魔法少女リリカルなのはvividー青年の物語・・・・・の後の物語   作:Rainーのち大洪水

84 / 98
お待たせしました!

お気に入り登録感謝です!

では続きです!

結構やっちまった感が強いですが読んで頂ければ幸いです!


72話ーーカズマ対コロナ②

  

コロナ「創成開始(クリエイション)!」

 

カズマ「特攻居合━━━」

 

コロナの足元にミッド式の巨大な魔方陣が出現する。

 

コロナ「(「一」からの創成ならカズマさん相手じゃどう考えても間に合わない、でも!

 

「一」からが駄目なら「最初から十」から創成すればいい!)」

 

会場全体がギョッ!とした。何故ならコロナの前「と後ろ」

に巨人が立っていた。創成した形跡は見当たらず。

 

━━━気付けば二体の巨人(ゴライアス)が創成されていた

 

『な、何が起きたんだぁ!?まるで出現したかのように!それも二体の巨人を創成(クリエイト)したぁ!

 

これが創成主コロナ・ティミルの実力かぁ!?』

 

カズマ「(・・・・マジで覚えやがった・・・・すげぇな・・・しかも「二体」

 

━━━━受けてたつ!)剣閃(いただき)!」

 

修業期間中に教えた事を確実に覚えたコロナの真剣さと強くなりたい!という意思に不敵な笑みで返し

 

一瞬でゴライアスを通り抜け、マスターであるコロナに叩きこも━━━

 

カズマ「っ!?」

 

 

━━━うとして即座に抜きかけていた刃鐘を戻し、その場で宙返りをして、空中で身を捻り視界が反転するなか「自分の真下を通過した何かに」蹴りを放った。

 

ダアァン

 

軽い轟音と共に「何か」━━ゴライアスの腕━━が肘からもげて地面に落ちる

 

カズマ「(反応が段違いに早くなってやがる、大分「魔力を溜めてやがったな」?)」

 

コロナ「はぁっ!」

 

カズマの着地地点まで駆けてきたコロナが肘打ちを放ってきた。

 

それを地面についた片足だけで半歩回転するようにしてかわし、回転の勢いで浮いている足で回し蹴りを放つ

 

ガアン!

 

しかし後ろのゴライアスが両腕でコロナを守るようにカズマとコロナの間に割り込んだ

 

罅が入った腕を一瞬だけ見て背後からのゴライアスのパンチを跳んでかわし腕の横に着地する。

 

━━━と同時に腕をガッシリ掴み肩にのせ

 

カズマ「っらあああああああ!!!」

 

エクシードを腕と両脚に循環させ強化して背負い投げをかました。

 

ただ投げるだけでなく、コロナ達を巻き込むように。

 

あっさり投げられたゴライアスにコロナは驚愕を覚えつつも動揺せずに

 

コロナ「「ウダイオス」リリース」

 

投げられたゴライアスを唯の岩に還した。

 

カズマ「━━━」

 

カズマは目を見開くも岩の残骸を乗り越え、コロナをゴライアスの腕ごと斬り飛ばした。

 

コロナ「っくぅ!?」

 

反応出来ずに切り裂かれたゴライアスの腕ごと吹き飛んだコロナは落下地点に砂でクッションを作り落下した。

 

コロナ・ティミル

LIFE

13900→9000

 

コロナ「っ(速すぎる!・・・でも!)

 

━━━ウダイオス再創成(リクリエイト)!」

 

刹那背後に何かが蠢く気配、カズマは第六感を働かせて

刃鐘を体の右側に添わせる。

 

ドオオオオオン!!

 

━━━ギガントナックル

 

瞬間カズマは何かに吹き飛ばされた。

 

カズマ=ツユクサ

 

LIFE

15000→10300

 

クラッシュエミュレート

右半身軽度打撲

 

カズマ「マジかい」

 

受け身を取り先程まで立っていた場所を見るカズマ、そこには

 

━━━「さっき岩に還った」巨人がそこに立っていた。

 

コロナ「攻撃の巨人ウダイオス、防御の巨人ゴライアス!二重創成(デュアルクリエイト)

 

カズマさんの意見、取り込まさせて頂きました!」

 

満面の笑みを浮かべたコロナがそう告げた。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

ヴィヴィオ「コロナ凄い!お兄ちゃんを押してる!」

 

観戦をしていたヴィヴィオが思わず席を立ち興奮したように言った。

 

アインハルトの保護者兼セコンドのチンクが感嘆の息を吐く

 

