艦隊オルガ   作:Nyose

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今回周辺はシーンの取捨選択が厳しめです
だって・・・だって・・・!(号泣

えっなにこれは(困惑) このUA?とかいう数値が一万いってりゅぅ・・・
これすごいの?なんかすごそう 何の数字かしらないけど



風の子探しと曇り空

次の日。

 

作戦時刻が近くなったので、私はドックへ向かいました。

きちんとオルガさんや金剛さん達が既にいましたが…。

 

島風ちゃんの姿がありません。

 

「ムッキー!どうしてゼカマシーは、いつまで経っても来ないのデスかー!」

 

「い…今、霧島が指令室に連絡してますから…」

 

比叡さんが金剛さんをなだめていると、すぐに霧島さんが来ました。

どうもよく分からないらしいようで、指令室にいた大淀さん曰く、

 

『間違いなく任務を忘れていますね。何とか合流して任務に向かってください。

 ただ、以前は提督の私室のバエルグッズにまみれていたり、

 鳳翔さんの膝枕で寝ていたりと、自由な艦娘ですので。見つけるには少々手間取るかも』

 

とのことです。島風ちゃんてば…。

 

「バエルグッズって何だよ…」

 

「私があげた手縫いの10分の1バエルクッションぬいぐるみとかデスネー!

 ディティールのダメだしが多かったけど気に入ってもらえマシター!」

 

(こいつは一体マクギリスのどこが気に入ってそんな事してるんだ…?)

 

ちなみに大阪のあたりに10分の1バルバトス立像が展示されているそうです(※さっき調べた実話)

 

「しかし、島風ちゃんはどうやって探せばよいのでしょう?」

 

話題が逸れかかった所に榛名さんの軌道修正が光る。ありがとう…!

 

「それなら!ワタシにいい考えがありマース!」

 

「「「おおー!」」」

 

真っ先に手を挙げたのは金剛さん。それを比叡さん達はとにかく称える。

 

「…大丈夫かな?」

 

「正直ピンと来ませんね」

 

____________________________________________

 

 

で、だ。俺らは金剛に言われるまま準備を行い、

 

 

 

 

 

ステージの設営をした。

 

 

俺とミカが殆どの力仕事をやらされるとばかり思っていたが、

むしろ大工仕事は率先して比叡達が軽々とこなしていた。こいつら戦艦だけあって腕力すげぇ。

 

その代わりに俺らはなぜか倉庫にあった楽器を必死こいて運ぶことに。

楽器を運動場に運び終わると同時に舞台は完成していた。はえぇよ。

 

「…で、これって何なんですか?」

 

「オーウ。分かりませんカー?ブッキー。

 例えば、クローズドな部屋に閉じこもって、出てこない人がいるとしマース」

 

__________________________________________

 

『ベーイ…』

 

『ビスケット…お前…あん時何を言おうとしたんだ…』

 

『待ってるよ、みんな』

 

『勘弁してくれよミカ…。』

 

『ダメだよオルガ』

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待て。なんでイメージ映像に俺が出てくる。

そして小声で聞こえたのは誰なんだ。

 

「でも、部屋の外でシンギング・ダンスされたら、気になりマスよネ?

 そして、ドアが開いたその瞬間!」

__________________________________________

 

ピギュッ!

 

『放しやがれ!』

 

バン!バン!バン!

 

♪いつもの曲♪

__________________________________________

 

「つまり!最強デーース!!」

 

それ駄目なやつじゃねぇか。

…よく分からんが、要は音楽で釣る作戦らしい。

 

「…で、この楽器は誰が使うんですか?」

 

「もちろん!私達デース!」

 

全力で嫌な予感がする。多分こいつらはCDとかに収録されないような、

そんな感じのしょうもねぇ歌とかをやりだしかねん。仕方ねえ、ここは…。

 

「待ってくれ。俺がやる」

 

「オルガが?楽器とかできたっけ」

 

「いや、全くだ。だがこいつらよりかはうまくできる気がする」

 

(この流れ、前にも見たような気がします…)

 

「そこまで言うならオルガに任せるデース!」

 

「でも、ギターとかドラムとか…一人じゃ足らないんじゃ?」

 

比叡が聞いてくる。大丈夫だ。使い所は、ちゃんと考えてある。

 

「任せとけ。

 

 …行くぞお前らぁ!

 

 

その瞬間、俺が気合を入れると、()()()()()()()()()()()

 

「嘘…?!分身ですか?!この霧島の目を以てしても…」

 

「原理とかは知らねえ。が、なんか()()()()()()()()()()できそうな気がしてたんだ」

 

(どの死んだ時なんだろう…)

 

「オルガはすごいなあ」(地球ヤシを食べながら)

 

そして分身した四人の俺はそれぞれの楽器へと配置につき、

 

声の限り叫んで♪旗を掲げる曲♪を演奏し始めた。

これくらい気合の入った音楽ならば、人は大勢寄ってくるだろう。

 

「よし!ここはあの俺らに任せて他を当たろう。その方が効率がいい」

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以前発見された場所でまた見つかる、って事もありえるかも知れねえ。

