ごめんなさい。
土日はもしかしたら、投稿出来るかもしれませんが他作品含め2話が限界なのでご了承ください。
それでは、本編へ~レッツラゴー!
何の変哲もない日々を過ごしているうちに、気付けば序列戦の期間を迎えた。
「いやぁ、遂に来ましたね~」
「うん、そうだね…………ところで総ちゃん、何を食べてるのかな?」
冒頭の十二人の序列戦というのは大抵最後の方に行われるため、私と総ちゃんは冒頭の十二人に与えられた観戦室で試合を観戦することにした。
この部屋には普通にお菓子など様々なものが揃っているのだが、総ちゃんが持っているソレはそこらで手に入るような代物には私には見えなかった。
「……え……えっとこれはですね……」
「…それってさ、まさかこれじゃないよね?」
私はポケットから1枚の紙切れを出し総ちゃんに見せた。
「……………う…っ……」
私が見せた紙切れには『京都の老舗 栄のわらび餅』と書かれている。
これは先日、私の実家からわざわざ送ってもらったもので総ちゃんには食べられる気がしたので秘密に隠しておいたものだ。
「………確かに総ちゃんに言わなかった私も悪いよ?けどね?誰のものかも分からないものを勝手に食べるのは良くないと思うんだよね、私」
私は総ちゃんが逃げ出さないように1歩ずつ、敢えてゆっくりと総ちゃんへと近づく。
「え、えぇ。沖田さんもそう思いますよ!!」
総ちゃんは私とは決して目を合わせず、冷や汗のようなものをタラタラ流している。
「………そっか。それじゃあお仕置きしてもかわまないよね?」
私は千本氷花に手をかけ、総ちゃんの目の前に立つ。
生憎、他の冒頭の十二人はまだ来ていないので今ならやりたい放題やれる。
「………い、1回落ち着きません?……ひっ、逃げるが勝ち!」
総ちゃんは私が刀を抜く前ならば逃げられると踏んだのか、その場から素早く逃亡を図った。
ピキッ
だが、私がそんなことを許すはずもない。
「………甘いなぁ、総ちゃん。いつから、私が刀を抜かなきゃ能力を使えないって錯覚したのかな?」
実際、鞘にしまったままでも凍結の能力だけは使えるようになったのはつい最近のことだが今はそんなこと関係ないだろう。
「………お、お許しを!」
総ちゃんは凍りついた足をなんとか動かそうともがいているが、中々動き出せないようでその顔からは焦りが垣間見える。
私はそんな総ちゃんに向かって、できる限り微笑んでこう言った。
「…………………総ちゃん……………ダウト」
「ひえぇぇぇぇぇぇ!!」
この総ちゃんの悲鳴を聞いたクローディアが来るのにそう時間が掛からなかったのは言わなくてもわかるだろう。
「全く、琴音も琴音です!!」
あの後、10分もしないうちにクローディアがやって来て総ちゃんを正座させた。
私はクローディアが来てしまったため、何も出来ないと思いその場から立ち去ろうとしたのだが何故かクローディアに引き留められ私まで正座させられてしまった。
「……確かにやり過ぎたけどさ……」
クローディアが珍しく怒っている理由は至って簡単。
ここ、冒頭の十二人に与えられた観戦室を小一時間は使用できないほどの低温にしてしまったためである。
「………食べ物の恨みは深いって言うし…………」
「そういう問題じゃありません!!」
また怒られてしまった。
私にしてはかなり我慢した方である。刀も抜刀していないため氷の華もないし、所々に霜が張っているがそれも1時間もすればスグに元通りになるレベルだ。
「……はぁ。兎に角、あなたたち2人は自分の番が来るまでここで大人しくしていてください!!寒くても自業自得です!」
「………クローディア……正気ですか?凍死してしまいますよ!」
先程まだ氷漬いたように固まっていた総ちゃんが急にクローディアに凄い勢いで反論を始めた。
「…別にいいけど?過ごしやすいし」
私は総ちゃんが反論している意味は分からず、素直に率直な感想を述べた。
「……大丈夫ですか?琴音?病院に行くなら今すぐにでも連れていきますよ!?」
私の感想を聞くなり、クローディアは驚いたように私の肩を揺さぶって聞いてきた。
「…………なんで?」
私はクローディアの言っている意味が分からず、小首を傾げていると何やら総ちゃんがクローディアの耳元に駆け寄り何かを囁いた。
総ちゃんがクローディアの耳元から離れると、何やらクローディアは納得したように頷き私に「まだまだ琴音の順番には時間があるのでここでゆっくりしていてください」と言って震えている総ちゃんを連れて出ていってしまった。
(………はて…どうしたんだろ?それに私の順番って、私の対戦相手がいた事すら知らないんだけど…まぁいっか、それより誰だろうなぁ)
もしも対戦相手がいた場合のために毎回ここに来るだけ来てはいたのだが、まさか対戦相手がいるとは思わずその衝撃の事実に未だに私は喜びが爆発しそうであった。
(………それにしても暇だなぁ。まだ序列の下の方の人たちだし、眠くなってきちゃった………)
私は勝てそうにない睡魔との戦いを戦う前から諦め、念の為千本氷花の能力を発動させ自分の周りの室温を最適な温度まで下げ、千本桜に周りの警戒を頼み睡魔に従って瞼を閉じた。
私が目を覚ましたときには、既に冒頭の十二人の序列戦が始まろうとしていた。
序列戦を書くはずだったのに、いつものような駄べり話に………。
次回は多分、序列戦なのでお楽しみに!!
あと、これからは更新していく話をお気に入り数とか感想によって決めようかと思うので楽しみな方いましたら感想、お気に入り登録の方お願いしますね!
あとは作者の気分次第なのでこの作品と進撃とSAOに関しては最近モチベが高いので更新の可能性は高いです!!
それではまた次回