魔法少女リリカルなのはvividー青年の物語・・・・・の後の物語 作:Rainーのち大洪水
では続きです!
ミカヤ「しかし本当に久しぶりだね、4ヶ月ぶり・・・かな?」
カズマ「悪かったよ」
大して悪びれもせずにいうカズマにクスッと笑うミカヤ
あのあと、気絶させた門下生を介抱して客間に通して貰った。
アインハルト「あの・・・初めましてミカヤ選手、ノーヴェコーチからのご紹介で参上しましたアインハルト・ストラトスです。」
ミカヤ「あぁ、ごめんね?友人との再開に舞い上がってたみたいだ、練習相手にご指名頂いたミカヤ・シェベルだ、よろしく頼むよ?」
照れ臭そうに笑いながら詫びるミカヤにアインハルトは微笑んで「気にしてないですよ」と言った。
ミカヤ 「急な質問だけど、接近戦型と私達剣士、一見どちらが有利に見えるかな?」
アインハルト「・・・・やはり剣士・・・でしょうか、獲物によるリーチの差もありますし。ミカヤ選手の「晴嵐」のような居合刀のような物を振り回されたら近づくのも困難と思います。」
ミカヤ「ふむ・・・正解はどちらでもない、と言ったら?」
ミカヤの質問にアインハルトは少しばかり考え込む、それを勝ち気な笑みで見守るミカヤ
アインハルト「・・・やはり手数の数でしょうか?獲物のリーチにもよりますが、ミカヤ選手のような長物では、接近戦型に張り付かれたら厄介でしょうから・・・・あの、何を・・・」
質問の意図が分からず小首を傾げるアインハルト・・・・と
?『ニャア・・・』
同じく?を浮かべながら首をかしげる・・・猫?
ミカヤ「おや、可愛い猫だねそれが君の・・・・?」
アインハルト「はい、マスコットネームはティオ
ーー正式名称は「アスティオン(小さな英雄)」・・・私の相棒です」
誇らしげに言うアインハルトに嬉しそうに鳴くティオ
ミカヤは微笑ましく笑い、続けて言った。
ミカヤ「質問の意図だったね?私は今の流派を仕上げる為、天瞳流の欠点を克服を目指してる。・・・そのためには君ら接近戦型の力も必要だ・・君は斬撃対策、私は接近戦型相手に手を出させないで倒す」
アインハルト「なるほど・・つまりは貴方は自分の流派の為、強いて言えば自身の為、そして私は(兄さんと私の関係を断つ)斬撃の怖さを味わって来いとノーヴェコーチから言われてます。」
ミカヤ「・・・・・今変な間が」
果てしなく不安になるミカヤ、そして改めてノーヴェが言ったことの意味(を勝手にねじ曲げ)に戦慄いているアインハルト・・・・の後ろで
カズマ「ティーオ」
ティオ『な~あ』
カズマ「ティ~オ?」
ティオ『な~あ?』
カズマ「俺の家族にーー」
ティオ『フー!!』
「師範代、お茶をお持ちーーーーってああ!?カズマさんがまっちろくなってる!?」
カズマがなんかやってた。
ーーー
「聖王教会近郊外」
ノーヴェ「悪い遅れた!」
ヴィヴィオ「ノーヴェ!それにオットーにディードも!」
オットー「お疲れ様です、陛下、お嬢様方」
ディード「楽しそうにお話ししていましたが、何かあったんですか?」
今日から「秘密特訓」の始まり、アインハルトを除いたチームナカジマメンバーはコーチであるノーヴェが来ると、会話を止め挨拶をした。
リオ「おはようございます!実は私とコロナ、昨日ハリー選手にあったんです!」
ノーヴェ「ほぉ!我流スタイルのハリー・トライベッカ選手にか」
コロナ「はい!それでその時言ってたんです。
ーーんな大層なもんじゃねぇよオレァ、今のオレは「あの人」のお蔭でここまでこれたと思ってっからな!
