魔法少女リリカルなのはvividー青年の物語・・・・・の後の物語   作:Rainーのち大洪水

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この話と次話でたまったプロットは終わりですm(__)m

全然執筆していなくてすいませんm(__)m

でわ75話です!


75話

インターミドルチャンピオンシップ予選第一会場

医務室

 

薬品の匂いが薄く漂い真っ白な部屋が何処か別空間を感じさせる中で

 

アインハルト「いいですかコロナさん、兄さんの妹を名乗るに当たって注意事項があります」

 

コロナ「注意・・・・・事項?」

 

ノーヴェの宣言通り医務室に直行した(させられた)コロナ

 

ネフィリムフィストの過剰使用の代償で痛めた足に包帯を巻いた状態で備え付けベットに腰を掛けて目の前にいる仁王立ちしたアインハルト、リオ、ヴィヴィオに緊張した面持ちで問い返す。

 

コロナの問いに「ええ」と頷いたアインハルトは指をピッと立てた。

 

アインハルト「兄さんの右の二の腕はシスターズ次女である私の固定ポジション、ヴィヴィオさんは背中、リオさんは首回り・・・・長女であるルーテシアさんはうらやまヴぉっほぉん!・・・・けしからぬ事に添い寝ポジションを定着させつつありますが・・・・それ以外の場所でお願いします」

 

ヴィヴィオ「え!?何それアインハルトさん!そんな話聞いてないよ!?」

 

アインハルトのとんでも発言にヴィヴィオが喰ってかかり、リオも「お兄ちゃんは皆のお兄ちゃんだぉ(# ゜Д゜)」とヤジを飛ばす。

 

アインハルト「しゃらあぁぁぁっぷっ!いいですか!?兄さんとのイチャイチャを確立させたいなら!奪い合いが発生するのが必須!しかしそれでは兄さんのストレスと疲労がバイキ〇ト!・・・・するとどうなるか分かりますよね?」

 

凄まじい迫力で言うアインハルトにその場にいる全員が固唾を飲む

 

コロナ「どう・・・・・なるんですか?」

 

顔に汗を浮かばせたコロナが顔を強張らせアインハルトに尋ねる

 

アインハルトは何かを想像したのかこの世の終わりと示しているかのような青ざめた表情で口を開いた。

 

アインハルト「・・・・毎度醜い争いを繰り返す私達に愛想を尽かし、それどころか他人レベルの距離を取られてしまうかもしれません・・・・」

 

ヴィヴィオ「━━━━━」

 

リオ「━━━━━」

 

それを聞いた2人は同じく青ざめた表情で唖然とした。

 

因みにその様子を見ていたオットーは苦笑いをし、ノーヴェは片手で顔を覆って「カズマ・・・ゴメン、私にはこいつらは止められん・・・・」と呟きシャマルはどこか含みのある笑みを浮かべてその様子を見ていた。

 

かくいうコロナはと言うと

 

コロナ「なら私はお腹に抱きつくポジで、あ!あとお腹に頭をグリグリするオプション付きで」

 

イイ笑顔で即答していた。

 

3人『・・・・・・・・・』

 

凍りつくチームナカジマ3人を前にノーヴェはなるべくその光景を視界に入れないようにしてオットーに尋ねた。

 

ノーヴェ「・・・・当のカズマ本人はどこに行ったんだ?」

 

オットー「・・・・・さぁ?」

 

シャマル「・・・・・ここ、臨時とは言え病室よ?」ニッコニコー

ーーーーーー

 

インターミドルチャンピオンシップ予選第一会場の外、建物付近に造られている公園の広場

 

 

━━━ではなく、ちょっとした森林エリアの中に俺とレインはいた。

 

カズマ「しかしまぁ、今日で最後なんだろ?聖王教会の人達とか挨拶したん?」

 

レイン「・・・・問題ない、朝方一応声はかけた。

 

 

・・・それにカ・・・・、あの人には結構迷惑を「かけてる」しな・・・」

 

何処か含みがあるような言い回しをするレインに疑問苻が頭上に浮かぶのを自覚しながらも、俺は軽い動作で手に持っている石を目隠ししているレイン目掛けて投げた。

 

頭部目掛けて投げた石をレインはまるで見えているかのように頭を逸らしてかわす

 

・・・・別にいじめの現場とかじゃないよ?

 

レインと一緒に旅していた頃はこういう「修行」はしょっちゅうだった。

 

レイン「もう少し早く投げてくれ、できれば投げる感覚も一定ではなく不規則に」

 

カズマ「りょ」

 

そう言いつつ用意した石を1秒から3秒の感覚で投げ続ける。

 

これも所謂「気」を探る鍛練の一貫だ。

 

よく言うだろ?この世の全て、万物には大なり小なり魂が宿ると。

 

例えば今投げた石、多分こう言ってるだろう。

 

 

━━まぁたかわされてやんの!けひひ!ちったぁ当たるように投げてみろってんだ!っへ!

