魔法少女リリカルなのはvividー青年の物語・・・・・の後の物語 作:Rainーのち大洪水
では第14話です!
ーー中央区第三区民センタートレーニングルーム
ジーク「しっ!」
右から迫ってきた拳を受け流し、左後ろに通過させ、受け流しに使った腕を返し、手刀を繰り出す。ジークはそれを顔をずらしかわす
ジーク「!?ーーーっく!」
しかしかわした筈の手刀はまるでかわされることを分かっていたとでも言うように、顔をずらすと同時に軌道を変えジークの首を狙う・・・が何とか防ぐ
ジーク「今度は逃がさへん!」
防いだ手刀を掌、二の腕の順で掴み瞬時に懐に入る。カズマの体を腰に乗せ一本背負いの構えを取る
カズマ「っ甘いわぁ!」
ジークがカズマを持ち上げ、そのまま技を決めようとした瞬間、カズマが地面を強く蹴り、ジークの技に身を任せる、ジークの力+カズマの蹴りがあわさりカズマがジークの頭を逆さまの視界で見えた位置で強く勢いがましたカズマの腕をジークが抱えきれず離してしまった。
ジーク「なっ!?」
少し動揺するも、我をすぐさま取り戻し空中に浮いているカズマを追いかけようとして
カズマ「よっ!」
空中で身を捻り、サマーソルトの要領で縦回転による蹴りがジークを襲う
ジーク「なんの!」
蹴りをかわし走ろうと再度足に力を込め、視界のカズマがこちらを向いている体制で着地するのを見た瞬間
ーーーーー目の前にこちらを鋭く見据えるカズマの顔があり
ジーク「っ・・・・・」
ーーーーー自身の首の真横にカズマの足の存在を確認した。
ジーク「ーーーーっはぁ・・・・参りました」
深く溜め息を吐き、もはやスパークリングというより稽古と化している試合に終わりを告げた。
ーーーーーーーー
ジーク「それ反則やない?カズマ、ただでさえ人間離れしているのに、その「エスクード」やっけ?それ使ったら全く見えへんで?」
カズマ「俺は車か、「エクシード」な・・・それ言うんだったらお前も「鉄腕」解放すればいいじゃねぇか」
ジーク「カズマ相手やと私も死に物狂いやし、多分区民センターと付近100メートル消し飛ぶで?」
カズマ「・・・・・それもそうだな」
俺は時折ジークにこうやって模擬戦を頼まれている。「エレミア」の戦闘技術を高めそれを次代へ引き継ぐ、と言っていた。
俺達は、模擬戦を終え休憩ルームで寛いでいる、今はフードを被っていなく素顔をさらしている
ジーク「なぁ、それって一体誰に教わったん?前にミットにはない技術って言ってたし・・・・」
カズマ「あぁ・・・」
ーーーー急に申し訳ない、俺と闘って来れないか?
ーーーーあんたは強い、この大陸最強とさえ言われた「風の剣聖」にすら届いている。
あの服に喪した漆黒の彼は今は何しているだろうか、行き急いでいて、しかしどうして一つの未来を見据えて生きている冷酷無比でしかし、優しさをしっかりとなくしていない彼は今・・・・
ジーク「カズマ?」
カズマ「っ・・・・悪いちょっとそいつのことを思い出していた」
ジーク「・・・・カズマ少し優しい顔してた、でも悲しい顔もしてた」
カズマ「・・・・・・そうか・・・・
ーーーそいつは「レイン」って言ってな、恐ろしいくらいに強さを求める奴だった。」
ジーク「カズマにそこまで言わせる何て・・・・そのレインさんて人も相当やね」
至極真面目な顔でそう言うジーク、お前はどういう目で俺を見てるんだ
カズマ「でも会うのは・・・難しいかな?」
ジーク「・・・・もしかして病気とか?」
申し訳無さそうにしているジークにゆっくり首をふって否定する
カズマ「・・・「違う世界」の人間なんだ」
ジーク「あーそれは難しいね・・・・」
ジークが勘違いしている事は分かっていたが、訂正するような事は言わなかった。多分誰でもそう思う。
ーーーーーまさか「違う次元世界」と「異世界」は全く違うもの、だなんてな。
ジーク「ま、気を落とさなくたってきっと会えるんやないか?」
カズマ「(何か騙してるみたいで複雑だが・・・・)ま、そうだな」
ーーーーーーー
ジーク「ほぇ?旅行?」