チンク「巧いな、最初は創成魔法で時間を稼ぎつつブランゼルに巨人創成の演算処理を任せて、巨人創成にかかる時間を短縮したんだな」

 

アインハルト「しかも二体同時に・・・・ですか」

 

チンクの解説にアインハルトは真剣にコロナとカズマを見ている。

 

チンク「しかしカズマも凄い、コロナ含め実質3対1という条件なのに遅れを全く見せない」

 

リオ「うぅ!どっちを応援すればいいのか分からない!」

 

ウェンディ「いやそこはチームメイトを応援するっすよ!?」

 

頭を抱えて呻くリオにウェンディの突っ込みが会場内に消えていった・・・

 

ーーーーー

 

コロナ「・・・・・(とまぁ、強がっては見たもののカズマさん全然隙がないし前半から飛ばしすぎたかな?

 

流石に魔力を使いすぎた)」

 

魔力過多使用による一時的な倦怠感を隠しつつ、油断なくカズマを見るコロナ

 

カズマは軽度とは言え右半身に鈍痛を覚えている筈なのに全く気にしてないような顔をして

 

カズマ「シッ!」

 

コロナ「━━━━━━」

 

気が付いた頃にはウダイオスの両腕両脚を切断していた。余りの早さに一瞬思考が固まる。

 

コロナ「(今・・・・何が起きたの?)」

 

ノーヴェ「固まるなぁ!次が来るぞぉ!」

 

ノーヴェの叱責にハッとなったコロナは再びウダイオスを再創成しゴライアスに自身を守らせた。

 

背後に回り込んだカズマがゴライアスを斬りつける、ゴライアスに「3」本程の剣跡が走った。

 

コロナは刃鐘を振りきったカズマの僅かな隙を突き、右腕に巨人の腕を纏わせて、伸ばした

 

カズマ「流シ」

 

それを見極めたカズマは受け流した後跳ね上げるようにして攻撃をかわす。

 

コロナ「(駄目!読まれてる!)」

 

カズマ「特攻居合」

 

カズマが受け流した直後僅かに腰を落とす、特攻居合の構えた。

 

コロナ「ゴライアスリリース!

 

━━━受け止めて!」

 

ガラガラと音を立てて崩れた岩がコロナの前に凝縮した。

 

カズマ「弐月」

 

瞬間に二振りの三日月が凝縮した岩の壁に炸裂した。衝撃波と斬撃の重さにビキビキッと嫌な音を軋む壁に維持しようと制御するコロナ。

 

コロナ「(不味い!再創成の速度が凄く下がってる!)」

 

すると壁の向こう側から衝撃がパタリと止んだ。

 

防ぐことに成功したと一瞬安心してしまったコロナは一瞬だけ体の力を抜いた。

 

カズマ「━━━剣閃参撃」

 

コロナ「え?」

 

岩の壁に3つの線が走り、文字通り3分割した。

 

次いで衝撃波がコロナを襲う。

 

コロナ「キャアアアアア!?」

 

吹き飛ばされつつウダイオスを見るコロナ、しかしウダイオスも上半身と下半身が離れた状態で倒れていた。

 

コロナ・ティミル

 

LIFE

9000→2600

 

クラッシュエミュレート

全身軽度打撲

 

何回も地面を叩きつけられて、リングアウトしてしまうコロナ。

 

『コロナ選手リングアウトオォ!神速の一刀がコロナ選手を壁ごと吹き飛ばしたぁ!

 

ダメージは甚大!倒れ伏すコロナ選手を唯じっと見つめるカズマ選手その目に映す物は一体?

 

カウントを開始します!15━━」

 

カウントが始まる会場の中、セコンドであるノーヴェが思わず身を乗り出した。

 

ノーヴェ「ッコロナ・・・・!」

 

その様子を見ていたノーヴェが歯噛みする。確かにコロナは強くなった。冷静さや知性を活かしそれは劇的に、しかし実力に差がありすぎた。

 

そう分かっていてもノーヴェはタオルをコロナに投げるような事はしなかった。

 

試合が始まる前コロナに言われたのだ。

 

 

━━今回の試合、多分無茶を一杯しちゃいます、でもできれば何も言わないで下さい。

 

・・・・分かってますこれは競技者である前に私のワガママだってことは

 

カズマさんは絶対に加減はしません。そう言うのは嫌いな人ですから。もしかしたら怪我もしてしまうかもしれません。

 

でも!これが私の「私への」ケジメなんです!後で一杯怒られるのも覚悟しています!ノーヴェ師匠・・・どうか・・・

 

