魔法少女リリカルなのはvividー青年の物語・・・・・の後の物語 作:Rainーのち大洪水
カズマ「・・・・・・知らない天井だ」
アインハルト「知らない天井も何も青空ですが」
カズマ「世界はいつだって俺に厳しい」
ルーテシア「メンタル弱っ!?」
起きてそうそうのこの扱い・・・そうだ、旅に出よう(混乱
カズマ「悪いな、二人とも面倒見てくれて・・・・・」
アインハルト「それはもう・・・」
ルーテシア「私たち妹ですから!ね!アインハルト」
アインハルト「はい」
笑顔で頷く二人、あれこいつらこんな仲良かったっけ?
ルーテシア「それはそうと、お兄ちゃん、どう?」
アインハルト「私達の水着・・・その、似合いますか?」
水着はもう勘弁・・・と言いたいが・・・
カズマ「あぁ似合ってるよ」
妹分のこの笑顔が見れるんなら・・・我慢しよう
カズマ「皆は遊んでるのか・・・っし!遊ぶか!」
ルーテシア「大丈夫?」
起き上がった俺に、心配そうに聞いてくるルーテシアと同じくアインハルト
カズマ「せっかく遊びに来たんだ、遊ばなきゃそんだろ?」
そう言って、遊んでる彼女達に向けて特効を仕掛けるため、力強く蹴りをぶつけるため、水面に足を向ける。
カズマ「(・・・・せっかくだからな・・・久々にやるか)」
「戦い」の記憶の中にある、水中戦でよく使っていた技、水の中では、抵抗があり繰り出す攻撃が全て威力が半減する。
カズマ「(構えは簡単、如何にして「真っ直ぐ」繰り出すか。)」
足のつけね、腕のつけね、刀の剣筋、動作を繰り出す最初の部分の元はこれらである・・・と俺は思っている。その箇所から真っ直ぐになるように調整しーーー
カズマ「小娘共ォ!さっきはよくもやってくれたなぁ!」
ーーーありったけの笑顔で、足を刀の斬り上げのように放った。
ヴィヴィオ「きゃーー♪」
リオ「すごっ!?あっちの岸から向こう側まで!」
コロナ「映画みたい!」
良かった、子供らも喜んでくれてるみたいだ。
放った蹴りはまるで川を切断したかのように、反対側まで一瞬道ができた。
ノーヴェ「お前、「水斬り」も出来んのかよ・・・」
アインハルト「兄さん、私にも教えてくださいさっきの技、いい練習になりそうです」
カズマ「悪いアインハルト、ちょっとこの技は説明しづらい、多分俺よりーーー」
ヴィヴィオ達に視線を向ける、皆さっきの俺の「水断ち」を見たのか、同じことをしていた。
カズマ「多分あのこらの方が分かりやすく教えてくれると思う、ちょっと「勝手」が違うからな」
アインハルト「そうで・・・すか」
ヴィヴィオ「アインハルトさん!皆で水斬りしてカズマさんを驚かせてやりましょ!」
少し落ち込むアインハルトを気遣ったのかヴィヴィオが誘いに来てくれた。「渋々ながら」も、着いていく。
カズマ「・・・・・・」
向こうに着いていったアインハルトを見つつ
カズマ「・・・・さぁてぇ・・・ノオォヴェちゃんよぉ・・」
ノーヴェ「・・・・(よし、逃げよう!)」
諸悪の根源(ノーヴェさん)を成敗するために
カズマ「さっきはよくもってまてごるあぁぁぁぁ!!」
ノーヴェ「むぅりいぃぃぃぃ!?」
ーーーー
アインハルト「・・・・・・」
ヴィヴィオ「アインハルトさん?」
ヴィヴィオさんの言葉にはっとなりそちらを見ると皆「私」を心配そうに見ていた。
アインハルト「・・・・いえ・・・何も」
・・・・思えば、この子達とは成り行きで友達になったとは言え、この子達にどこか「兄さん」の影を求めていたのかもしれない。
兄さんのお陰で、私はわたしとクラウスを受け入れてみようと思えた。
兄さんのお陰で、少しだけど笑顔が出せるようになった。
兄さんのお陰で、人との繋がりの大事さがわかり始めた気がした。
・・・・兄さんのお陰で、この子達と友達になれた・・・私はともかく、この子達の真っ直ぐ綺麗な、目を見ていると私を良く思ってくれているのが分かる
アインハルト「(・・・・これが、友達・・・なんでしょうか?)」
思えば、友達になるために必要な事が分からない
ルーテシア「アインハルト」
アインハルト「っ・・・・ルーテシアさん・・・」
気付けば、ルーテシアさんがすぐそばにいた。
ルーテシア「・・・・何になるにしても、必要なのは「勇気」だよ?」
全てを見透かしているような言葉に、私は目を見張った。
・・・・・学校でいつも声をかけてくれるこの子達
・・・・・ヴィヴィオさんはいつも元気で皆を笑顔にしてくれるような子
・・・・リオさんは、一番のやんちゃで、でも皆に見てるだけで元気を分けてくれる子
・・・・コロナさんは、とても初等科とは思えない落ち着きぶりを持っていて、でも笑顔が可愛くて、皆に諭して上げられる子
・・・・・簡単な事だった、簡単な事なのに私は「兄さんのお陰で」っていう言葉に甘えて成り行きだけの関係で過ごそうとした。
ヴィヴィオ「ご、ごめんなさいアインハルトさん!私・・・」
アインハルト「ーーーー」
あぁ、悲しませてしまったどうしたら笑ってくれるんだろうか・・・ちゃんと友達になれていない私じゃ・・・
アインハルト「ヴィヴィオさん」
ヴィヴィオ「っ!」
なら、友達にちゃんとなればいい、少なくとも
ーーーー私はこの子達とは友達になりたい。少ない時間だけどそう思った。
アインハルト「ーーーー笑ってください」
あなた達には笑顔が似合ってるから・・・・
ヴィヴィオ「ふぇ」
アインハルト「ヴィヴィオさん達ががそんな顔をしたら・・・「友達」の私がとても悲しいですだから・・・・
ーーーー笑ってください」
ヴィヴィオ「ーーーっ!」
アインハルト「ちょっ!?ヴィヴィオさんなんで泣いてってリオさんにコロナさんまで!?」
リオ「うぇ・・・だ、だって・・・」
コロナ「かってに・・・・止まらない」
アインハルト「えぇ!?ど、どうすれば・・・ルーテシアさんどうすれーーーってなんで笑ってるんですか!?」
ルーテシア「ふふっ、慌ててるアインハルトが何かおかしくって・・・ふふっ!」
3人『ふえぇぇぇぇぇん!!』
ルーテシア「あーはっははははは!」
アインハルト「何かまずい絵面になってますよ!?ち、ちょ・・・・・・にいさぁん!ノーヴェさぁん!早く戻ってきてぇ!?」
ーーーーー
ノーヴェ「・・・・・・・・・やっぱりカズマってすげぇな」
カズマ「何がだ、言っとくがあれはアインハルトが自分で踏み出したんだ。・・・・その結果あの子達が受け入れただけさ」
その様子を近くの木陰から伺っていた俺とたんこぶを作ったノーヴェさんが見ているとノーヴェさんが優しい目で見てきた。
カズマ「・・・・・」
ノーヴェ「ま、そういうことにしといてやるよ」
カズマ「・・・・・あれ、止めた方がいいかも、中学生が小学生いじめてる絵面にしか見えん。」
ノーヴェ「・・・・・・・・そうだな」
このあとめっちゃくちゃ子共組に水をかけられた。
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