魔法少女リリカルなのはvividー青年の物語・・・・・の後の物語   作:Rainーのち大洪水

81 / 98
お待たせしました!

今回は少し短いです!

お気に入り感謝です!

では続きです!


69話ーー番長と会長

ハリー「いくぜぇ!」

 

試合開始のゴングと共に、ハリーはエルスへと特攻を仕掛けた。

 

エルス「速い!?(踏み込みから足を出す瞬間に軽い魔力の小爆発を起こしてブーストしてるのですか!?)」

 

瞬く間にエルスの眼前に躍り込んだハリーはストレートを放つ

 

エルスは「これだから感覚派の「天才」」は苦手なんです!」と心の中で愚痴りつつも、見切り左手を添えて受け流す。

 

ハリー「まだまだぁ!」

 

エルス「っ!」

 

エルスの左手を一瞬でも封じたハリーは瞬時にエルスの周囲に魔力弾を形成した

 

エルス「━━━リフレクト!」

 

しかしエルスは魔力を感じ取った瞬間に反射付与魔法を「ブラックジャスティス」に構築させて自身へとかけた。

 

魔力弾はエルスへ着弾せずに全て「ハリーに返ってきた」

 

ハリー「い゙!?」

 

思わず後退しようとしたハリーだが

 

ガシッ!

 

ハリー「っ━━━んのデコぉ!?」

 

エルスが受け流した左手でハリーのストレートに使った右腕をがっしり掴んでいた。

 

ダダダダアアアン!!!

 

ハリー「ぐぅっ!」

 

ハリー・トライベッカ

 

LIFE

15000→12200

 

魔力弾に吹き飛ばされたハリーは空中で身を捻り何とか着地に成功する━━━が

 

エルス「次はこちらの番です!

 

アレスティングネット展開

 

常時テレポート(転移魔法)展開!」

 

エルスの後ろに魔方陣が現れ自動拘束効果を持つ鎖が計6 本ほど出現した。

 

ハリーは伸びてきた鎖一本に「敢えて」腕に絡ませて。再度走り出す。

 

エルス「?何を━━━」

 

ハリー「逆にお前が巻かれろ!」

 

エルスの周りを走るハリー、そしてそのあとを追尾する鎖がまるでエルスを囲むように伸びていく。

 

エルス「(抜け出せない!?)っく!アレスティングネット解除「おらああ!」━━━」

 

焦ったのか鎖を消したエルス、そこを狙ったのかハリーは右手に魔力を収束させて

 

ハリー「━━━ガンフレイム!」

 

人一人を軽々飲み込む大きさの砲撃を放った。

 

エルス「っ(転移で、だめ!間に合わない!)パニッシャー!」

 

鎖を目の前に集め威力を軽減させるも、鎖は一瞬で砕けちり、エルスを飲み込んだ。

 

━━━ゴオオオオオォ!!

 

エルス「キャアアアアアアアア!?」

 

エルス・タスミン

 

LIFE

15000→10200

 

クラッシュエミュレート

右腕部経度火傷

 

エルス「ぐっ・・・相変わらずの馬鹿威力ですね・・・」

 

━━━ですが、甘いです!

 

ハリー「!?(後ろから!?)」

 

砲撃に吹き飛ばされつつもエルスは転移魔法と拘束魔法のコンボでハリーの後ろから鎖を出現させて捉えた。

 

ハリー「!(かってぇ!)━━だったら!」

 

周囲に魔力弾を展開し自身ごと拘束を壊そうとするハリー、しかしその隙をエルスは見逃さない。

 

ジャララララァ!

 

ガッ!

 

ハリー「っ!?鎖で!・・・・」

 

背後にもう一つ魔方陣が現れ、そこから出てきた鎖がまるで「鞭」みたいにハリーを叩いた。

 

ハリー「づぅ!」

 

ハリー・トライベッカ

 

LIFE

12200→9300

 

クラッシュエミュレート

背部中度打撲

 

『試合開始そうそう知恵(エルス)と力(ハリー)のぶつかり合い!両者とも退かず、恐れず向かい合います。』

 

アナウンスが興奮した様子で実況をして周りが盛り上がっていく。

 

ハリーは力も技も才能もある、素直な性格も幸いして思いきりがいい

 

━━━故に攻撃の動作が読まれやすくなってしまう欠点があった。

 

そのせいか、彼女の試合は被ダメージが毎回多くなってしまう。

 

しかし何故そんな彼女が都市本選出場、しかも5位という優秀な成績を納められるのか。

 

ハリー「━━はぁ!」

 

フレイムバレット

 

ハリー「シュートぉ!!」

 

