魔法少女リリカルなのはvividー青年の物語・・・・・の後の物語   作:Rainーのち大洪水

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すいません!前話投稿の際予約投稿になっていたのを忘れてしまい。

同じ話が複数投稿される形となってしまいました。すいませんでした!

あと番外編ですが今月末までにあげます。お題は「お酒」です。

お気に入り登録感謝です

では続きです!


64話ーーミカヤとカズマ

試合は圧倒的だった、レインが相手の魔力弾を弾いてかわしながら突き進み、近づいたら速度を上げて背後に回り込み怒涛の斬撃ラッシュ

 

第1ラウンドを無傷で1分以内での勝利だった。

 

ただ、終わった直後呆然と座り込むエリー選手に微笑みお辞儀をしたのは驚いたが

 

歓声が鳴り響く中で泣き出してしまったエリー選手あたふたしまくるレインを見ながらミカヤが口を開く。

 

ミカヤ「ーーーやはり都市本選への一番の障害の壁は彼とヴィヴィオちゃんか・・・・」

 

思わずティアナさんが此方にずずいって身を寄せて聞いてきた。

 

ティアナ「ヴィヴィオの事を警戒してるの?ミカヤ選手(小声」

 

カズマ「まぁ、そうですね見ての通りミカヤは「基本」抜刀居合型のスタイル何で、小回りが利いて、尚且つダメージ優先ではなく速度優先のスタイル、その上カウンターも狙ってくるから刀の長さ故にヴィヴィオにはっつかれたら厳しいかもですね(小声」

 

俺の説明に「ほへー」と親しい子供がトップファイターに警戒されるほどの実力を持っていることに興奮と驚きの声をだすティアナさん

 

なんだその返答かわいいなおい

 

クライ「あのーお二人さん、イチャイチャしているところ悪いんだけど・・・・」

 

カズマ「なっ!?ち、ちゃうわ!そ、そんなイチャイチャしてへんわ!?」

 

クライ「キャラぶれてんぞ?」

 

恐る恐るティアナさんを見ると、顔真っ赤にして俯いて何かを呟いていた。

 

ティアナ「ザオラルザオラルザオラルザオラルザオラルザオラルザオラルザオラルザオラル・・・・・」

 

復活の呪文!?

 

ミカヤ「あぁ・・・そうだカズマ、君は私服姿で縛られる私と袴姿で縛られる私とどっちがいい?

 

・・・でも試合で喰らう痛みには慣れているんだが、そういった「プレイ」での「パシン」とか「たら・・・」とかは恐くてね・・・・良ければなるべくソフトなプレイを・・・」

 

まだ続いてるの!?お前もぶれねぇな!?・・・・・・いや、まぁ、ね?興味ないって事は無いんだよ?

 

本当だよ?少し、ほんのすこぉしだけどね?

 

でもさ、仮に「縛(や)る」場合ってさちょっと上級じゃん?え違う?

 

 

 

 

嘘でしょ(戦慄)

 

カズマ「・・・まだ気が早いんじゃないか?次の試合もあるんだろ?」

 

ミカヤ「勿論油断等しないさ、「君との稽古」でそれは散々分かっているからね」

 

ま、こいつがそう言うんなら大丈夫だろ

 

ティアナ「そう言えばカズマとミカヤ選手って何時から知り合いなの?」

 

クライ「あ!それ気になるな俺も」

 

復活したティアナさんが思い出したと言わんばかりにそう言った、クライさんも同調する

 

ミカヤが顎に手を添えながら軽く思い出すように目を閉じた。

 

カズマ「・・・・・・・」

 

ミカヤ「・・・丁度今から9ヶ月と一週間・・・かな?・・・うんそうだね、私が去年のインターミドルの都市本選でジークに負けて意気消沈していたばかりのころだね・・・・

 

たしかあの時・・・・」

 

ーーー!?

 

あれ!?こいつと出会った時って確か!?

 

カズマ「ちょ、まて!ミカーーー」

 

「あの醜態」を思い出した俺はミカヤを阻止しようと待ったをかけるも、懐かしそうな笑みを浮かべて興味津々の様子のティアナさんとクライさんに言った

 

ミカヤ「ふとした拍子に転んでしまってね、当時腕を壊して包帯を巻いていた私は上手くバランスを取れずに倒れてしまってね

 

まぁ、そのなんだ?上と下の下着が丸見えになるほどはだけてしまったんだ、で、そこを通りかかったカズマに見られてしまい悲鳴をあげようとしたらカズマ、まさか鼻血を噴射して反対方向に吹き飛んだんだ」

 

ティアナ、クライ『ぶふぉおお!?』

 

こ、こいつらぁ・・・・・

 

体を震わせ恨めしげに睨み付ける俺をミカヤ(元凶))は嬉しそうに見ていた

 

カズマ「(・・・・ま、俺もこいつとの付き合いがこうも長くなるとは思わなかったが)」

 

てかいつまで笑ってんだよ(# ゜Д゜)

 

 

ーーーー

 

ミカヤ「ふふ・・・」

 

その様子を笑ってみていたミカヤはふとカズマと出会った・・・・というよりは遭遇?した時の事を思い出した。

 

