかしい……」
見たところ綺凛ちゃんと同じくらいの年齢のようだが、見て取れるほどの怪我に覚束無い足取りと明らかに普通じゃない。
ドサッ
「……あっ!」
少女はその場に倒れてしまい、私と総ちゃんは急いでその少女の元へと駆け寄った。
「……琴音、その子は?」
「…分からない。けど、このままほっとくと危ない…。」
抱き抱えた少女は、どんどん衰弱しており病院まで送っていられるほどの時間もない。
(……私なら治せる…。けど………)
私の魔女としての能力を使えばこの少女のことを救うことは容易い。
それでも、これだけの怪我を代償もなしに治せるほど私の能力は万能な訳じゃない。
「……琴音、助けてあげてください。星武祭ならまたありますし、後のことは私に任せてください!!」
胸を張ってそう言ってくれる総ちゃんは、とても頼もしく見えた。
だが、私がいなくても最悪総ちゃん1人でも勝てるのではないのだろうか?
そう思った、私の気持ちは総ちゃんの言葉ですぐにかき消された。
「……私は、琴音と一緒じゃなきゃ鳳凰星武祭は戦えませんし、戦うつもりもありませんよ。」
「……ごめんね、総ちゃん」
アルルンカントとの初戦。とても楽しみにしていた総ちゃんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
私は、少女を1度下ろし手をかざした。
「………私は拒絶する……」
その瞬間に私の治癒能力を上回った分の少女に蓄積された痛みが私へと流れ込んでくる。
(………こんなに……この子に何があったの?)
「………誰?」
最後に意識が戻った少女の声を聞き、私は星辰力を殆ど使い更に流れ込んできた痛みにより気を失った。
遂に出すことが出来ました!!!
アイディアを下さった方、遅くなって申し訳ないです!!
それではまた次回!!