ノーヴェ「・・・・(口を挟めるわけ無いだろうが!あんな顔されたら!)」

 

オットー「コロナお嬢様?」

 

ふと横から聞こえてきたオットーの疑問の声に俯いていたノーヴェが顔を上げる。

 

そこにはゆっくりではあるが、しっかりと立ち上がりリングに入っていくコロナがいた、痛みが効いているのか顔をしかめつつも

 

━━だが、しっかり笑っていた。今この瞬間が楽しいとでも言うように。

 

ノーヴェ「・・・・・・」

 

オットー「あれがコロナお嬢様が見つけた答えなんですね・・・」

 

ノーヴェ「あぁ、ほんと私にゃ出来すぎた弟子だよ」

 

誇らしい笑みを浮かべたノーヴェにオットーは同意して、静かながら「大丈夫です!」と言ってリングに戻っていくコロナを見送った。

 

 

コロナ「ただいま戻りました!」

 

カズマ「おかえりさん、じゃあ再会すっか!」

 

コロナ「はい!」

 

まるで休日に仲良く遊んでいる兄妹のような会話をする二人、しかしどちらもその目に闘志を宿していた。

 

コロナ「(ゴーレム達に込めた魔力も段々尽きかけてる、カズマさんの動きを止めるにはやっぱり巨人は大きすぎたかな・・・全くせっかくオットー達と仕上げた創成格闘技、カズマさんすぐ弱点見つけちゃうんだから)」

 

そう内心ぷんぷんするコロナだが、カズマの気持ち悪いレベルの動きに反応できるゴーレムなど、並大抵な魔導師や競技者じゃまず太刀打ちなど出来ない。下手すればジークですら危ないレベルだ。

 

コロナの理想はウダイオスと「自分自身」で相手を牽制しつつ、ゴライアスの「ロケットパンチ」や「ロックカノン」等でフィニッシュなのだが、相手が悪すぎた。

 

コロナ「(・・・・楽しいな、勝つための作戦を練るのって)」

 

高速思考でカズマに勝つための作戦をシュミレーション込みで考えるもすぐさま破られ、また違う作戦を考える

 

━━━━まぁ

 

『試合再会です!』

 

アナウンスが流れ、試合再会のゴングが鳴り響く。

 

カズマ「ん?巨人(ジャイアント)はもう良いのか?」

 

コロナ「えへへ、アレは切り札って言えば切り札なんですけど、カズマさん相手だと燃費が悪すぎちゃいます!」

 

内心だけでなく実際にもぷんぷんと擬音が付きそうな感じで怒っているコロナ

 

カズマ「ふふん」

 

得意気な顔のカズマにコロナは楽しそうに笑い拳を構えた。表情を引き締めてカズマを睨み付ける。

 

コロナ「じゃあ、始めましょっか」

 

カズマ「・・・・・・あぁ」

 

そう言って同じく拳を構えるカズマ、相手が拳なら自分もとばかりに刃鐘を足元に深く突き刺した。

 

カズマ「━━━じゃあ行くぞ?」

 

コロナ「っく!」

 

一瞬で距離を詰めたカズマのアッパーを間一髪で防ぐ。

 

コロナ「(やっぱり重いな・・・)」

 

すぐさま距離を取り、追撃をかわし痺れる腕を見ながらそう思う。

 

コロナ・ティミル

 

LIFE

2600→2300

 

コロナ「・・・・・(カズマさんは凄いな、一番得意な刀術を相手が拳ならって自分も同じ土台に乗っちゃうんだもん、圧倒的に私の不利な試合でも対等に勝負してくれる

 

そんな強くてかっこいいカズマさんだから、全てを出し尽くしたい)」

 

いつの間にか立ち位置が入れ替わっていたのか、コロナの真正面にはカズマと

 

━━━コロナを強く見守るノーヴェと、優しく見守るオットーがいた。

 

ノーヴェが頷き、オットーが親指を立てるのが見えた

 

コロナ「(ありがとう・・・・)カズマさん、行きます」

 

カズマは何も言わずに、拳を突きだした。

 

コロナ「(さっきの創成解除で魔力が戻ってきてるっていっても、二重創成と同じ「この技」もかなり魔力を使う。

 

残り1分弱・・・・「持たせて」みせる。)

 

━━━ブランゼル、行くよ」

 

ブランゼル『はい、どこまでも!』

 

ブランゼルの頼もしい言葉に、待ってくれてるカズマの優しさに口元に笑みを浮かべたコロナはそれを発動した。

 

その場から消えたコロナにカズマはピクッと眉を動かし

背後に裏拳を放つ。

 

バシィイイイン!

