魔法少女リリカルなのはvividー青年の物語・・・・・の後の物語 作:Rainーのち大洪水
言い訳としては、仕事が忙しく執筆が中々できませんでしたm(__)m
ほんとすいません
では続きです。
ノーヴェ「よし、落ち着いた」
カズマ「おかえり、そして妹達を何とかしてくれ」
ノーヴェ「・・・・・お前らよく頑張ったな、色々あって言いそびれたが次の対戦組分けが決まった。」
4人『はい!』
カズマ「・・・・・・・・・・・・」
壊れたノーヴェさんが帰ってきて、体中に引っ付いた妹達を退けて貰おうとするがノーヴェさんまさかの無視ですか?本当に?そろそろ周りの視線が怖いんですが?
おいやめろ、その「ザマァwww」みたいな顔をすぐやめろ
あとミウラ、何でそんな唖然としたような目で俺を見るの?
アインハルト「兄さん、私はなでなでを所望します」
リオ「あ!ずるい!私は顎なで!」
アインハルト「!?なん・・・・だと・・・」
二人のコントみたいなやり取りで誰かの霊圧がきえた模様
そして周囲から(ヴィヴィオ達と同年代の男の子)寄せられる殺気のこもった視線
ジーク「・・・・・・・・カズマ、何デレデレしとるん?」
辟易としていると、じっとりとした声音で後ろから声をかけてくるジークとハリー達。
ハリーは「流石お師匠!ジークのみならずチビッ子達までたらしこんでらぁ!」と若干興奮したように鼻息を荒くしていた。
帰っていいですか?
あとハリーちゃん?人聞っていうのは、「さすが」ってつければ喜ぶ訳じゃないんだよ?
ジーク「・・・・はぁ、まぁお疲れさん皆、かっこ良かったで?」
ヴィヴィオ「え、えへへ・・・」
リオ「チャンピオンに誉められちゃった・・・」
ジークの労りと称賛の言葉に満更でもない顔をするヴィヴィオと、アインハルトは一瞬ムッとしていた、多分「何余裕噛ましとんじゃ?あんごらぁ」みたいな事を思ってるんだろうな・・・
アインハルト「チャンピオン、嫉妬は見苦しいですよ?それにイチャイチャしちゃいけませんか?兄妹なのに?」
全然違うこと思ってた(^q^)
あぁぁぁ!チャンピオン!相手年下だから!耐えてぇ!?関係無いけど確かにお前らの先祖何故かよくいがみ合ってたけどさ!耐えてぇ!?あと兄妹だからイチャイチャしていいわけでもありません!
ジーク「・・・・カズマァ!ハルにゃんが虐めるぅ!」
チャンピオオオオオオオオン!?負けちゃ駄目だよ!?って抱き付くなぁ!恥ずかしいから!皆本当に見てるからぁ!
ミウラ「す、凄い・・・」
何がぁぁ!?そんな「ご、ごくり・・・」みたいなノリで言うなよ!
