頑張りました!
Fgoのイベントやっていたら、完全に書くのを忘れていたので急いで書き上げたので誤字があるかもしれないです
それにしても、今回のFgoイベントクリアまで長い気がするのは僕だけでしょうかね…
それでは本編どうぞ!
結局、一度の練習もすること無く学園祭当日となってしまった。
とは言うものの、ライブは最終日の3日目にあるため初日、2日目に練習しようと思えば出来るのだがここまで来ると開き直って練習しない方向性で行こうと思ってしまうのが人間というものである。
「琴音〜、置いていきますよ」
てなわけで、私は初日と2日目を他学園の見学に使うことにした。
クラスの方はみんなが気を使ってくれたのか手伝わなくていいとの事らしいので有難く遠慮させてもらった。
「そんなに急がなくても大丈夫だよ。」
「甘いですよ!人気なもの、特に食べ物というのはあっという間に完売してしまうものなのです。」
といつになく急いでいる総ちゃんだが、現在時刻は午前8時30分。残念なことに、まだどこの学園も開店準備中である。
(………それにしても、総ちゃんはクラスのほう手伝わなくていいのかな?)
親友がサボっているのではないかという疑問も、彼女の普段を考えたらむしろ手伝わないのが当たり前なのではと思ってしまう私だった。
「おい、あれって星導館の」
「桜姫様じゃない?」
「2人とも、桜みたい…」
総ちゃんが最初に訪れたのは、聖ガラードワース学園。
そんな超人気学園に一番最初に訪れた結果、星導館の制服ということもあって見学に来ている人達からの視線を集めることとなった。
「いやぁ、楽しみですねぇ。琴音!」
「う、うん。そうだね」
周りの視線なんてないかのように、ただただウキウキしている総ちゃん。
名前を呼ばれたしまったせいで、もはや完全に正体がバレてしまった。
(……はぁ。まぁ、周りが空いたからいいんだけど)
元々、私と総ちゃんの周りだけ何故か人があまりおらず他と比べたら空いているという謎の空間だったのだけど総ちゃんが私の名前を呼んだことで尚更ガラガラになった。
「あっ、琴音行きますよ!」
そう言って、門が開くなりセールス時の主婦の如く先頭を突っ走る総ちゃん。
(………行っちゃった。)
完全に総ちゃんに置いて行かれる形となり、私はゆっくりと歩いて総ちゃんが行くであろう出店へと向かうことにした。
「………で、アーネスト。なんで私は生徒会室にいるのかな?」
先頭を突っ走って行った総ちゃんを探しながら、ゆっくり教室巡りをしていたら何処からとも無く現れたパーシヴァルさんに言われるがまま着いてきた結果ここ生徒会室に辿り着いたという訳。
「いや、琴音とこうして話せる機会も中々ないからね。」
「すみません、琴音さん。私も久しぶりに会いたかったもので。それと、紅茶をどうぞ」
そもそも何故、アーネストたちが私がこの学園の学園祭に来ていることを知っているかだけど。それは、言うまでもなく門番をやっていた生徒からの情報らしい。
元々、アーネストから私が来たら報告するように言われていたらしいからその門番を責めることは出来ない。
「……それで、何か用でもあるの?私、総ちゃんを探さないといけないんだけど… 」
忘れてはいけない親友の行方。
総ちゃんの事だから、多分私のことを待っているなんて心配はしていない。
食べ物のこととなると、私の存在なんてすぐに忘れるから。
「あぁ、それなら心配には至らないよ。既に、レティシアが発見しているからね」
まさか、総ちゃんのことまで手を回しているとは。
そんなことを任せてしまったレティシアさんには本当に申し訳ない。
「まぁ、話という話もないんだけどね。………君を襲った菅生という男を覚えているだろう?その彼の実家の菅生家が何者かによって一家全員殺されたらしい」
アーネストは先ほどまでとは打って変わって真剣な顔つきでその事を話した。
(そっか。アーネスト、まだ心配してくれてたんだ……)
私の正体をまだ知らないアーネストからしたら、このことは私に伝えるべき案件かどうか悩んだのだろう。
そんなアーネストに私は自分のことで嘘をついたままでいるのがとても苦しかった。
「…そっか。ありがと、教えてくれて」