 

背後に現れたコロナが放った「アクセルスマッシュ」とカズマの裏拳が弾きあった。

 

カズマ「今のは・・・・」

 

━━俺の動き?

 

ーーーーーーーー

 

ヴィヴィオ「今のって・・・・」

 

ジーク「━━━身体自動操作やね」

 

リオ「ジークさん・・・」

 

おはよ、と行ってアインハルトの隣に座るジークはリング場を見ながら再び口を開く。

 

ジーク「要領はコロちゃんがやっとるゴーレム操作と同じ、「設定した技や魔法」をオートコントロールで体で再現しとるんや」

 

アインハルト「・・・・・オリヴィエが似たような武装を着けていました。オートコントロール、つまり自分の意思ではない外部からの操作です。確かに設定をすれば魔力さえあればヴィヴィオさんのお母様見たいな凄い砲撃を撃つことも可能です。」

 

ジークの説明にアインハルトが続く

 

身体自動操作(ネフィリムフィスト)の凄さに皆が唖然とする。

 

チンク「しかし、外部からと言うと・・・」

 

ジーク「えぇ、体の限界を超えても解除しない限り、本人に痛みがあっても体を酷使され続けます。」

 

ヴィヴィオ達の顔が青ざめるのを横目にジークはカズマを見た。

 

ジーク「・・・・・・・(カズマ?)」

 

無表情でたっているカズマ、しかしジークにはその後ろ姿が泣いているように、悔いているよう、怒りを覚えているにように見えた。

 

アインハルト「・・・・・ですが、これがコロナさんが考えて手に入れた力、答えなんですね

 

━━━なら応援しないとですね」

 

そう笑ってアインハルトは言った。ヴィヴィオ達も余り無理はしてほしくないと思っても気持ちは痛いほど分かるため、リオとアインハルトと一緒に立ち上がる。

 

3人『頑張って(下さい)!コロナァ(さん)!』

 

ジークは微笑ましく3人を見つつ先程アインハルトが言っていた言葉を思い出した。

 

━━オリヴィエも似たような武装を

 

ジーク「(カズマ、君は今ここにいるんやで

 

━━━気付いて)」

 

ジークは手をぎゅっとして祈った。

 

ーーーーーーー

 

━━大丈夫ですよ・・・まだ、行けます・・・

 

もう止めてくれ!そんな怪我で・・・・

 

━━カズマこそ、右腕変色してるじゃないですか・・・

 

気付けよバカ姫!こんななってまでお前を引きずり帰る奴(バカ達)がいるんだよ!だから帰ろう!

 

━━「・・・・・━━━』

 

 

 

 

カズマ「コロナ、お前・・・・」

 

コロナ「っ・・・・まだまだ行きますよ!」

 

カズマの速度を模倣したコロナ、しかし魔力を持たないカズマが出すスピードは無駄のない動き、呼吸、脚運び、さまざまな要素が固まって出来ている動き

 

その動作を魔力による外部操作だけで模倣すると慣れない速度に体が悲鳴を上げるに決まっている

 

コロナ「・・・・これが私のカズマさんに唯一勝てる技です。「ちょっと」負担が大きいですけど、まだまだ行けますよ!」

 

カズマ「・・・・」

 

ギリッと閉じた口の中で歯軋りをするカズマ

 

カズマ「(分かってる、コロナや「あいつ」が何かを求めた

から今のあいつ「ら」が居るって言うのは

 

否定こそしなければその覚悟をむしろ応援しなきゃいかない)」

 

 

カズマはコロナ目掛けて走り、ストレートを放つ

 

コロナ「ネフィリムフィスト

 

━━「断空拳」」

 

当たるかと思われた瞬間、アインハルトの技が炸裂した。完璧なタイミングのカウンターしかし

 

カズマ=ツユクサ

 

LIFE

10200→8000

 

クラッシュエミュレート

左手首捻挫

 

コロナ「嘘っ!?(タイミングは完璧なはず!)」

 

クリーンヒットしたにも関わらず。ピンピンしている様子だった。

 

コロナ「違う・・・まさかかわしたの!?あのカウンターを!?━━━━っづあ!」

 

自身の能力と不釣り合いに強力な技を激痛に呻くコロナ、カズマはそれを見て静かに拳を構えた。




因みにウダイオスに関しては特に意味はありません!ゴライアスと名前似てない?と思い使いました。

誤字、脱字、指摘、リクエスト等がありましたらよろしくお願いします!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。