カズマ「・・・・・・・・」
皆が騒がしい中、ノーヴェさんに断りを入れてその場から去っていくコロナと、それを追っていくオットーの姿が見えた。
ーーーー
クラナガン中央区公共遊園広場
一般的な公園とは違い、小さいがアトラクションがあることと、インターミドル予選会場と同じ程に土地が大きいこの広場に設置されているランニングコースをコロナは走っていた。
コロナ「・・・・・・・」
ーーー妹達の期待する目をみたらな・・・
緩いカーブをノーブレーキでふくらはぎ部分に負担が無いよう脚を大きく広げて走っていく。
カズマやノーヴェ、専属コーチのオットーに教えて貰った走り方のお蔭でまだ余裕がある体力に対しコロナの顔はどこか陰があった。
ハイペースを40分程持続させた所で近くのベンチに腰かける。
乱れた息を整えつつ、何処か集中できていない自身に自然と溜め息がでた。
・・・最初は本当に嬉しくて、あれだけの強さをもったカズマがどれだけ大暴れしてくれるのかが楽しみなだけだった。
コロナ「・・・・私、最低だな・・・」
所が最近になって「強くなってる」そう自覚すればするほど感じてしまう拒絶の心
ーーーもっと試合をしたい。
ーーー終わりたくない
ーーー勝てるはずがない。
多分コロナだけが感じている劣等感、そして諦めの感情。
最初あれだけ喜び、楽しみにしていたのにいざ試合相手になったらもう先には進めないと決め付け、諦めてしまっていた。
コロナ「ひゃっ!?」
思考の海に浸っていたコロナの首筋に冷たい何かがふれて跳び跳ねるように立ち上がったコロナが振り返ると
スポーツ飲料が入ったペットボトルを持った
オットー「お疲れ様です、コロナお嬢様」
コロナの専属コーチのオットーが笑って立っていた。
ーーーー
コロナ「・・・・」
オットー「・・・・・・・」
合流してから5分程たつが、いっこうに始まらない会話と、どんどん発言しにくくなっていく空気にオットーは
オットー「(会話しろよ僕っ!?何だよ5分前!笑ってたじゃん!「お疲れ様です!」って言ったじゃん!何で会話続けないんだよ!?)」
ポーカーフェイスは完璧なものの、心の内側はその顔に滴る対して暑くないのに湧き水のように流れてくる汗が物語っていた。
コロナ「・・・・ねぇ、オットー?」
沈黙に耐えかねたのか恐る恐ると言った感じで声を出すコロナに(精神的に)瀕死寸前だったオットーは
オットー「っーーーーーー」
今にも崩れ落ちてしまいそうな程に脆く儚い笑みを浮かべているコロナの顔を見てすぐさま返せなかった。
オットー「・・・・何でしょうか、コロナお嬢様」
しかし、ざわつく心を落ち着かせてそう聞き返す。コロナは一瞬口ごもるが意を決したかのようにその小さな口を開いた。
コロナ「私ね皆に感謝してるんだ
ヴィヴィオがストライクアーツに誘ってくれて
ノーヴェさんが訓練についていけなくて辛かった時、「成功した時の喜び」を教えてくれて
リオの明るさと元気のお蔭でもっと頑張らなきゃって思ったし
アインハルトさんは私達の先輩として私達が追う背中になってくれて
ルールーは積極的に私のデバイスを一緒に作ってくれた
・・・・カズマさんは私の魔法を見て「凄かった!」って誉めてくれたんだ。
でも・・・・でも・・・・こんな所で負けたくない、終わりたくないよ、もっと皆と一緒に試合をしていたい、もっと皆と一緒に先が見たい、ジークさん達とも戦ってみたい!」
一息に内心を打ち明けたコロナはふっと寂しそうな笑みを浮かべ
コロナ「・・・・オットー私、カズマさんに勝てるのかな・・・」
オットー「・・・・・・・・・・コロナお嬢様はどう思われますか?」
コロナは弱々しく笑い「解答になってないよ・・・」と言った
オットー「・・・・・・・確かにカズマさんは超強敵です・・・・コロナお嬢様でも厳しいかと思います。」
コロナ「っ・・・・そう・・・だよね・・・」
分かっていながらも実際に知人に、それも専属コーチに言われて落ち込むコロナにオットーは胸が締め付けられる感覚に眉をしかめた。
オットー「・・・・コロナお嬢様はカズマさんが言ったことを覚えてますか?」
カズマさん?と疑問苻を浮かべるコロナ
オットーは「はい」と言って真っ直ぐコロナを見つめる。
オットー「僕は直接聞いたわけでは無いので分かりませんカズマさんがどう思ってそう言ったのか・・・ですが、「こういう事を」言ってるんだと思います。」
オットーが何を言っているのかイマイチ解っていなかったコロナはどういうこと?といった感じでオットーを見つめる。