カズマ「あぁ、明日から4日間行ってくる。でその間なんだが、よければ俺の家を自由に使ってていいよって話だが・・・・・」
ジーク「いいん!?」
カズマ「お、おぉ・・・」
間髪入れずに答えるジークに驚きながらも頷く。
ジーク「え、えへへ・・・・そっかぁ・・・・えへへ・・・」
上を向いてトリップしているジークの顔がなんか見ていられなくなり、顔を背ける
カズマ「後、帰ってきたらリアの所に行こうと思うんだが・・・正直気まずいから一緒に来てくれんか」
ジーク「・・・・正直、自業自得やない?」
流石に呆れた様子を見せるジーク、無理か・・・・
ジーク「むくれてはいるけど、怒ってはいないから大丈夫やで?」
カズマ「・・・・・そう、だな・・・よし行ってみてビリって来たら帰ってくる。そしたらジーク、仲介してくれ」
ジーク「後ろ向きすぎる!?」
カズマ「あとは買い出しか・・・」
ジーク「へ?」
カズマ「家にあまり食材なくてな、買い出し、ジークの好きなものとかあるだろ?あ、因みにジャンクフードの類いはだめな、リアに丸焦げにされる」
ジーク「そ・・・・そう(それってデート!?・・・)」
カズマ「ジーク?」
ジーク「ふぇ?あ、あぁうん!行く行く!行きたい!」
カズマ「おし!じゃあ行くか」
ーーーーー
カズマ「ここから近くだと・・・・・ド〇〇ーの食材売り場の方が近いな・・・・あれ?ジーク、お前フードいいのか?」
すぐ横に幸せそうな顔でホワホワしているジークにそう言う、いつもは隠している、ツインテールを惜し気もなく出している。
ジーク「・・・・・・・・あ」
その「あ」にはどれ程の思いがかけられていたのだろう、それを聞くことはないだろうが、ジークがフードをかけようと急いで手を後ろに回そうとしたその時
「ね、ねぇ?あれチャンピオンじゃない!?」
「うぉ!・・・ま、マジだ」
ジーク「・・・・・・・・・(ダラダラダラ」
カズマ「あぁ、これは・・・・・」
「インターミドル、チャンピオンのジークリンデ・エレミア選手がここにいるぞおぉぉぉぉ!!!!」
ジーク「カズマ」
カズマ「やだ」
ジーク「空気を読んで!?」
カズマ「・・・・確かにキツいわ」
ジークの悲鳴が街中に響く中、横に並んで走るジークを見ながらカズマは嘆息した。
ーーーーー
カズマ「・・・・・・・ま、しゃあないか、流石に今日は疲れたしな・・・・」
ジーク「zzzzz・・・・」
無事に買い出しを終えた俺達は一旦別れ、ジークは荷物を取りに、俺は改めて明日の準備とアリスさんにジークの晩飯の世話を頼みにいった。
その後、ジークが家に来てご飯を食べて。
家にいる間の注意点等を教え、クライさん宅に挨拶しに行って帰ってきたら時間も夜の8:30になっていた。流石に疲労もピークに達していたのか。すぐに寝てしまった。
カズマ「・・・・・・・」
ジークの寝顔を見ていると
ジーク「・・・・か・・・ずま・・・」
俺の名前を呟き微笑むジーク。
・・・・自惚れじゃなければ、ジークも・・・・ティアナさんも俺に好意を持ってくれている。
カズマ「・・・・・(まだ、時間がかかる、答えを出すには・・・)」
我ながら情けない、と自分に辟易としてジークに顔を向ける。
カズマ「・・・・・・」
ジーク「ふふ・・・・それヅラだったん?・・・・つるぴか・・・やん」
カズマ「・・・・・」
俺も二人が好きだ、ちょっとした仕草等にドキッとしたりして、いつもふざけた事をぬかしてしまう。・・・でも、分からない(恋愛)的なものなのか(友情)とかとは、また違うものというのはわかるんだが・・・・
俺がその答えを出すには、経験が全く無かった
カズマ「・・・・・お休み、ジーク」
ジーク「かずまぁ~、すきぃ~・・・・」
カズマ「・・・・・・」
ずっと耳元で、囁かれて全く寝れなかった俺がいた
別の所で寝るとかは、全く考えてませんでした(馬鹿
「クロスオーバー」タグを入れた方がいいですかね?一応レインを出すのは「インターミドル編」だけにしようと考えてはいるんですが。よろしければ意見等を頂けると嬉しいです!
誤字、指摘等がございましたらよろしくお願いします!