ミカヤ「(まさか、あれからも付き合いが続くとは思っても見なかったな・・・)」

 

ーーーー

 

去年6月某日

 

クラナガン南部市街地にて、袴姿のミカヤ・シェベルがぼーとした表情で路地を歩いていた。

 

門下生の子達に「息抜きしてください!」と閉め出されたためだ。

 

出てきたは良いものの何の娯楽があるのかも分からないし、ましてや腕も医師から「なるべく自然治癒に任せた方がいい、体が変な癖を覚えずにすむ」と言われているため、何もしようがない為ただ散歩と称した何かを淡々と行う

 

ミカヤ「・・・・・・・」

 

ーーー一方的だった。

 

途中までは自分で言うのもなんだが、あの「次元世界女子最強」ジークリンデ・エレミアーージークーーにひけをとらないいい勝負をしていたと思う

 

でもあの時、最高のタイミングで放った「天瞳流抜刀居合ーー水月」が最高の当たりを喰らわした時、あのこの「スイッチ」が入れ替わった時

 

一方的な蹂躙が始まった。

 

ーーー五体の人体破壊エミュレートに続き、腹部の臓器損傷エミュレート極めつけに左腕のエミュレートを越えての骨折

 

怖いとかは無かった、格闘技では無くとも剣の道を進む自分にとって怪我は付属品みたいな物と思っている。

 

ーーー何も出来なかった。

 

此方が目で終えないレベルのスピード、「イレイザー」級の攻撃、無惨に砕けた愛刀(晴嵐)そして、悔しげにジークを睨み、膝まずくしかなかった自分

 

ミカヤ「・・・・・・ふぅ・・・・喉が乾いたな」

 

正直に言えば、辛かった。後遺症とか変な癖をとか、どうでもいいから腕を治して未熟な腕を最強(ジーク)に届かせる為の鍛練をしていたかった。

 

どこか歯痒い思いの中、ちゃんと前を向いて歩いてなかったせいか躓いて転んでしまった。

 

ミカヤ「ーーーっ!」

 

前のめりに転んでしまい、治療中の腕が地面に向かっていくのに気付き冷や汗がぶわっと全身にかくのを自覚しながら、必死に左腕を庇って反転して倒れこんだ。

 

ミカヤ「いてて・・・・ははは、何してるんだろ私・・・・」

 

こんな姿を門下生の皆に見られたらまた心配をかけてしまう、そう思い痛むからだを無視して起き上がろうと顔を上げる。

 

?「・・・・・・・・・」

 

すると通りかかったのか同い年ぐらいの男性がポカンとした表情で此方を見ていた。

 

ミカヤ「?どうかしまーーーー」

 

聞こうとして気付いた、ミカヤの袴がさっきの転倒でおかしな転び方をしてしまったのが原因なのか、胸部ははだけていて、下も帯がほどけてしまったのか、下着が丸見えだった。

 

時が止まったかのように、固まる二人

 

ミカヤは徐々に自身の顔に熱が溜まっていくのを感じた、次いで羞恥心が天高く舞い上がってくる。

 

ミカヤ「ーーーきゃあa」

 

カズマ「ぶぶうぅぅぅぅうううう!?」

 

悲鳴をあげようとして、目の前の青年が白目を剥き、鼻から血を吹き出しながら後ろに吹き飛んでいき

 

カズマ「ごっぱあぁああ!?」

 

ミカヤ「ええええええええ!?」

 

道路を飛び越え反対側の建造物の壁に突っ込んだ。

 

すぐさま身なりを整え、青年の元へ駆け寄る。

 

ミカヤ「だ、大丈夫ですか!?」

 

声をかけ安否を確認するミカヤ、青年はピクピクと痙攣をお越しながら口を開こうとしていた。

 

?「・・・・あ・・・ぅ・・・・」

 

ミカヤ「喋っちゃ駄目です!今すぐ救急車をーーー」

 

?「・・・・く・・・らいさん、はかますが・・・たに、くろは・・・

 

 

ーーーせいぎごほおおおお!?」

 

思わずみぞおちに左腕で止めを刺してしまったミカヤを誰が責められようか?(←

 

そして「くらいさん」って誰?と思ったのだった。

 

ーーーー

 

ミカヤ「(あれから半年以上か・・・・・)」

 

目の前でギャーギャー騒ぐ3人を見る。

 

本当にカズマには救われた。言い過ぎかもしれないけどカズマがいたから私は「わたしを」取り戻せたと思っている。

 

天瞳流抜刀居合の師範代として一つの道場を任される責任、トップファイター選手として周りの期待に応えなきゃ「いけない」と思い込んでしまい抱え込んだプレッシャー

 

一度「リセット」できた時に確認できた「強くなりたい」と言う初心

 

ーーーまぁ、偏見かもしれないが強さを求める人が欲しいものって歓声とか期待じゃなくて、ただ単に「強さ」なんじゃないのか?