オットーは「これ」ばかりは自分が気付かせる事ではないと思い「試合まで後一週間、ゆっくり考えてください」そう言ってゆっくりベンチを立ち、コロナを見ずに去っていった。
コロナ「・・・・・分からないよ・・・・カズマさん・・・」
青空を仰ぎながらボソッと呟いた声は誰にも届かず風に流されるように消えていった。
ーーーー
オットー「・・・・・・・・・・・」
遊園広場入口に来たオットーは悔しげな表情であるって来た道を振り返った。
オットー「・・・・コロナお嬢様
ーーー信じてますから。」
短い期間かもしれない、初対面ではあったけども「曰くつき」の自分に普通に接してくれて、強くなりたいと厳しい自分の特訓にも弱音等一切吐かなかった優しい競技者(ファイター)を
自分の姉から聞いた「何もしない、でも見守ってやれ」と言う言葉を思い出す。
こんなにも歯痒いものなのか
オットー「・・・・・貴方なら、ちゃんと「見つけられます」」
そう言って前を向き直り
ーーーカズマに頭を下げた。
カズマ「・・・・・・・分かってるよ、あの子の事はオットーさんも「見てきたんだろ」?」
思わず頭を上げたオットーに笑いかける
カズマ「なぁんだ、心配して損した
ーーーオットーさんがいるなら問題はないな」
オットー「・・・・・・当たり前です。来週の試合油断していたらコロナお嬢様の「秘策」が足元掬いますよ?」
不敵な笑みを浮かべカズマを見据えるオットー
カズマ「油断なんかしないよ、油断していない相手に油断なんかするもんか」
そう言って去っていくカズマを見送るオットー
オットー「・・・やっぱり強敵だよ、コロナお嬢様」
ーーーーー
カズマ「・・・・・送信っと・・・」
自宅にその足を向けながら携帯端末で「誰か」に「メッセージ」を送ったカズマは遊園広場へと向かう前の事を思い出していた。
カズマ「・・・・しっかし、出会いってのはどう転ぶのか分からんな・・・・」
そうこぼし手に持った「招待状」を見た。
ーーーーーーー
ノーヴェ「はいはい、お前ら、あとチャンピオンも・・・ついでにハリー選手も、周りが本当に凄いことになってきたから」
カオスな状況になってきたのを感じ取ったのかストップをかけるノーヴェさん。
カズマ「・・・・」
こ、この女ぁ・・・
ノーヴェさんが助けてさえくれればこんなことにはならなかったってのーーー
ノーヴェ「ーーーん?」
カズマ「なんでもないでしゅ」
あ、噛んじゃったてへ☆
・・・・なんだよノーヴェさん。
ノーヴェ「はぁ・・・ったく、そろそろ・・・・あっ
ーーーー来た」
そう言って予選会場入口を見るノーヴェさんに皆がそちらを見ると。
はやて「お、いたいたミウラ!、それにノーヴェ達も!」
茶髪の女性が守護騎士全員と、子ども達大勢を引き連れて出てきた。
はやて「お!ヴィヴィオもいるんやな?」
ヴィヴィオ「はい!はやてさん久しぶりです!」
はやてて名乗る女性のもとへ駆け寄るヴィヴィオははやてさんに挨拶をした。
はやて「うん、折角やし軽く自己紹介でもしよっか」
そう笑みを浮かべ佇まいを軽く直し此方を見た
はやて「初めまして皆
ーーー八神 はやてぇ言います。」
横を見ると、ジークやハリー達がビックリしていた。
そんなに凄い人なのか?・・・・まぁ、司令って言われてるくらいだからな・・・
カズマ「(・・・・この人が「最後の夜天の書の主」か・・・)」
はやてさんをSPの如く守るように周りにいる4人に目をむける。丁度はやてさんの両隣に佇む二人の少女と女性がこちらを見ていた。
テレパシーでも使っているのか目元に若干の変化が会話のリズムで起きていた。
ハリー「ジーク、八神司令ってお前と同じしゃべり方じゃ・・・・同郷の人?」
ジーク「うーん・・・うちミッド出身やけど確か八神司令って地球出身やったような・・・なんか繋がりかなんかあるんかな・・・・」
ーーー作者もそこだけは謎なんや
おっと変な電波が流れたが無視だ
ーーーちょwww
はやて「・・・カズマ=ツユクサ君やね?ノーヴェから「話」は聞いとるよ?」
カズマ「・・・・どうも」
はやてさんが求めてきた握手に応えつつそう返す。
はやて「折角話し合いに参加するメンパーもほぼ揃ってることやし
ーーーはい、これ」
そう言って一枚のカードを渡してくるはやて
カズマ「・・・・・ホテル「ノスタルジア」・・・」
はやてさんは他の皆にも渡していく
ハリー「え?あ、あの良くわかんないっすけど・・・・いいんですか?」
はやて「ええよ?皆も興味ない?