 

・・・・・・うぜっ☆

 

今度はレインの肩の上目掛けて投げる。

 

当たらないと分かっているのか今度は全く動かずかわす。続けてもう1つを後ろで木に当て跳ね返らせた石に当て、背後から迫る形にした。

 

カンッ!

 

レイン「っ!」

 

カズマ「まだまだ行くドン!」

 

レイン「コンティニューだどん」

 

カズマ「!?」

 

レイン「冗談だ」

 

ギリギリかわしたレイン目掛けて更に石を投げ続けた。

 

~~~~~~

 

レイン「・・・お前がこの世界に帰ってからどんな経験をしてきたかは分からない」

 

正拳突きを左手で叩き落とし、流れるような動作で肘鉄をくりだす。

 

レインは反対の手で受けとめながら衝撃に顔をしかめつつめ口を開いた。

 

カズマ「何だ急に」

 

レイン「カズマのあんな顔は初めてみたからな」

 

カズマ「・・・・」

 

右足の鋭い前蹴りを膝で防ぎ頭突きをかます。

 

レイン「っ」

 

超至近距離の間合いを嫌ってか3メートル程飛び退くレインを見つつ口を開く。

 

カズマ「━━━「2回」大切な人を救えなかった、一度めは無力が故に、二度めはそれだけの力があったにも関わらず「あのバカ」の覚悟を決めた笑顔に負けちまった。」

 

レイン「・・・・・・」

 

カズマ「お前のこういう会話で驚く表情って久々に見たな」

 

からかうように言う俺にレインは幾らか狼狽したような声を出した。

 

ったく、お前が気に病む事じゃ無いだろうに。

 

レイン「・・・・・お前から自分の話をするのは初めてだからな。

 

・・・・けど、俺との手合わせとは別だ、だから

 

早く戻れ」

 

俺を真っ直ぐ睨むように鋭い視線をぶつけ、そう言って側の木に立て掛けてあった傾国の剣を腰に装着してその場から離れ始める。

 

レイン「次の試合、あのミカヤっていう剣士とヴィヴィオだからな、試合は見ておきたい。

 

お前も見てないと拗ねられるんじゃないか色男」

 

最後にそう不敵に笑い会場の方へ向かって行った。

 

カズマ「・・・・・・・」

 

何だかんだ優しい奴だよな

 

内心そう思いつつ口には出さず会場に戻った。

 

 

ーーーーー

 

「リングの修復には後どれくらいかかるかしら?」

 

「そうですね、損傷が酷いって言っても、魔法が記録している形に直してくれるだけなので、修復工程が数分程長引くだけの誤差かと。」

 

スタッフからの報告に運営委員長は「なら進行はいつも通りでお願い」と返し退出させた。

 

「・・・・・・・」

 

先程のカズマとコロナの試合、どちらもひけをとらない素晴らしい試合だった。

 

運営委員長が一瞬でも「あの場にいたい」と思ってしまうほどに。

 

「また」笑いあいたい、男も女も関係なく。

 

「・・・・何て、都合が良すぎるわね」

 

そう自嘲の笑みを浮かべて言う委員長、今まで、今だって男は苦手、でもカズマ、レイン、今まで張り合ってきた人達

 

そして委員長自身、自身の力をもって全力でぶつかり合って、悔しい思いも悲しい思いもして時には怒り狂って

 

━━━全部引っくるめて最後には笑っていた。

 

未成年時にタバコを吸っていた事や、暴力沙汰を起こしていた事を脅しネタに彼に迫った時、怒る訳でもなく、悲痛に呻く訳でもなく、まるで全てを受け入れんばかりに頷いていた彼はどんな気分だったのだろう。

 

当時彼は人気者だった、恐らくだが試合中の過度な肌への干渉をしても、普通の女の子だったら喜んでいたかもしれないくらいには

 

勿論その時は委員長の息がかかった選手を当てた。

 

その後は分からないけども、ある日委員長は自分の母に会うため隔離施設の精神病棟に行ったとき寝たきりになった彼に遭遇した。

 

初めて自覚した自分の行い、しかし引っ込みがつかなくなって

 

清々しい筈なのに、晴れない気持ちのまま今まで過ごしてきた。

 

「・・・もう届かないかもしれないけど叶うなら

 

 

━━━謝りたい、例え罵られても、受け入れて貰えなくても」

 

 

 

そう言って彼女は

 

 

 

自首する決意をした。

 




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