かなり間が空いてしまい本当にごめんなさい。
最近、忙しくて中々執筆が出来ませんでした
受験勉強もそうなんですが、君の膵臓をたべたいのアニメ映画が公開中ということで2度も見に行ってしまいました。
やっぱりあの作品は素晴らしです!
多分、僕の知っている作品の中で1番感動する作品だと思いますので、まだ見に行っていない方は見ることをお勧めします!!
それでは本編、短いですがどうぞ!
クローディアから対戦相手を報された私の意識は、既に総ちゃんとの対戦のみに集中していた。
それこそ、私の前の試合になど興味が湧かないほどに。
(………いよいよ、総ちゃんか)
総ちゃんが六花に来てから今か今かと待ち続けていた総ちゃんからの挑戦。
自分の力が上だと自信を持って言えるわけじゃないが、立場的な問題もあって私から挑むつもりはなかった。
(…あの負けず嫌いの総ちゃんが挑んでくるってことは、確実に勝てるだけの切り札がある。私の卍解を総ちゃんが最後に見たのはお母さんとの戦いのときだからあの時の私に確実に実力は近いはず。)
夏休みに私と母との戦いを見て以来、総ちゃんは何処へ出掛けることが多かった。
つまり、総ちゃんはその間ずっと鍛錬に費やしていたのだろう。私を打ち負かす自信が着くまでに。
「………簡単に負けるつもりは無いけどね」
私は前の試合の終了のブザーと共に自分の控え室から出た。
◇◇◇
『さぁ今季序列戦もこれが最終戦となります!!最終戦のカードはこの2人!!我が学園序列2位、【瞬神】沖田総司!!!そして、その挑戦を受けるのは我が学園が誇る六花最強の剣士【桜姫】東雲琴音!!!』
いつもならば恥ずかしさすら感じる歓声も、今は気にもならないほど私は目の前にいる好敵手の存在を意識していた。
「…ちゃんと来てくれて良かったです」
「逃げるわけないでしょ?こんなにも楽しいことからさ」
私の言葉に反応して総ちゃんも顔に笑みを浮かべる。それも、いつもならば出すことの無い殺気を全面に出して。
(…………これは…………大変そう)
母や私と比べても遜色ないほどの殺気。
これだけでも、その実力が半端なものではないことがわかる。
「………始めようか」
「えぇ」
私と総ちゃんは自身の刀に手をかける。
『両者準備が整ったようです!!!それでは、試合開始です!!!』
『start of the duel』
『バトル、スタート!!』
試合開始の合図とともに、ステージ全体を凍らせる。
(………捉えきれないか)
試合開始の合図とほぼ同時にステージ全体は凍りついたが、それでも総ちゃんは一瞬の判断で空中へと逃げていた。
(それでも、あの地面じゃ総ちゃんのスピードは活かせないはず………?)
凍りついていたはずの地面に着地した総ちゃんはまるで、地面が凍ってなどないかのようにその場に立っている。
(………まさか………お母さんが………)
総ちゃんの足元の氷は元々なかったのではなく、総ちゃんによって溶かされていた。その証拠に総ちゃんの足元からは蒸気のようなものが上がっている。
私の冷気がステージを包んでいる中、私の氷を溶かせるのは私は母の流刃若火の能力以外しらない。
(……お母さん、それは少しばかり酷いと思うんだけどなぁ)
凡そ東雲家の技術を結集でもして作ったのだろう。
母は流刃若火の能力を1番よく知る人物でもあるし、尚且つ当主である私が知らないということは母の命令だろう。
勝負に置いて、他人の手を借りることを嫌う総ちゃんが知恵だとしても他人から力を借りた。その事実が、私にとってはとても嬉しかった。
「………総ちゃん本気なんだね…」
「………えぇ、今更気が付くなんて琴音も甘いですねぇ」
「……………でもね…………私の氷をその程度で防げると思わないで」
私は刀を鞘から抜き、地面へと突き立てた。
「……卍解………氷帝桜花」