学戦都市の桜姫(リメイクします)   作:雪楓❄️

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ギリギリ毎日更新。

なんとか、展開思いついたので若干無理があるかもしれません。


あと、フィリアの誕生日3月31日に決まったらしいですね!!
………てことはメモデフ、来年までガチャ来ない……


43話

 

 

 

ザシュッ

 

「…くっ」

 

哀歌ちゃんは私を斬りつけた後、その手を弱めることなく二撃目を私の首を狙ってきた。

 

(……無理かな)

 

防ごうにも間に合いそうにもなく、私に迫る凶刃を私は受け入れようとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、その凶刃が私の首へと届くことは無かった。

 

「っ、琴音!!」

 

「………総………ちゃん?」

 

朦朧とする意識の中、私が最期に見たのはボロボロになりながら私を守るために剣を振るう親友の姿だった。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「……んっ。ここは?」

 

目を覚ました私が居たのは、真っ白な空間。

 

(………ここは、あの子の。)

 

最近よく見る少女の夢。

その少女がいつでもいる空間。何もなく、ただ果てしなく広く真っ白い空間。

 

「また来たんだね」

 

少女はいつの間にか目の前に座っていた。

 

「……うん。けど、早く戻らないと」

 

「ううん、今のお姉ちゃんが戻っても同じことになるだけだよ。」

 

 

この娘の言う通り。私が戻ったところで、彼女を押さえつける手立てすらない。

………それでも、私は戻らないわけには行かない。

 

「………でも、行かなきゃ。」

 

「…そっか。」

 

少女はそう言うと私の方へと近づいてきた。

 

「……ごめんね、お姉ちゃん。これはあなたの為でも私の為でもあるの。辛いだろうけど、我慢してね」

 

そう言って少女が、私のこめかみへと手をかざした瞬間私の意識は再び奪われた。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

(………ここは……私の家?)

 

私の目の前にあるのは、いつもの私の家。

だけど、少しだけ色褪せているように感じる。

 

「……やめるんだっ!!」

 

(………この声は。まさか………)

 

もう二度と聞くことが叶わないと思っていたこの声。

だが、声の焦り具合からして何かが起こっているのは容易に分かった。

 

(……とりあえず、行ってみよう)

 

私は声の行く方へと向かった。

その途中で分かったことだが、周りの人に私は見えていないらしい。

先程、門下生とぶつかりそうになったが私のことはすり抜けて行ってしまった。

 

(………これは……なに?)

 

声がした方に辿り着くと、そこに居たのは死んだはずのお父さん。

そして、その向こう側には星辰力が先程見た哀歌ちゃんが比較にすらならないほど星辰力が溢れ出ている少女がいた。

 

(………あの娘なの?それにあの星辰力は……私なんか比べ物にもならならない…)

 

お父さんの目の前にいる少女は、いつも私の夢に出てくるあの娘にとても良く似ていた。

 

「……光陽さん、あの娘を助けてあげてください。」

 

「紅葉……もちろんだとも。あの娘は、琴音は私たちの大切な子供だ………紅葉、子供たちのことはよろしく頼んだ」

 

お父さんはそう言ってお母さんを抱き締めた。

 

「…………えぇ、わかりました。」

 

(……あれは私なの………?それに、お父さん何をするつもりなの…?)

 

お父さんはお母さんから離れると、暴走している私の方へと向かって歩き出した。

 

 

 




今回も短じかくて申し訳ないです!

このまま書いても良かったのですが、やっぱり切った方がいいと思ったので続きは次回に回しました。


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