魔法少女リリカルなのはvividー青年の物語・・・・・の後の物語   作:Rainーのち大洪水

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では続きです!


41話

クラナガン中央区大3市役所

 

インターミドルの参加申し込みも一般競技者選考会も地域課て窓口を受けていて、手続き自体はすぐすんだ。

 

「今年も多いわね・・・・」

カズマ「・・・毎年どのくらいなんですか?」

 

若干気の毒そうに呟く職員に尋ねると、困ったように笑いながら話してくれた

 

「毎年50名以上の一般希望者がいるのよ・・・残念な事に誰も通った事はないけどね」

カズマ「へぇ・・・・」

「全く・・・何で一般人を競技者にって考えたんだか・・・」

 

ため息を吐きながら説明してくれた職員は「貴方も頑張ってね」とだけ言って見送ってくれた。

 

ーーーーー

 

ジーク「大丈夫やった?」

カズマ「特に何もないな、一般人の選考会は・・・何々?」

 

貰った封筒に入っていた書類に目を通す。

 

ーー一般人競技者選考会日時はインターミドル選考会の一日前、会場も例年と同じくインターミドルチャンピオンシップ会場。

 

ーーー当日の試験内容は「実力判定」「健康チェック」「体力測定」「身体能力測定」の順番で執り行います。

 

実力・・・当本部の方で用意させて頂くインターミドル出場経験ありの元選手を制限時間内に「倒すこと」(転倒などは含まない)

 

健康チェック・・・視力、聴力諸々の診断

 

体力測定・・・一時間以内のマラソン(30Km)完走

 

身体能力測定・・・マラソンコースゴール地点のアスレチック広場での障害物パレード

 

尚、ドーピング等の行為は即失格と見なします、こちらで身体能力向上の補助魔法を施行させて頂きます。応募者の皆さまもスポーツマンシップに乗っ取って当日は頑張ってください。

 

ーーーインターミドルチャンピオンシップ運営委員会本部

 

 

 

ジーク「な・・・・なんやこれ」

カズマ「まぁ、道理っちゃ道理・・・だな、確かに魔力持ちなら可能「かもしれない」内容だ」

ジーク「こ、こんなん・・・ムチャクチャや!」

 

呆れている俺と声を荒げるジーク・・・・こりゃノーヴェさんたちには言えんな・・・

 

カズマ「落ち着け、ほらあそこに犬がいるだろ?よく見てみろ」

 

視線の先にいる柴犬のワンコを指差す、自然とそちらを向くジーク

 

カズマ「あれがだんだん号泣会見のあの方に見えてくる・・・みろ、あの円らな瞳を、こまめに吐き出す吐息を・・・見えてきたろ?・・・・」

ジーク「・・・・・・・・・」

カズマ「泣き出す直前のあの顔さ」

ジーク「!」

 

衝撃的な顔をしたジークとことこと犬がいるところまで歩いていき・・・・

 

泣き崩れた

 

カズマ「・・・・・えぇぇぇ・・・」

ジーク「私だってねぇ!こないでもCはあるんやでぇ!?分かりますかヴィクター!Cはあるんよぉおおお!」

 

何の話だよ・・・・

 

違うことに目を向けさせ、怒りを忘れて貰おう大作戦がどうやらジークの何かのコンプレックスを刺激してしまったようだ。

 

突然泣き崩れるジャージ人間に周りが唖然とする。

 

ジーク「皆おっぱいありすぎやろがあああああ!おおおおぅぅぅ!わああああああああ!」

 

犬じゃなくてジークが号泣会見を開いてしまったようだ(他人事

 

カズマ「(・・・しかしスポーツマンシップに乗っ取って・・・ねぇ、普通に観客も来るみたいだし、完全な「見せ物」じゃねぇか)」

 

そんなに男女混合が気にくわないのか

 

カズマ「気に入らんな・・・・」

 

彼等だって本気なんだ、私怨だか、過去に何かあったかはしらん、大人の偏見に子供らを巻き込まないで欲しいもんだ(←18歳

 

カズマ「あージーク落ち着け、お前公共の場で痴女発言連発で補導されんぞ」

 

このあと「誰のせいやねん!」とやたらめったらに怒られた。サーセン

 

