魔法少女リリカルなのはvividー青年の物語・・・・・の後の物語   作:Rainーのち大洪水

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53話

カズマ「なんで・・・だよ」

クライ「・・・・・・」

「しゃあないだろ・・・こうなっちまったもんは」

 

場所はクライさん宅夜の7時リビングにて俺、クライさん、バイトの先輩、ノーヴェさんがテーブルを囲んで何かをしていた。

 

ノーヴェ「なっちまったもんはどうにも変えられん・・・酷だが諦めろカズマ」

カズマ「いやだ!諦められるかよ・・・見捨てられるかよ・・・ここまできて・・・」

クライ「カズマ仕方ないさ・・・これも運命ってやつなのさ」

 

ただひたすら嘆く俺に諭すように肩に手を置くクライさん

しかし俺の顔は一向に晴れることはなかった。

 

カズマ「・・・・どうして、どうしてだ

 

 

 

 

ーーーなんで道端で転んで取引用の資金をパーにしたんだよ!結婚までして後はゴールするだけなんだぞ!?会社と社会と家族からの信用も地の底、人生も地の底、俺のモチベーションも地の底だああああ!」

「カズマ、速く進めて、次は俺のターンだから・・・・あとお前人生ゲーム合わないよwww」

 

カズマ=ツユクサ、どうやら人生ゲームは向いてないそうです。グスン

 

ーーーー

 

アリス「さぁ皆さん、明日はカズマ君、明後日はチームナカジマの皆の出陣だから軽いけどお祝いよ」

カズマ「おぉ・・・・七面鳥なんて生で初めて見た」

「おっしゃ!食うぞぉ」

 

明日は俺の選考会という事でアリスさんが食事にご招待してくれた。丁度ノーヴェさんとバイトの先輩が喫茶店にいたのでついでではあるが誘ったのだ。

 

ノーヴェ「すいませんアリスさん・・・関係無いのにあたしまで・・・」

アリス「そんなこと無いわよぉ、ノーヴェちゃん達やノーヴェちゃんの家族も今となっては常連さんなんだもの!」

クライ「そうだぜ?ノーヴェの嬢ちゃん遠慮なんて逆に失礼ってもんだぜ?」

 

皆にいわれ戸惑うも最後は微笑んで礼を言ったノーヴェさん

 

クライ「カズマはもう準備大丈夫なのか?」

カズマ「?ふぁあ、ぶぁんふんふぁ(あぁ、万全だ)」

クライ「食べ物を飲み込んでから喋れよ・・・」

カズマ「っち、こまけぇな」

クライ「お前は息子か」

カズマ「違う逆だ」

クライ「親父ってか、ははは!

 

 

絶対やだ」

 

おうふ(´・ω・`)

クライさんにマジ顔で否定された俺はノーヴェさんに逃げた。

 

カズマ「ノーヴェさん」

ノーヴェ「こっちみんな」

カズマ「しどい!?」

 

ーーー

 

カズマ「じゃ、ご馳走さまでした、お休みなさい」

ノーヴェ「お邪魔しました。」

 

食べ終わり、片付けをしたあと俺とノーヴェさんは帰路についた、先輩はどうやらクライさんと呑むらしい。

 

クライ「カズマ、明日頑張れよ!見に行くからな?」

カズマ「あいよ」

アリス「二人とも、気を付けて帰ってね!」

ノーヴェ「はい、お休みなさい」

 

そう言ってクライさん宅を後にした。

 

ノーヴェ「期待されまくりだな」

カズマ「・・・・ま、恥はかかないよう頑張るさ」

ノーヴェ「素直じゃないな・・・カズマ

 

 

ちょっと付き合ってくれないか」

 

そう言ってノーヴェさんは公園がある方に指差した

 

カズマ「・・・・・あいよ」

ノーヴェ「悪いな、少し話したくてな」

 

ーーーー

 

ノーヴェ「・・・・カズマあいつらどこまで行けると思う?」

カズマ「・・・実際どこまで強くなったかなんて俺は把握してないからな・・・どうかしたのか?」

 

市民公園に入りベンチに座る。

ノーヴェさんは少し沈黙を溜めたあとそう切り出した。

 

ノーヴェ「あたしの目から見ても、あいつらは強くなった・・・コーチとしての贔屓を無しにしてもだトップファイター相手でも勝てちまうかもしれない・・・・でも

 

ーーーお前がいるし聖王教会であったレインもいる」

カズマ「・・・・・・・」

ノーヴェ「こんなこと言うのはおかしいと思う・・・・でもあいつらがお前らに勝てる未来が全く見えないんだ、もしお前らと当たって・・・負けて、落ち込んだら・・・どうすればいい?」