前のめりになりつつ拘束魔法で身動きが止められていてろくに動けないはずのハリーは、それでも少ない魔力弾の制御を行いエルスを狙う。

 

エルス「!?あんな体勢から!?っぐ!」

 

エルス・タスミン

 

LIFE

10200→8900

 

エルス「(しまった!?拘束がゆるんで━━)な!?」

 

目の前には、「負傷状態」の右手を構えるハリー、あの一瞬で自身の魔力弾で自身ごと拘束鎖を破壊したことに驚愕を覚えるエルス

 

エルス「(無理!?防御が間に合わない!)」

 

エルス「がっ!?」

 

ハリーの右ストレートが綺麗にエルスの腹部に決まった。

 

エルス・タスミン

 

LIFE

9800→5200

 

━━━それはハリーの異常なまでのタフさと根性、そして学習能力だ。

 

ハリー・トライベッカ

 

LIFE

9300→7500

 

クラッシュエミュレート

右腕部軽度火傷

 

エルス「(まさか!この短い時間で私のアレスティングネットの拘束耐久度を把握したって言うんですか!?)」

 

ハリー「やっぱりオメェつええわ、でも・・・

 

━━━俺だって敗けらんねぇんだ!!

 

━━━いつでも近くにいてくれていた今も応援してくれてる奴らの為にも!

 

━━━自分が敗けて泣かない為にも!

 

━━━リベンジをする為にも!

 

 

 

━━━見てほしい人がいるから!」

 

━━ガシッ!

 

ハリーは叩き込んだ腹部にいれた右手をそのまま上へと掬い上げるかのように打ち上げた。

 

ハリーの頭より少し上の位置まで浮き上がったエルス

 

苦悶の表情を浮かべながらも、エルスはハリーの周囲に転移魔法をつくり、追撃させないために何本ものパニッシャーを放つ

 

ハリー「そいつはもう「見た」、乗っかってやるよ!「エルス・タスミン」お前の土台に!

 

 

━━━レッドホーク!」

 

ハリーは手札を一つ切った

 

まるで生き物のようにうねりをあげ、周りの鎖を『喰い殺して』いくレッドホーク。

 

高熱を纏うチェーンがハリーを守るように周りに漂った。

 

エルス「(!新兵器!?それにこの熱量・・・・!)」

 

エルスは直感で不味い!と思い、自身をパニッシャーに拘束させてハリーと反対方向にひきづらせて距離を取った。

 

ーーーーーーーー

 

ヴィヴィオ「━━━━まるでシグナムさんの連結刃みたい」

 

カズマ「確かに、ただ厄介なのは本人の「意識」でどこまでも伸びる事だな」

 

試合を眺めていたヴィヴィオが呟き、カズマがそれに同意する。

 

ノーヴェ「シグナムの姐さん「あれ」を見たことあるのか?」

 

カズマ「あぁ、柔軟性を持ってて「斬り難かった」、ハリーのあのチェーンは属性付与もあるし、自分の思った通りに動く・・・・

 

でも突破口がない訳じゃないんだ、エルス選手がそれに気づくことが出来れば状況は変わるだろうがな」

 

「アレ破ったの!?」と言うノーヴェの驚愕の声を聞きつつ、カズマはリング場を眺めた

 

カズマ「(見てほしい人がいるから・・・か)」

 

うぬぼれじゃなければそれは自分の事だろう。

 

カズマ「・・・・・(リオ、強敵出現だな)」

 

ーーーーーーーーーー

 

エルス「くぅ!」

 

ハリー「どうしたぁ!?こんなもんかぁ!」

 

迫り来る赤熱チェーンを何とか避け、弾きいなす事は出来ても、同時に攻撃をしてくるハリーまで対処するのは流石にキツい。

 

エルス「(今はまだいなせる・・・でもそれじゃ意味がないし、さっきから掠る回数が増えてきてる・・・・このままじゃ・・・・)」

 

改めてハリーを見やるエルス、こっちは苦悶の表情をしていると言うのに。相手は楽しそうに試合をしている。

 

エルス「(全く羨ましいですよ、此方だって楽しみたいのに負ける事ばかり考えてしまう)」

 

最初はただ煩わしいだけだった。

 

「2年前」初めてあった時も、試合をしている時も、勝ったときも大して実力も無かったのに気合いだけは一人前で

 

エルス「(でも・・・・私が羨ましがっているだけでした。

 

ハリー選手のどこでも笑っていられる快活さも、砲撃の威力も、真っ直ぐさも、皆を惹き付けるカリスマ性も。)」

 

手に持っている手錠がたのナックラーでレッドホークのチェーンを弾き、「すぐさま返ってきた所を」身を捻りかわす。

 

エルス「(私は確かに名誉ある「学校生徒会長」の役職を全うし、生徒にも先生にも期待も信頼もされていますが

 

 

━━━「大好き」な格闘技ではあまり期待されなかった。

 

でも・・・・でも!)」

 

ダッ!