 

ミカヤ「カズマ」

 

カズマ「なんだ、諸悪の根源」

 

ジト目で睨んでくるその瞳が「愛しい」

 

・・・でもこの鈍感男は既に気になる異性が要るようだ。

 

前々から分かっていたけど、いざ自覚すると悲しいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミカヤ「貴方を愛しています」

 

まぁ、私には関係ないが。

 

クライさんはその強面に「お?」と面白そうな物を見つけたと言わんばかりに顔を変形させて

 

ティアナさんは「!?」と驚愕と焦燥の表情を浮かべて

 

カズマ「・・・・・・・・・」

 

カズマは、時が止まったかのように固まっていた。

 

悪いねティアナさん、ジーク・・・私はこう見えて欲張りなんだ。

 

離れた席にいるジークが何かを感じ取ったかのように辺りを見渡しているのが目に映った。

 

ーーーー

 

アインハルト「む!?敵襲!?兄さんの身(貞操)が危ない!」

 

ピキーンと何故か頭の黒いリボンだけが逆立つアインハルトに選手入場口に向かったヴィヴィオ意外のメンバーがギョッ!とアインハルトを見る。

 

ノーヴェ「てかそのリボン何なんだよ!?なんでリボンだけがたってるんだよ!センサーか!?妖怪センサーなのか!?」

 

リオ「む・・・・お兄ちゃんがイチャイチャしてる気配がする」

 

どうやら妖怪センサーではなくブラコンセンサーな模様。

 

ディエチ「ふふ、カズマはモテモテなんだね?・・・あれ?オットー、ディードは?」

 

オットー「ディードならレインに労りの言葉をかけにいってますよ?ディエチ姉様」

 

ノーヴェ「のほほんと会話してないで、こいつらとめるの手伝ってぇ!?」

 

微笑みあうディエチとオットーのすぐ脇でアインハルトを羽交い締めしてバインドでリオをがんじがらめにしているノーヴェが悲鳴をあげた。

 

アインハルト「これしきの苦難!私の覇王の力の前では無力に等しい!」

 

ノーヴェ「その台詞は試合中に言ってぇ!?」

 

リオ「お兄ちゃんの背中と肩、首裏はこの私の固定ポジションだよ!アインハルトさんにもルールーにもヴィヴィオにも渡さないんだから!

 

だからノーヴェ師匠放して!?お兄ちゃんの元へ行けない!」

 

ノーヴェ「お前が行くのは控え室ぅ!てかお前らそろそろ試合近いだろうが!?」

 

コロナ「・・・・・・」

 

ノーヴェが絶叫を上げるなか、ディエチと話していたオットーはコロナが何処か浮かない顔をしているのに気付いた

 

オットー「・・・・・(コロナお嬢様?)」

 

ーーーー

 

ヴィヴィオ「はぁっ!」

 

ヴィヴィオの放った拳が相手に防がれる。

 

「っこのお!」

 

カウンターを放とうとしてくる相手選手、しかし「作った」隙に相手が気づくはずもなく。

 

ヴィヴィオ「(カウンターは!)」

 

目前まで迫った拳に対して地面に伏せてかわす。

 

かわすと同時に右手を支点に逆立ちをして相手の首に巻き付けるヴィヴィオ

 

ヴィヴィオ「(私の専売特許だよ!)」

 

「え!?」

 

自由になっている左手で相手選手の右足に手刀をかます。

 

「うわぁ!?」

 

右足が地面から離れ、軽くパニックになった相手選手に巻き付けた足を地面に降り下ろした。

 

ヴィヴィオ「ロック・ダウン(拘束の打ち下ろし)!」

 

「あぐぅあ!?」

 

エリン・ロロルド

 

LIFE

10100→5700

クラッシュエミュレート

両肩脱臼

 

 

地面に当たる直前で足を放して投げ下ろす状態にし、打ち付けられた相手選手は軽くバウンドした。

 

支点にした右手で跳ね起きるヴィヴィオ、その左腕は既に打ち出す準備を完了していた。

 

ヴィヴィオ「拳閃必中!

 

ーーアクセルスマッシュ!ブーストドライブ!」

 

瞬間、相手選手に視認させない速さの拳が相手選手に突き刺さり瞬間魔力の逆方向への放出により威力が底上げされる。

 

「きゃああああああああ!?」

 

強化された拳が相手選手を場外まで吹き飛ばした。

 

エリン・ロロルド

 

LIFE

5700→0

 

ダメージ

10600

 

『し、試合終了ぉ!ヴィヴィオ選手カウンターアタックからの強打技派生のラッシュで1ラウンドK.O!勝利を掴みました!』

 

試合終了のゴングが鳴り響き、次いで歓声が鳴り響く。

 

ヴィヴィオ「やった!」

 

ウェンディ「いやー、なんか本当に強くなったすね・・・ま!お疲れさまっす!」

 

ヴィヴィオ「ありがとうね!お兄ちゃん見ててくれ・・・

 

ああああああ!?お兄ちゃんイチャイチャしてるぅ!!」

 

その後ヴィヴィオがカズマの座っている席に殴り込みに行き、ヴィヴィオの機嫌とりをするはめになるのは

 

ざまぁ☆

 

ヴィヴィオ「むぅぅぅぅう!」




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