「いや、琴音にとっては忘れたい相手だろう。少し配慮が足りなかったよ」
アーネストは私の反応を見て少し悔やんだようだった。
(……態度不味かったかな。)
少しの沈黙が流れた。
「あ、琴音さん髪型と色変えたんですね。」
「あっ、はい。変ですか?」
「い、いえ。とてもよく似合ってます」
気まずくなった空気をパーシヴァルさんが、なんとか変えてくれた。
「その姿じゃ、益々桜姫って感じがするね」
その流れに便乗して、アーネストはそんなことを口走るが…。
「……桜姫ね……。まだその方が良かったかもしれない…」
「…ん?何かあったのかい?」
「私の二つ名って、桜姫でしょ?それなのにさ、最近じゃ私の戦ってる姿見て【桜帝】とかいう人いるの。まだ女子だから姫って言うのは渋々納得してたけど、帝ってさ最早女の子感0でしょ?」
この間たまたま透に聞いて知ったことなのだが、私の非公認のファンクラブでは【桜姫】以外に【桜帝】【姫】【桜皇】【紅姫】などなど。多種多様な二つ名が付けられているらしい。
ここまで来ると、最早ただ馬鹿にされているようにしか感じない。
「桜帝ね。確かに、戦っている時の琴音にはピッタリかもしれないね。戦闘時の琴音の佇まいは、確かに王者を通り越して君臨と言った方が正しいからね」
「……むぅ。アーネストまでそんなこと言う。」
「すまない、ただそれも一つの事実だよ。実際、普段と刀を抜いてる時とでは全くの別人と言えるからね」
半笑い状態のまま話されても、あまり説得力がないというものである。
「確かにそうですね。普段の琴音さんは、本当にお姫様って感じですし」
「うっ……。パーシヴァルさんまで……」
「あっ、別にそんなつもりじゃ」
パーシヴァルさんだけはそんな風に言わないと思っていたのだが、まさかこんな所に刺客がいたとは……。
私とアーネスト、それにパーシヴァルさんの談笑はレティシアさんからの連絡が入るまでずっと続くこととなった。
「おや、君の相方が漸く君がいないことに気が付いたらしいよ」
かれこれ、私がここに来て1時間。
総ちゃんはその間ずっと、飲食をしていたということだろうか。
「そっか。それじゃあ、私は迎えに行ってくるよ」
「あぁ。すまなかったね、ここに引き止めてしまって。」
「パーシヴァルさんの紅茶飲めたから許してあげるよ」
「ありがとうございます。またお会い出来ることを楽しみにしております。」
「今度は、私が緑茶ご馳走しますよ」
そう言って、私は生徒会室から出ようとした。
「あっ、琴音。ライブ楽しみにしているよ」
まさかのアーネストからの一言で、私は何も無いところで躓く羽目になった。
総ちゃんを探して、歩くこと数分。総ちゃんはアーネストから聞いた教室に未だに留まって何かを食べていた。
「あっ、レティシアさん。本当にごめんなさい」
「いいのよ。こちらこそ、アーネストがごめんなさいね」
レティシアさんはクローディアと外見こそ、若干似ているものの中身は大違い。
クローディアから、腹黒さというものを全てなくし淑女のレベルを最大限までカンストしたのがレティシアさんである。
「それでは、私は失礼するわね。楽しんでいってね。あと、ライブ楽しみにしているわ」
そう言うとレティシアさんは人混みの中へと消えていった。
(……まじですか)
まさかのレティシアさんからの一言で、私のテンションは地の果てまで落ちることとなった。
「…………ゴクン、琴音遅かったですね」
漸く食べるのがひと段落ついたのか、総ちゃんは私に気がついた。
「ちょっと野暮用でね。それで、次はどこ行くの?」
「次はですねぇ、腹ごしらえも出来たので界龍に行きましょう!」
総ちゃんはそう言うと勢い良く立ち、会計を済ませてさっさと歩いて行く。
(……私そう言えば、何も食べてない)
元気良く歩いていく総ちゃんの後ろを、アーネストを恨みながら私が歩いたのは言うまでもないだろう。
新作、新純星煌式武装のアンケートとってますので参加お願いします!!
アンチに関するアンケートとってましたが、皆さんの意見考えて今まで通りの感じで行こうかなと思います。
完全なアンチになるか分かりませんが、これまで通りモブAとして彼も頑張るのでよろしくお願いします
それではまた次回!