吹雪にステージの監視を任せ、

俺達の次の捜索地はマクギリスの部屋に決めた。ミカや比叡達は別を当たるらしい。

ついてきた金剛も途中で石動と遭遇して目的地がバレ、そのまま二人は追いかけっこだ。

 

…そういやこいつの私室ってのは初めてだな。

 

「邪魔するぜぇ」

 

「…!  やあ。よく来てくれたね。会えて嬉しいよ、オルガ団長」

 

戸を開けた瞬間、正面に座っていたマクギリスは手元の何かを机の下に隠し、

そして平然を装った。なんか怪しいな。

 

一歩部屋に入る。すると一気に光景が変わった。

 

 

 

 

「何だ…コレ…」

 

部屋の左右の壁には棚があり、その棚には、

 

 

 

 

 

全部、バエルが飾られていた。大小様々、中には多少形の違う物も。改造したのか?

 

とにかく病的なまでにバエルが並べられている。

部屋の奥には乱雑に扱われたのか、うつぶせのでけぇバエルのようなものも。

多分アレは金剛が言ってた奴か。

 

てことは今隠したのも大体想像つくな…。

 

「よう大将。島風の奴を見なかったか?さては今隠したのがそうなんじゃねえか?」

 

「いや。ここには来ていない。そして隠すつもりはなかったが、私が持っているのはバエルだ」

 

「なんでこんなに同じモン一杯並べてんだ?」

 

「勘違いしないでほしい。そこの棚の隅にはシュヴァルベやグリムゲルデもある」

 

見れば確かに隅っこの棚の一番下の段にひっそりとリッターやシュヴァルベもあるが、

どれも一個だけだ。愛情の差がハッキリ分かる。

 

「そして私は日々ここで改修案を模索しているのだよ。バエル改…バエル航改…バエル乙改…」

 

「バエルに改や改二は無ぇもんな」

 

「………」

 

露骨に不機嫌な顔をしたのでさっさと次に行く事にした。

てか、雰囲気から見るにこいつ日頃から遊んで暮らしてんのか…?

____________________________________________

 

ミカ達が何しているのかが気になる。探したらすぐに見つかった。

どうやら榛名と一緒にいるようだが…。

 

「あ、オルガ」

 

「お前ら…何してんだ?」

 

「非才な榛名には、これが精一杯。ですが、これなら島風ちゃんも…!」

 

「は?」

 

そう言って二人が見せてきたのは、

 

鳥を捕まえるようなカゴと枝の罠と、そのカゴの真下に置かれたバエルのガンプラ。

えー…っと…これは…。

 

「提督の好きなものはみんなの好きなものです!つまり、島風ちゃんもバエルには目がない筈!」

 

いや、そのりくつはおかしい。

 

「! オルガ、かかったみたいだよ」

 

「何?!」

 

ミカが反応する。嘘だろ?こんな罠にかかるなんて一体どんな…。

 

 

 

「バエル!バエル!」

 

「マクギリスじゃねぇか…ヘヘッ」

 

よし、無視しよう。

罠にかかったコイツを横目に移動しようとすると、吹雪が駆け寄って来た。

 

 

「あ、いたいた~!オルガさーん!島風ちゃん、捕まえましたー!」

 

「おぉ!吹雪!でかした!」

 

「はいっ!二曲目と四曲目のリズムが早いって気に入ってました!

 とりあえず金剛さん達を集めてください!早く出撃しましょう!」

 

「はい!そちらは榛名にお任せください!」

 

____________________________________________

 

榛名が金剛らを集めている最中、三日月は先回りしてモビルスーツデッキに到着した。

待っていたのはルプスに姿を変えたバルバトスと、目のクマ以外は異常のない明石。

 

「…痩せた?」

 

「そりゃぁ…そうですね。おかげさまで」

 

「そっか。明石がみみっちくなるのは、なんかやだな」

 

「…っ!わ、分かりました。今度からはご飯はちょっと増やします…。

 でーも!今度こそ、お願いしますよ?まあ、ようやく慣れてきましたけどね…」

 

「おやっさんって凄かったんだなぁ」

 

「あ、今回もランスメイスを使ってください。前回もこれのおかげで凄かったそうですね」

 

「うん。これ、楽でいい」

 

「モビルスーツで深海棲艦相手するには割と丁度いい武装なんじゃないですか?」

 

「そうかも。…じゃあそろそろかな」

 

三日月が頃合を見計らうと、すぐにオルガからの通信が聞こえてきた。

 

≪おう、ミカ。聞こえるか?こっちは全員揃った。もうすぐ出撃するぞ≫

 

「うん、分かった。…じゃね」

 

「気を付けてくださいね。…まぁ、ちょっとくらい無茶してももう余裕ですよ。仕事ですし」

 

明石に別れを告げ、三日月はルプスの操縦席と接続する。

そしてカタパルトへと向かい、出撃の態勢を取った。

 

 

「三日月・オーガス。バルバトス、出るよ」

 

 




4話分は相当念入りに料理しているのでマシになっていれば幸いです

こ終わったら次回はオリジナルの話です
ゼロから話作れない訳じゃないんだゾ
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