あと、琴音の魔女の能力を変更しました。能力は【事象の拒絶】です!これ大事です
楽しんで読んで貰えるか分かりませんが、読んで貰えると嬉しいです。
それではどうぞ!
倒れた翌日、クローディアが用事があると言うので一人で登校することになった。いつものように下駄箱を見ると、いつものプレゼントらしきものは入ってなく、代わりに1枚の手紙が入っていた。
[桜姫君へ
昨日はとんだ災難だったらしいね。
今日、一人で再開発エリアのここに来てくれないかな?もちろん、嫌なら来なくてもいいが君と仲のいいクローディア?って子に迷惑がかかるかもしれないけどね。それじゃあ、いい返事を待ってるよ
伸彦]
(今日、クローディアが一緒に居なくて良かった。………………ごめん、クローディア、一ノ瀬先輩。あと夜吹くん。)
私は菅生の言う通り、放課後一人で再開発エリアに行くことにした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜放課後〜
「クローディア、ごめん。今日、どうしても外せない用事が入っちゃったから明日に変更する。一ノ瀬先輩にも、そう伝えといて貰えるかな」
「えぇ、わかりました。」
クローディアは少し疑っている雰囲気だったけど、一応納得はしてくれたみたいだった。
私は、クローディアに深く追求される前に急いで学校を出た。
クローディアside
(さっきの琴音の様子、少しおかしかったような……。考え過ぎでしょうか?念のため、彼女に居場所の追跡を頼みますか)
私の勘が当たらないことだけを祈り、私は一ノ瀬先輩と彼に連絡を入れ彼女との待ち合わせ場所へと向かった。
sideout
私が指定された場所に着いたのは、日が少し落ち始めた頃だった。
「…言われた通り、一人で来ましたけど?」
私の声に反応して、路地の奥の方から人が歩いて来た。
「やぁ、待っていたよ。あのクズの邪魔が入ったせいで中々会えなかったがやっと会えたねぇ」
対峙した相手にここまでの嫌悪感を与えるのは一種の才能だろう。
「それで、何のようですか?私はあなたに用事なんてないんですけど」
「釣れないなぁ。君はこれから僕のものになるんだ、少しぐらいお互いのことを知るのも悪くないと思うんだけどね」
人の体を舐め回すように見てくる視線にはかなり鳥肌が立つ。
多分、男性恐怖症じゃない人でもこいつと話してて気分が良い人はいないと思う。
「…私はあなたなんかに興味はありませんし、私は誰のものでもないので。用がそれだけなら、それでは。」
「君は何を勘違いしているのかな?君に選択権があるとでも思ったのかい?」
ゴミは、そう言うと私に向かって能力を発動した。確かに、自分の体重が何十倍にも感じて動けない程じゃないがこれは中々に厄介だ。けど、この能力を発動している間彼は殆ど動けないみたいだし。それに、ゴミは私の能力を知らない。
「くくっ、動けないだろう。今だ、押さえろ」
ゴミの号令と共に、私の両脇から数人の星導館の生徒が出てくる。中には、手紙の件で決闘をした相手も居た。
「……私は拒絶する」
私の周りを溢れた出た星辰力が包み、ゴミの能力による影響を無くしていく。
「な、なぜだ。き、君には魔女の能力なんて……」
「能力が無いなんて、言ったことないですよ?それに同じ手が何度も通用すると思ってるのが間違いなんですよ。………覚悟して下さい」
腰に差してある千本桜を抜刀し、周りにいた雑魚を一振りで沈めていく。
「…後はあなただけだ。今回の件は、全部これに保存されてる。あなたの横暴もここまで、大人しくアスタリスクを去ってください。」
「くくっ、いやぁ参ったね。まさか、この僕がいつまでも同じ手を使うと思われていたなんてね。」
「…えっ」
菅生の高笑いと同時に、私は突然上から現れたパペットに押さえつけられた。
「くくっ。君の実力くらい知っているさ、それにあのクズからあの女の時のことを聞くことぐらい分かっていたさ。つまり、ここまでは想定の範囲内さ。むしろ、ここからが本番さ。それに、そこで寝ているゴミ共になんて君を触らせたくもなかったからね」
…やられた。私はどうにかしてパペットの拘束から逃げ出そうとしたが私の筋力でどうにかなるものじゃなかった。
「くくくっ、楽しみだなぁ。これから、君をゆっくりと僕のものに出来るんだ。一緒に楽しもうじゃないか」
