学戦都市の桜姫(リメイクします)   作:雪楓❄️

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先日はお休みして申し訳ありませんでした。

ただ毎日投稿と受験勉強に疲れてしまい、1日お休みを頂きました。


Fgoの水着ガチャ、ジャンヌ20連で出ませんでした……。
やっぱりあのガチャは闇ですね…


それでは、本編どうぞ


58話

 

暗部の方もひと段落し、私にとって地獄でしかない六花の学園祭の期間となってしまった。

この六花の学園祭は3日間あって元々は星導館しかやっていなかったのだが何時しか全学園共通でやる恒例行事になっていたらしい。

そんなことはさておき、何故私がこんなにも嫌がるかと言うと例年ならばクラスでの出し物を手伝うだけで去年もそれで済んでたのだけど……。

今年は…、クローディアのせいで私の3日目の学園祭は残念なことになることとなった。

 

(………なんであんな目立つことを)

 

クローディアのお願いだけならば断ることも出来た。

だが、今回はクローディアに加えてシルヴィに頼まれてしまったのである。いつもならば、何かと理由を付けて断ることも出来たのだけど…。今回ばかりは断ることが出来ない理由があった。

その結果、『六花のW歌姫 幻のライブ』なんてものが学園祭の最終日に催されることになった。

 

(……それにW歌姫って何……。歌姫はシルヴィだけでしょ…)

 

まず学園祭如きでシルヴィのライブをやるということ自体世界中の大騒ぎなのだ。

それなのに、私のようなど素人が一緒にライブをやるなんて……。私は生きて帰れるのだろうか。

 

「どうしたんですか?琴音。そんなに辛気臭い顔をして。明日から学園祭だと言うのに」

 

「…総ちゃんは楽しみでいいね。」

 

今回の学園祭誰よりも楽しみにしているであろう、総ちゃん。理由は言うまでもなく、甘い物探索が出来るから。

 

「ええ!なんと言っても、最終日に琴音のライブが見れるんですから!」

 

「………えっ」

 

食べ物にしか興味がないと思っていた総ちゃんの口から信じられない言葉が聞こえた。

 

「楽しみですねぇ、琴音の歌声」

 

多分、総ちゃんの口から剣術のことと食べ物のこと以外で楽しみという言葉を聞いたのは初めてじゃないだろうか。

 

(……まさか、総ちゃんにそんなことを言われるとは。やっぱり少しは練習した方が……)

 

今回のライブはシルヴィと一緒にやるということで、監督はペトラさんがやってくれている。

そのペトラさんに、練習した方がいいのではと聞いたところ「あなたなら大丈夫よ。前日に少し確認だけすれば」と返されてしまったためそれに納得せざる負えずただその日を待つだけとなっていたのだが…。

よくよく考えてみれば、六花の学園祭でやると言うことは……つまり、知っている人に聞かれるということ。

ここで失敗でもした日には、卒業するまで笑いものになるに違いない。

しかも、この学園祭の間は星武祭同様沢山の人がここ六花に来る。シルヴィのライブとなれば、尚更だ。

つまり、失敗すれば六花だけでなく世界中に私の失態が広まる。そんなことが起きたら、私はこれからの余生生きていける気がしない。

 

(………今のうちに、透に当主の座譲っておこうかな…)

 

そんな私の見当違いの考えに誰も突っ込みを入れるわけでもなく、みんなはせっせと学園祭の準備に勤しんでいる。

 

「いやぁ、すげぇ事になってるな。まさか、学園祭で世界の歌姫さんのライブが見れるとはね。それも【桜姫】さんと一緒とは」

 

「……夜吹くん、死にたいの?」

 

夜吹くんはいつものように軽口で話しかけてくるが、今の私にその手の話をしてくるとはどうやら死にたいらしい。

 

チャキッ

 

「いや、待て待て。クローディアも言ってたぜ?「琴音とシルヴィのライブも無料で見れますし、何より今回の収益は半々ということになっていますからね……。」ってな。実際、みんなチケット取ろうと必死になってるって話だ。なんでも、各学園毎に振り分けられてるらしいんだが何処も倍率が半端ないらしいぜ」

 

「………そうでしょう。シルヴィのライブなんだから」

 

「いや、そうでもないらしいぜ。歌姫さんと東雲の事前のグッズ販売、どっちもかなり好評らしいぜ。」

 

……まさか。

ペトラさんにライブをやるにあたって、グッズの販売の許可が欲しいと言われ、どうせ売れないだろうと踏んで渋々許可を出したのだけど。

 

「……それ、ほんと?」

 

「あぁ。ほら、クローディアの持ってるあれ見てみろよ」

 

クローディアの腰から下がっているタオル。

とても可愛らしい桜色のタオルなのだが、よくよく見てみると私がペトラさんに頼まれて適当に考えたサインに加えて、桜姫との刺繍が。

 

(……クローディア。)

 

親友の思いがけない裏切りにもう手遅れなことを知り、再び落ち込むはめに。

 

「なっ?かく言う俺も、幾つか持ってるんだけどな」

 

そう言って、夜吹くんはポケットから幾つかの私関連のグッズを取り出す。

 

スパッ

 

夜吹くんの取り出したグッズのうちの一つを気付かれないように抜刀して切り刻んだ。

 

「あっ……。何すんだよ!東雲。」

 

「私の前で出したあなたが悪い。残りも切り刻んでくれる」

 

そう言って私は夜吹くんの持つものを狙う。

 

「やめろよ、東雲」

 

「問答無用っ!」

 

私は逃げ回る夜吹くんを追いかけ続けた。

 

 

 

 

 

 

 

その姿を見てか、星導館の全生徒の間で『グッズは本人の前で見せることなかれ』という暗黙のルールが出来たことは言うまでもない。

 

 





いやぁ、やっぱり話を考えるのも難しいですね…。

新純星煌式武装、新作、アンチのアンケートとっていますのでご参加お願いします。

それではまた次回〜
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