ーーー戦乱ベルカ時代の話」
そう言うはやてさんは笑顔で此方を見ながら言った。
そういやノーヴェさんから話は聞いたって言ってたっけな。俺は黙って頷いた
はやてさんは満足そうに頷きミウラの元へ行き話を始めた。
ノーヴェ「カズマ悪い、場所提供にははやてさんがうってつけだったから話しちまった・・・」
カズマ「いや、感謝してますよ・・・どちらにしろ話すんだ、だったらそれなりに場は必要ですもんね」
申し訳なさそうに言うノーヴェさんにそう答えるといくらか気がはれたのか安心したような顔をしていた。
ヴィータ「・・・・いきなりすまねぇ、八神ヴィータだ」
と、そこへ鉄槌の騎士ヴィータがよってきた。
カズマ「・・・初めまして、で良いのかな?」
ヴィータ「まぁ・・・そうだな、「この時代」で会うのは初めてだからな」
・・・「この時代」?記憶があるってのか?確か闇の書は「役目」を終えると「戦闘データ」意外は引き継ぎ対象から離れてリセットされると聞いたような・・・
ヴィータ「あぁ、なんつーかまだあたしだけかもなんだけどさ、夢で良く見るんだ前の主とか、その時の暮らし・・・とかさ」
カズマ「・・・・そういう事もあるんだな・・・・今の主はどう・・・・って
ーーー聞くまでもないか」
ミウラと八神道場の子ども達て笑って話しているはやてさんをみてそれ以上の言葉を飲み込む。ヴィータも誇らしげな顔で「あぁ」と言った
ノーヴェ「何か凄い話を聞いてる気が・・・」
ヴィータ「あたしもまだ良くは思い出してねぇけどこいつとは1ヶ月交流があったんだ」
へぇ・・・と興味深そうに言うノーヴェさん
シグナム「貴殿の試合、見せて貰った」
烈火の将シグナムが此方に歩いてきてそう言った。
カズマ「・・・・・・」
思わず顔がひきつるのを自覚しながら、自然とシグナムから一歩下がった俺は悪くない、なんせこいつは
ノーヴェ「?カズマ?」
ヴィータ「まぁ、しゃあねえよシグナムは暇があればカズマの所にカチコミに行ってたからな」
不思議がるノーヴェさんに苦笑いを返すヴィータ、ノーヴェは理由を聞き顔をひきつらせた。
シグナム「よければこのあと時間があるか?」
カズマ「どうしよう、ナンパされてる筈なのに悪寒が止まらん」
ヴィータ「・・・・・・・・」
ーーーカズマ!ヤるぞ!
ーーーチェンジで
ーーー!?
ヴィータ「・・・・本当に「あの」カズマなんだな・・・」
カズマ「・・・・・・・・」
こいつらとの別れは呆気なかった事を覚えてる、鮮明に今でも
だって
ーーーーーー
カズマ「別れの次の日には元の世界に帰ったからな・・・」
そして自分の無力さをいやでもと味わった日の前日だから余計覚えてる。
カズマ「ーーーーノスタルジア(追憶)か・・・・」
自宅への帰り道を歩きながら招待状を見ながら呟いた。
ーーホテル・ノスタルジア
八神様御一行(人数無制限)
パーティールーム(定員100名)
開演時刻 19時30分
開始日時はインターミドル予選第3、4試合後
誤字、脱字、指摘等がありましたらよろしくお願いします。