 

今までのあいつらの頑張りを見てるから、知ってるから、否定したくないからノーヴェさんは苦しんでるんだろ、明日選考会にでる俺に言う、その意味をこの人が知らないわけがない

 

ーーーーでもさ

 

カズマ「・・・あほかあんたは」

ノーヴェ「っ!あたしはーー」

カズマ「俺は、空港であいつらにかけた言葉、ノーヴェさんにもかけたつもりだぞ?」

ノーヴェ「・・・・・「信じろ」・・・」

 

何だよ、覚えてるじゃあないか

 

カズマ「そうだよ・・・コーチを信じて、そして強くなったんだろ?そのためのあいつらの努力はあんたが知ってるはずだ・・・」

ノーヴェ「・・・・・」

カズマ「しっかりしろよ大将、引っ張る奴らがちゃんとしてないと、あいつらは誰を見てついていけばいいんだよ」

 

ノーヴェさんは下を向いたまま考えているのか黙ってしまっていた。

 

カズマ「・・・・・悪いあんたの気持ちを考えずに言っちまった」

ノーヴェ「あぁ!いや、そう言うわけじゃないんだ・・・・お前の考えを聞かせてくれ・・・恥ずかしい話し今回みたいなのは初めてだからな、頼ってしまうようだが・・・」

 

・・・・この人も悩んだんだろう、相当・・同時にそこまで大切に思っている事が分かる。だから分からないあいつらの為を想って、突き放すべきなのか、寄り添うべきなのか・・・

 

カズマ「・・・・あくまで俺の持論だが

 

 

ーーー何もしなくていい、だけど見守ってやったらどうだ」

ノーヴェ「・・・・見守る・・・・か」

カズマ「あぁ・・・落ち込むだけなら言葉は必要かも知れない・・・でもあの子らは前を見据えていける子達だ、例え負けてもそれは「次の為の敗北」だよ」

ノーヴェ「・・・・・そっか・・・・・それこそ信じなきゃ、だな」

 

・・・でも、さ

 

一ヶ月以上前のヴィヴィオとシャンテの打ち合い、アインハルトとミカヤの練習を思い出す。

 

カズマ「・・・・インターミドルが楽しみだ」

 

一人「よし!」と連呼しているノーヴェさんと夜空を見上げ不敵に微笑んでいる俺・・・・良かった通報されなくて・・・

 

ーーーーーー

一般人競技者選考会当日AM6:30

 

 

ーーーーーそして!ついに!←布団ダイバー

 

カズマ「選考会だこの野郎!」←上半身だけ起こしコロンビア

ルーテシア「どうしたの?お兄ちゃん?」

カズマ「ある意味待ちに待った選考会だからな、意味もなく張り切ってる」

ルーテシア「もう・・・・・頑張ってねお兄ちゃん♪」

カズマ「当たり前だろ?ルー・・・・・るぅうううううう!?」

 

俺の横で紫のパジャマ姿のルールーが横たわっていた。

 

カズマ「なんで!?どうやって入ったんだ!?いやそもそも気付かなかったのか!?」

ルーテシア「あ、心配しないで?私がアリスさんに頼んで強烈な睡眠薬を時間差で効くような奴をお願いしたの、鍵はクライさんに合鍵貰っちゃった♪」

 

あーそっかぁ♪・・・・じゃねえぇぇえええだろうがああああ!何してくれてんだあの腐れ夫婦!道理で珍しいと思ったよ・・・・

 

ルーテシア「・・・ごめんなさい、ビックリさせちゃって・・・」

カズマ「・・・・次からはちゃんと言ってくれ、ちゃんとおもてなししたいから」

ルーテシア「っ!うん!」

 

ーーーーーー

 

カズマ「ん?シャンテとセインさんとレインと来たのか」

ルーテシア「うん!凄かったよ!私達に居眠りで突っ込んできた車を剣で真っ二つ・・・だけど事情聴取で連れていかれちゃった・・・大丈夫かしら、本人は明日の選考会には間に合うっていってたけど・・・・」

 

・・・なにやってんだあの馬鹿・・・

 

カズマ「ま、大丈夫だろーーーそろそろ行くか、ルールーは?」

ルールー「ちょっと眠いかも・・・」

カズマ「そっか・・・ゆっくり休んでなルールー」

 

そう言うとルールーは「うん!」と言って寝室の方に走っていった。

 

「冷蔵庫の中にあるやつなら食ってもいいから」と書き置きを残し家を出る。ーーーっと

 

カズマ「悪い悪い、忘れるところだった

 

ーー「刃鐘」」

 

愛用している木刀を袋に入れ肩に担いだ。

 

ーーーー出発だ!




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