 

ハリー「うお!?」

 

エルス「だから私は期待されなくても!見てほしい!派手さもなく、あまり威力もなく、地味かもしれない!でも

 

━━━私は格闘技が大好きなんです!」

 

エルスはハリーの懐に潜り込むように特攻を仕掛ける。

 

ハリー「(ッチィ!近すぎて狙いが上手くさだまんねぇ!)」

 

ハリーは手に「チャージしていた」魔力をエルスにぶつけようと拳を構えた。

 

エルスはそこでスライディングの要領でハリーの股下を潜り抜けると同時に足払いをかけた。

 

ハリー「!?」

 

エルス「ジャスティス・ストライク!」

 

いつの間にか手を覆いつくす程の鎖を絡めた拳に魔力を収束し体勢を崩したハリーの腹部に放った。

 

ハリー「ゔああああ!?」

 

ハリー・トライベッカ

 

LIFE

7500→3000

 

派手に吹き飛ばされたハリー、場外に出そうになり何とか足で踏ん張り持ちこたえた。

 

ジャララララァ!

 

そこへ、今までのより一回り太い鎖がハリーのからだ中に行き渡る。

 

ハリー「んだこれ・・・・」

 

エルス「はぁ・・・はぁ・・・先程までの拘束鎖とは違って強度もあり、短いですが軽いスタン効果まで与えます。

 

エルスの言う通り、思ったように動かない体に軽く舌打ちをする。

 

ハリー「っ引っ張られて━━━」

 

エルス「はぁ!」

 

エルスの方へと引き寄せられるハリー、エルスは両手を鎖でがっちがちに固め、ハリーの脳天目掛けてうち下ろす!

 

ハリー「(やべぇ!?)」

 

エルス「「先輩頑張って!」っ!

 

━━━一撃必裁、ジャスティスブレイク!」

 

エルスの気迫、覚悟、覇気に一瞬呑まれたハリー

 

正義の必槌がうち下ろされる瞬間

 

ハリー「━━━━」

 

 

エルスの背後、観客席、沢山立ち並ぶ観客の中でこちらを真剣な様子で見つめるカズマの姿を見た。

 

 

 

━━━俺・・・・・は・・・・

 

ミア「リーダー!」

 

ルカ「根性ぅぅ!」

 

リンダ「負けるなリーダー!」

 

スローモーションに映る光景の中で、はっきり聞こえた妹分達の叫び。

 

━━━俺はっ!

 

ハリー「ふんっ!」

 

バキィイイイイン!

 

エルス「なぁ!?」

 

頭突きで応戦、一瞬の拮抗の末エルスの手に纏っていた鎖を破壊した。

 

ハリー「4連!バーストバレット!」

 

エルスが動揺で固まっているその隙だらけな体にハリーの多段魔力付与打撃が襲った。

 

エルス・タスミン

 

LIFE

5200→3450

 

エルス「━━━っく(そんな!?まだスタン効果は切れていないはず!何で動いて!?)」

 

ハリー「はぁ・・・はぁ・・・っくぅぅ」

 

ハリー・トライベッカ

 

LIFE

3000→400

 

クラッシュエミュレート

脳震盪(意識、視界混濁(

 

 

ハリーはエルスを吹き飛ばした場所から動いておらず、目は虚でふらふらしていた。

 

呆然とするエルスにハリーは口を開いた。

 

ハリー「っどー・・・したぁ?

 

まだまだこっからだぞ・・・来いよ・・・・」

 

本来なら試合を止められてもおかしくはないハリーの様子に今度はエルスが呑まれた。

 

エルス「っはああ!」

 

エルスが拳を構え、ハリーへと迫る。

 

ハリー「・・・・(あぁ・・・・・駄目だ、頭がぼーってしやがる、体がろくに動かせない・・・ちくしょー、いい拳もって・・・んじゃねーか)」

 

━━━でも、いい顔していたやがる

 

ボウッと炎熱が自身の両手を包み込む。

 

ハリー「だが・・・・・」

 

レッドホークを操っている間に溜め込んだ魔力を解放、正真正銘全力全開

 

エルス「!?」

 

 

 

 

ハリー「勝つのは、俺だあああああああああああ!!!」

 

ガンブレイズ・エクステンドフルバースト

 

ハリーの「二つ」の極炎砲がエルスを迎え撃った。

 




誤字、脱字、指摘、アドバイス等がありましたらよろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。