菅生は、私に1歩1歩手を伸ばしながら近づいてくる。
(……やめて、来ないで。来ないで。来ないで。)
もう私に冷静さなんてものは、残されてなかった。
「いやぁ、いい感触だ。この肌触り、この匂い、全て今までの奴らとは比べようもない。」
「……いや、やめて。私に触らないで」
私の脚を舐め回す菅生の姿が、あの時の男と重なる。
ただ一つ、あの時と違うのは私を助けてくれる人はここにはいない。
私の恐怖で身体が動かなくなり、菅生の手が私の服の中へとの伸びようとした瞬間……………菅生が後ろに吹っ飛び、私を押さえていたパペットも切り刻まれた。
「琴音、無事ですか?」
「……え、クローディア……?……なんで」
もうダメだと思って、つぶっていた目に写ったのは裏切ってしまったはずの親友の姿だった。
「すみません、遅くなって。シルヴィに頼んで、琴音の居場所を探したんですよ。それに私だけじゃありません。」
クローディアがそう言って指さした先には、アーネスト、シルヴィ、一ノ瀬先輩。そして、夜吹くんがいた。
「ど、どうして?…みんな」
……嬉しかった。私が勝手に一人で行動したせいなのに、私にはこんなにも心配してくれる友達が居たんだって。
「琴音、一人で行動したらダメでしょ!」
「琴音が強いのはよく知っているが、君も1人の女性なんだ。無理しないで欲しいね」
「俺だって友達だろ?少しは頼ってくれてもいいんだぜ?」
「………ごめん。」
「東雲、一人で行動するなって言ったろ?まぁ無事で良かった。後は俺が始末する」
一ノ瀬先輩は、今まで見たことが無いほどにキレていた。
「…すみません」
一ノ瀬先輩は私の謝罪を片手を上げる形で返事をし、菅生の元へと歩いていった。
「このゴミが………。おれの後輩に何してくれてんだ」
「ひっ、ひぃ」
そこからは一方的だった。
気を失わない程度凍らせては、解除して。また凍らせて。
一ノ瀬先輩はそれを繰り返し続け、何度目かにして菅生は気を失った。
「……こんなもんかよ。」
「…………先輩、もうそれ以上は」
一ノ瀬先輩の怒りはまだ鎮まっていなかったが、私の一言で留まってくれた。
「それじゃあ、私たちは先に戻るね。クローディア、ちゃんと琴音送っていってね」
「よろしく頼むよ」
「…俺もこれ以上こいつの顔を見てて、我慢出来る気がしない。悪いな」
そう言ってシルヴィとアーネストは歩いていき、一ノ瀬先輩も行ってしまった。
「さてさて、こいつの処分は影星じゃ残念ながら出来ない。どーする?」
「…そうですねぇ。確か夜吹くんは新聞部でしたね」
「あ、それなら。これ」
私は先ほどのことを保存した端末を夜吹くんに渡した。
「なるほどねぇ。そういうことね。明日楽しみにしといてくれ」
と言って、夜吹は気絶している菅生を抱えて一瞬のうちにどこかへ行ってしまった。
やっぱり、本物の忍なんだなぁと改めて思った。
「……クローディア、嘘ついてごめんね」
「今回ばかりは許しません。……あれほど、言ったのに何故ですか?」
私は、クローディアの顔を見てほんとに申し訳なく思った。あのクローディアの目から涙が零れていたのだ。
「ご、ごめん。菅生に一人で来なきゃ、クローディアに迷惑がかかることになるって……」
「私への迷惑なんて、気にしなくていいんですよ!あなたに何かあったらどうするんですか!」
初めてクローディアに叱られた。
でも、とても心が暖かかった。
「とにかく、もうこんなことしないでください」
「う、うん。わかった」
「それじゃあ、帰りますよ。………ちなみに、今日から琴音の部屋は私と共同ですからね」
私の手を取り前を歩き始めたクローディアは、ついでとばかりに、私の一人部屋が無くなったことを教えてくれた。
今回の事があったから、仕方なないとは思うけどクローディアも確か一人部屋だったよね?いいのかな
クローディアと私の新しい部屋は、今まで生活してた部屋よりもかなり大きかった。
翌日、菅生は下着1枚の状態で校門のところで発見され、新聞部である夜吹くんによって発行された記事とともに私が記録したあの映像によって学校での立場をなくし"星導館"を去った。
菅生への罰、甘いっ!と思う方が多いかもしれませんがこれが限界でしたすいません。
この後は、王竜星武祭に入ろうと思います。
活動報告にてオリキャラ、カップリングについてアンケートを取っていますので参加して貰えると嬉しいです。