ーーーーー

その後ジークは本番に向けて特訓漬けと言っており、暫くはうちに来れないと言っていた。

 

クライ「・・・しかしとんでもない内容だな、確かに嬢ちゃん連中には言えんな、直談判しにいかねん」

カズマ「・・・クライさんは知ってるのか?どうして今の制度になったかを」

クライ「まぁ・・・それなりにニュースにもなったからな、「男性競技者による、女性競技者への過度な接触によるセクハラ行為」とだけしか報道しなかったがな、後は取材も家の人からもNGだし「カランコロン♪」いらっしゃい・・・・・その本人も出ていったのか消息不明・・・だったかな?」

 

現在、喫茶店「閉店前」

 

失礼と分かりながらも、お邪魔させて貰った次第であります。

 

 

カズマ「・・・・そう・・・か」

クライ「しかし意味が分からん試験内容だな、選考会だってのに落とされるし、この実力判定ってのがますます分からん」

カズマ「そうか?内容だけ見れば意外と俺好みだぞ?シンプルで分かりやすい。」

 

 

ーーー今年も多いわね

 

ふと市役所の職員の言った言葉が引っ掛かる。

 

・・・つまり毎年こんな内容だっつうのに、一般応募者が多いってのが腑に落ちない。

 

 

「おや?カズマ君かい?どうしたんだいそんな怖い顔して」

カズマ「・・・いや何でもないよ!」

 

厨房で皿洗い無双をしていたミリー婆さんが声をかけてきた。

 

カズマ「クライさん、あれは?」

クライ「目覚めた、以上」

カズマ「把握」

カズマ「てか、クライさん家は?」

クライ「あほ、流石に返ったわ・・・帰ったんだが置き手紙が置いてあって高校時代の友達と飯食ってくるってさ。」

 

・・・・・・・せつねぇ

 

クライ「折角だから俺らも飯、食いに行くか?」

カズマ「・・・・あー、悪いちょっと出掛けなきゃ行けないとこがあるんだ、今度クライさん家に邪魔するよ」

 

クライさんは残念そうにしていたが、頷いて分かったと言ってくれた。

 

ーーーーーー

 

クライ「じゃあ、明後日からシフトいれちゃっていいんだな?」

カズマ「あぁ、頼む・・・・じゃあお疲れさんです!」

 

そう言って店から出る。

 

カズマ「・・・・・・・・」

 

ーー「男性競技者による女性競技者への過度な接触によるセクハラ行為」とだけしか・・・

 

自宅を通りすぎ、そのまま人気が無いところへ足を進める。

直後後ろから伝わる困惑の気配、俺は静かにため息を吐いた。

 

ーーーーーー

 

ここ第3地区湾岸住宅街は大雑把に4当分に別れていて、その中央にそこそこな広さの公園がある。面倒だがそこまで行き誰もいない事を確認してから。

 

カズマ「・・・下手な尾行するより、正面から来た方がいいんじゃないか?」

「!?」

 

え?気づかれていないと思ってたのか?

 

「何だ「バイト代」目当ての奴かと思ってたが、中々面白いじゃないか、俺の尾行に気付くなんて」

 

・・・・俺がジークと市役所から出てくるとこからついてきたことがバレバレでしたが。だって・・・

 

物影から出てきた男、黒の上下に黒いニット帽、手袋、サングラス、おまけにマスクまで黒いと見た。

 

カズマ「・・・・・(よく補導されなかったな)」

 

何でそれを昼間にやろうとしたんだ。・・・・・ん?今こいつ・・・・・

 

「しかし初めてか?だいたい毎年同じ顔ぶれ何だが・・・ま、いいや、なぁおいあんたーーーー」

 

・・・・どうやら、早速向こうから仕掛けてくれたらしい。

 

奴との距離を一瞬で0にして肩を掴んで反対にまわし、二の腕をつかみあげ、押し倒した。ついでに両足も踏みつけるように足をのせる。

 

「いだだだだだだだだだ!?な、何がぁ?」

カズマ「俺ぇ分からない事一杯あるんでぇ!教えてくださいよぉ!

 

 

ーーー・・・インターミドルチャンピオンシップ大会運営委員会さん」

 

ごくりと息を飲む音が聞こえた。




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