ーーって!」
ノーヴェ「あの人?我流なのにコーチとかいたってことか?」
意外そうな顔をするノーヴェにヴィヴィオが口を開く
ヴィヴィオ「でも名前も分からないって言ってたんだよね?」
リオ「うん!」
コロナ「それにプレッシャーも貰っちゃったし・・・頑張らないと!」
戦意溢れる教え子達に微笑むノーヴェ、しかしすぐさま表情を引き締めて
ノーヴェ「それじゃ今日から特訓開始だ」
3人『はい!』
ノーヴェ「チームとはいえ選手としてはお前らもライバル同士だからな特訓は個別にやる
ーーそのためにリオ、コロナの二人には専属コーチを呼んできた。」
そう言うと、オットーとディードが一礼しオットーがコロナ、ディードがリオの前にたった
オットー「コロナお嬢様には僭越ながらこの僕が」
コロナ「ありがとうございます!」
ディード「リオお嬢様には私が」
リオ「よろしくお願いします!」
二つのコンビが完成したのを見届けたノーヴェはひとつ頷き、ヴィヴィオに向き直った。
ノーヴェ「で、お前はあたしだ」
ヴィヴィオ「はい!」
ヴィヴィオの元気のいい返事にノーヴェは満足そうに頷き、3人娘を見渡して言った。
ノーヴェ「基礎トレと合同練習は今までどおりあたしがーーーー」
ーーーだあああああん!!!!
改めてインターミドルに向けてのトレーニングの進め方を説明しようとして
それを遮るかのように、森の奥の方から何かが落ちたような轟音が響いた。
ノーヴェ「な、何だぁ!?」
コロナ「崩落?」
思わず皆そちらに向いて様子を見る、変な緊張がその場に走る・・・双子を除いて。
オットー「ノーヴェ姉様、大丈夫です。彼の自主鍛練ですよ」
ノーヴェ「彼?」
ヴィヴィオ「もしかしてレインさんですか!?」
ディード「そういえば陛下はレインさんとは会っていたんですね」
ヴィヴィオに集まる視線ヴィヴィオは少し興奮したようすで話した。
ヴィヴィオ「うん!昨日お兄ちゃんと聖王教会に行ったときにあったんだ、お兄ちゃんと戦友なんだって!凄く強いんだよ!」
ノーヴェ「カズマの?」
リオ「いいなぁお兄ちゃんと一緒だなんて!」
羨ましそうなリオにえっへんと返すヴィヴィオ
ディード「・・・折角ですから見に行きませんか?特訓に参考になると思いますし。」
オットー「いいね、きっとノーヴェ姉様達もみて損はないと思いますよ?」
ノーヴェに集まる期待の視線
ノーヴェ「・・・・・ったくしゃあねえか・・・」
ノーヴェはひとつため息をだし、喜ぶ皆を見て一人苦笑いをこぼした。
ノーヴェ「っておまえら!レインさんとやらには迷惑かからないようにだかんな?」
3人娘『はぁい!』
ーーーー
場所は戻って、道場
ミカヤ「ーーーしっ!」
アインハルト「・・・っ!」
ミカヤの「晴嵐」による横凪ぎがアインハルトへ迫る、「何処か重そうな動き」で何とか一閃を上にそらし、一歩踏み込む
ミカヤ「っ!(とんでもないな・・・この子、「腕輪」を装備して行動阻害と一緒な状態だと言うのに・・・本気でないにしろ、私の刀を受け流してる・・・)」
「魔力負荷バンド」ノーヴェが知り合いの管理局技術開発担当者の人に頼み込んで作って貰ったものであり、着けた人の「魔力核(リンカーコア)」に直接干渉し制限をかける
アインハルト「(キツイ・・・かなりキツイ・・・身体能力負荷とはまた違う魔力負荷・・・なら・・・)」
ティオ『ニャッ!』
アインハルト「お願いします!」
ーー制御をティオに任せ、私は攻防に徹します!
アインハルト「覇王流の受け流し技法をお見せします
ーー断ノ構(ことわりの構え)」
ミカヤ「面白い!見せてみてくれ!」
バックステップし居合の構えを取り、即距離を詰め
ミカヤ「天瞳流抜刀居合ーー水月!」
手の甲を突きだし、残りの手をそれに沿わせるように構えているアインハルトに向け凶刃を放ち
ミカヤ「ーーー!?(軽い・・・・・っ)」
手の甲で「乗せた」瞬間掬い上げるように上に「放り投げる」
ミカヤ「! ?(添えた手を・・)」
大きく体勢が崩れたミカヤの腹部目掛け
アインハルト「ーーー追断拳!」
威力を大きく持たないものの、素早く放たれた派生した拳は
ミカヤ「はっ!」
パシッと残った腕で掴み取り
アインハルト「!?」
視界が一瞬で反転した。
背中に衝撃を覚えつつ、起き上がろうとして
ーーー首に刀を添えられた。
ミカヤ「・・・・驚いたよ、負荷があるといえ少し見くびっていたかもしれない、同じ競技者として失礼だった
ーーーこれからは、インターミドル最高戦績都市本戦3位、天瞳流師範代として相手する・・・参る」
強者のオーラがアインハルトに襲いかかった
誤字、指摘等がございましたらよろしくお願いします。