学戦都市の桜姫(リメイクします)   作:雪楓❄️

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そう言えば、fgoの3周年そろそろですがほかのアプリに比べてfgoの何周年イベントって弱いと思うのは僕だけでしょうか………。
まぁ、課金者大好きゲーなので仕方ない気がしますが……。


ちなみに、僕はフィリアの誕生日決まってとてもテンション高いです!!


それでは、本編どうぞ〜


44話

 

(………お父さん、なにを………?)

 

お父さんは、そのまま私の方へと歩き続け遂には吹き荒れる星辰力の中へと入っていってしまった。

 

(……そんなことしたら………)

 

あんな星辰力が吹き荒れている所に入って行けば、無事では済むはずがない。

お母さんの方を見ると、お母さんは今にも泣き出しそうな顔をして見守っている。

 

(……………まさか…)

 

私の頭に浮かんだ一つの答え。

それは私にとって受け入れ難い事実であり、そうでないことを信じたかった。

 

(……やめて、やめてよ。そんなことしたらお父さんが……)

 

私が幾ら心の中で叫ぼうが、その声は誰にも届くことはなかった。

 

(………お父………さ…ん)

 

吹き荒れる星辰力が収まって出てきたのは、虫の息のお父さんとお父さんに抱きしめられて眠っている私だった。

 

「…光陽さんっ!!」

 

お母さんは、お父さんの姿を見るなり駆け寄っていった。

 

「…紅葉……、琴音から……この…記憶を……」

 

「えぇ、分かっています」

 

そう言うとお母さんは、私の頭へと手を翳した。

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「……これが真実だよ、お姉ちゃん。そして、私たちはその時のショックから無意識のうちに力を封印してしまった」

 

「………………………」

 

ずっと、父は統合企業財団に殺されたものだと思っていた。

今までお母さんも、家の人たちも父のことについて詳しくは知らないの一点張りだった。

それはそうだろう。

実の娘の暴走を止めるために命を落としたなんて、本人に言えるはずもない。

銀河にも事件の真相について、調査を頼んだのにあんな曖昧な答えしかかえってこなかった理由もこれで分かった。

 

「………私だったんだね。お父さんを殺したのは…。」

 

「……そう。そして、お姉ちゃんのことを守るためにお母さんが10歳以前の記憶を消した。そして、無意識のうちに封印されたお姉ちゃんの力が私。」

 

(………私なんか…)

 

私は哀歌ちゃんを、救い出すなんて大層なこと言える人じゃない。

まして、透たちの隣にいることすら……。

 

「お姉ちゃん、それは違うよ。私たちのお父さんがお姉ちゃんを、私を助けたのはお姉ちゃんに殺人の罪を負わせるためじゃないんだよ?」

 

「………そんなことはわかってるよ。それでも、私はお父さんを殺した。それは紛れもない事実」

 

お父さんは死ぬ必要はなかった。

なのに、私のせいで死なせてしまった。

 

「………お姉ちゃんは何をうじうじしてるの?」

 

「……なにって……」

 

「お姉ちゃんがうじうじしたところで、お父さんは返ってこない。そんなことよりも、お姉ちゃんにはやらなきゃいけない事があるんじゃないの?ちゃんとしなよ!!お姉ちゃんは、世界の暗部のトップ東雲家の当主なんだよ!?お父さん1人を殺したことが分かったぐらいでうじうじしてんじゃないよ!!」

 

「………そんな事言ったって…、お父さんを殺したんだよ?」

 

「お父さんは、お姉ちゃんの枷になるために死んだんじゃない。お父さんは、お姉ちゃんなら……私ならそれすら糧に強くなれるって信じてくれてた。お姉ちゃんは、お父さんの最期のお願いすら無下にするって言うの?」

 

……お父さんの願い?

お父さんが死んでから私は、東雲家当主として何度も手を汚してきた。その度にお母さんが、私を慰めてくれて優しく微笑んでくれた。

それは総ちゃんも同じ。

私が当主の座についてから、総ちゃんは私の一番近くで私と一緒に汚れてくれた。

 

「…お姉ちゃん、私たちがお父さんを殺した事実は消えない。それは私とお姉ちゃんが一生背負っていくもの。それでも、お姉ちゃんもう自分を責めるのはやめよう。今のお姉ちゃんなら、私の力も全部制御出来るよ。」

 

「…………今まで、あなたが私の分苦しんでくれてたんだね。」

 

この娘は、私が無意識に封印した力の半分だと言った。

つまり、この娘はその時のことをずっと覚えていた。私が忘れていたこの記憶とこの娘は一緒に過ごして来たのだろう。

 

(…………ずっと悩んでくれていたこの娘が、前を向いているのにずっと忘れていた私がうじうじする権利なんかない。)

 

「………お姉ちゃん、私を思い出してくれてありがとう。」

 

そう言うと、小さい私は消えていった。

 

(……今まで、ありがとう。これからは、私も一緒に背負っていくから。)

 

「漸くですか、琴音。いえ、我が主。」

 

先程まで、"私"がいた場所には千本桜が膝をついていた。

 

「うん、ごめんね。待たせたみたいで」

 

「えぇ、この瞬間をずっと待っていました。さぁ、皆さんが待っています。今のあなたなら、私の全てを引き出せるでしょう」

 

千本桜は、そう言うと桜の花のように散り私の視界は桜色に染まった。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 




無理があったでしょうかね……

精一杯考え抜いて書いたんですが、どうでしたでしょうか


それではまた次回
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