最近、どのタイトルの2次作もクオリティが高く自分のクオリティの低さに萎えてる日々です。
今回、戦闘シーンという点ではかなり物足りないとは思いますがよろしければ読んでいってください
それでは本編どうぞ!
今回、冒頭の十二人で戦いが組まれているのは私が知っている限りで計4名。
そのうち、対戦相手を知っているのは天霧くんのみなので他の総ちゃん、ユリス、そして私の対戦相手は未だに分からない。
(………それにしても、彼顔がニヤけてるのは気の所為だよね…?)
冒頭の十二人の序列戦、最初の登場は天霧くん。対戦相手はもちろん刀奈である。
刀奈の対戦相手である彼は普段こそあれだが、剣術については少なくとも真剣に向き合っていると思ってたんだけど…。
(あれは完全に舐め切ってる…)
少し離れたここからでも分かるほど、彼から発せられる空気には緊張の欠片もない。
序列4位という肩書きがある以上、相手を油断させる必要など無いわけで彼が相手を舐め切っているのは明らかである。
(………瞬殺かな)
彼の醸し出している舐めた空気に刀奈は気が付いているだろう。
刀奈は戦闘という面に置いてそう言ったことを許さない。
「手加減して相手をするということは相手に対して失礼である」
それが私と刀奈が武術を教わるときに1番最初に教えられたことだから。
『Start of duel』
開始のアナウンスとともに動いたのは刀奈ではなく、対戦相手である彼。
もちろん、黒炉の魔剣ではなくただの煌式武装を構えている。
(………刀奈相手にそれは愚策だよ、きみ)
彼は開始と同時に動き出し、一気に刀奈との距離を詰めにかかっていた。
対する刀奈はただ"水を纏った"純星煌式武装を持ち立っているだけ。
パァッン
彼と刀奈との距離が2mをきったところで、甲高い音とともに彼のいた場所が水蒸気爆発した。
(あれを避けるんだ…)
試合終了の合図もなく、水蒸気爆発によって起こった霧がはれると満身創痍と言った様子の彼が現れた。
刀奈が威力を下げていたということもあるだろうが、あの近距離から避けられたというのは流石なのかもしれない。
彼は今の1発で目が覚めたのか刀奈から距離を取り、彼のパフォーマンスだと思われていた封印を破ると改めて黒炉の魔剣を構えた。
確かに力を解放した彼の能力は制限こそあるものの、六花でも上位に食い込めるかもしれない。
だが、今回は相手が悪い。
力を解放した彼と刀奈の実力は多分そう大差ない。だけど、刀奈の純星煌式武装【蒼流旋】には一撃必殺とも言える技がある。
その技の唯一の弱点は発動までに条件があり、その条件を満たすには時間を有することがある。
だが、今の会場には先程霧が発生するほど水分が満ちている。つまり、この試合刀奈に圧倒的に分がある。
「………それが君の甘さだよ」
私は勝負の決まった試合を最後まで見届けることなく、自分の試合に向けて精神統一をするため控え室の方へと向かった。
『end of duel』
『勝者 更識楯無』
◇◇◇
「………ふぅ」
自分の控え室に着き、ずっと瞑想をしていたが近付いてくる気配によって私は瞑想を中止した。
「琴音、入りますよ?」
「………どうぞ」
瞑想を邪魔され若干不貞腐れて返答してしまったが、クローディアは何も気にした様子もなく控え室に入ってくる。
「お邪魔してしまったようですね。念の為、琴音の対戦相手を伝えに来たのですが」
私の姿勢を見るなり、クローディアは私がしていたことを理解したようで申し訳なさそうに頭を下げた。
「あ、いや私こそごめん。それで対戦相手は?」
今の今まで教えて貰えなかったせいである意味私にとって最重要事項となっている対戦相手。
私の了承がないということは多分冒頭の十二人の誰かであるはずなのだが。
「琴音の今回の対戦相手は、
序列2位沖田総司です。」
私はその名前を聞いた瞬間、思わず口角が上がってしまった。
今回、少し短くなってしまいましたがキリがよかったのでごめんなさい
次回の投稿もできる限り早くしたいと思うのでお楽しみに!!