なんとか今日中に書き上げられました!
感想いただいて、思ったのですが皆さんあまりフィリアのこと知らないのでしょうか?
確かに、SAOのゲーム限定キャラなのであまり有名ではないと思いますが知名度の低さに少しショックを受けました。
ちなみに、前回出てきた竹宮琴音というのはフィリアのリアルネームです!!
「…咲け、千本桜」
一旦、総ちゃんと哀歌ちゃんを引き剥がすために哀歌ちゃんを千本桜で包み込み、私は総ちゃんの元へと駆け寄る。
「…総ちゃん、大丈夫?」
私がクローディアたちと話している間、ずっと足止めをしてくれていた総ちゃんは少し辛そうだった。
「えぇ、なんとか。ただ早くしないと彼女が危ないかもしれません」
「……そうだね。取り敢えず、総ちゃん治すね。……私は拒絶する」
総ちゃんの言う通り、あのまま暴走し続けたら身体が持たないし何より星辰力を全て使い果たしかねない。
「…来るよ、総ちゃん」
哀歌ちゃんは、私の千本桜による包囲を星辰力のみで弾き飛ばした。
「……うわぁ。自信なくなるよ」
「さっきよりも、化け物じみてますね…」
星辰力のみで、私の千本桜を弾き飛ばしたということは"今の私"よりも数段星辰力が多いということ。
総ちゃんの言う通り、見た目も先程よりも禍々しく発している言葉も片言で何を言っているかも分からない。
何より、溢れ出ている星辰力がドス黒い。
「…それじゃあ、行こっか。総ちゃん」
「えぇ。琴音、鳳凰星武祭で溜まったストレスを発散しましょう」
(………やっぱり、出たかったのね)
総ちゃんの一言に若干心を痛めながら、総ちゃんの横に立ち哀歌ちゃんを見据える。
「「……推して参る」」
私と総ちゃんの戦法は、鳳凰星武祭のために練習していた総ちゃんが近距離で私がサポートに回るというもの。
(……速いね)
哀歌ちゃんは、私と総ちゃんの連携を意図も簡単に躱している。
千本桜で壁を作っても、それを溢れ出てくる星辰力で壊し総ちゃんの攻撃は手に持っている武器で防いでいる。
加えて、溢れでている星辰力のせいで総ちゃんも容易に近づけずにいた。
「……ハァハァ。すみません、琴音。火力不足みたいです」
元々、総ちゃんの剣は人を殺すためのもの。
今回のように、相手を殺さずに助けるためのものではない。
そのため、必然的に総ちゃんは手を抜かなければいけない。
「……そうみたいだね。総ちゃん、ありがとね。後は私に任せて。」
「すみません、あとは任せます」
そう言うと総ちゃんは、クローディアにいる場所まで退いていった。
(……正直、総ちゃんと2人がかりでも糸口すら見えなかった。でも、やるしかない。)
2人でも糸口すら見えなかった相手に対してわざわざ1人で挑むのは自殺行為だ。
だが、私の卍解は1人でこそ本領を発揮出来る。懸念があるとしたら、それは哀歌ちゃんを無事に助けられるかどうか。
(……迷ってる場合じゃないよね。)
「……行くよ、哀歌ちゃん。……卍解 千本桜景厳【桜花】」
「……ジャマ……スル……コロス」
「……[桜花驟雨]」
数千本の刀が、哀歌ちゃんの居た場所へと突き刺さる。
(……効いてなさそうかな)
土埃が晴れ、出てきた哀歌ちゃんは若干の傷こそ見えるが殆ど無傷に近かった。
「……これならどうかな。[桜花紅吹雪]」
オーフェリアに撃ったのとは威力も速度も違う。私の星辰力の殆どを上乗せした。哀歌ちゃんを殺すつもりで放った一撃だった。
「…………うそ」
私の斬撃が通り過ぎた後に見えたのは、私の斬撃を受けてもう立ち上がれないはずの傷なのに未だ暴走を続けている哀歌ちゃんの姿だった。
「……シンデ……」
……私は一瞬で迫ってきた哀歌ちゃんの刀に、なす術なく斬られた。
キリがよかったので、今回は若干短いですがここまでです。
皆さんからの感想お待ちしております。