艦隊オルガ   作:Nyose

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アズレンの綾波が好きですが一番の推しはシグニットです
艦これの島風も好きですが始めた時からずっと本命は潮です
こいつ似た娘ばっか挙げてんな




艦隊オルガ5編
似たゲームの子なんかと一緒にしないで!


「…再編成?」

 

早朝、私達三水戦とオルガさん達に招集がかかりました。

待っていた長門さんは全員揃ったところを見るや否や、

 

開口一番「鎮守府の全艦隊を再編成する」って…。

もちろん、私達は動揺が隠せません…。

 

「ああ、提督から正式に通達があった。理由としては次の通り。

 

 ① 昨今の深海棲艦の動きから推測するに、

   敵はこちらの動向を予測している可能性が浮上。

 

 ② 三日月のバルバトスが顕著だが、戦力の分析も行っている事を警戒し、

   再編成によって敵のデータを狂わせる。情報戦の一種という奴だ。 それから…」

 

確かに最近、敵の動きがかなりおかしかったような気がする。

最近の深海棲艦って、特に三日月さんを意識して狙っていたような…。

 

あれ?つまり私が最近まで出会ってきた相手の戦力って、

主に、三日月さんを倒せるかなー?っていう基準で攻めて来てた事になるの…?

 

…よく生きてこれたなぁ、私。

 

 

「そ、それから…?何ですか…?」

 

「ぽいぃ…」

 

少しだけ間を空け、逡巡してから長門さんはさらに衝撃的な言葉を口にしました。

 

 

「W島の一件が上層部の耳に入った結果、全海域の警戒見直しという辞令が下った。

 

 まぁ、お前達に分かりやすく言えば… 攻略海域のリセットだ。

 

 提督としては、どうせならば部隊も一新して、更なる各員の向上を狙ったのだろう」

 

「は?」

「ふーん…」

「え?」

 

「「「ええぇええええーーーーーっ!?!?」」」

 

「これら3点が主な理由となる」

 

海域のリセット…?! って事は、今まで行った場所全部見直し?

 

W島の一件って、たしか結構昔に制圧した筈の場所で敵が大量発生したアレかな。

三日月さんも私達も、あの時は凄い事になったし、ああいうのを防ぐってなら納得かも。

 

でもそうなると、これまで各地を制圧してきたみんなにとってはショックだろうなぁ。

練度の次は進行が、だもんね…。

 

 

 

「…みんなバラバラになるのは、嫌だな」

 

「他はそうだな…。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?三日月?」

 

「…ごめん」

 

「…」

「…」

 

神妙な面持ちの夕立ちゃんと睦月ちゃん…。

 

「あはは…」

「すいませんでした」

 

そ、それを言われちゃうと何も言えないね…三日月さん。

い、一応、お許しは出てるから…。

 

「よって、第三水雷戦隊は現時点を以て解散。

 他の艦とともに、新たな艦隊を編成する。以上、解散!」

 

 

 

「そ…そんなぁーーーーー!?」

 

 

 

かくして、私達は新たな部隊へと配属され、散り散りになるのでした…。

 

 

 

「…あぁ、鉄華団は残れ」

 

「は?」

 

_________________________________________

 

 

「―――あんた正気か?」

 

「そのつもりだが?もう一度言おう。引き続きお前達には吹雪を守ってほしい」

 

吹雪達が部屋から出た後、俺らだけ残してわざわざ何を言いてぇのかと思えば、

部隊の再編成、だが俺らは吹雪の護衛だと?

 

「吹雪はもう一人前だ。実戦に耐えられるレベルに成長している。

 前の戦いの報告は渡した筈だろ?ミカの援護なんて相当な肝がねぇと出来ねえよ。

 俺らがいなくても、もうアイツは立派にやっていけると思ったんだがな」

 

俺達の横に置いとくのは確かに安心するだろうさ。

けどよ、それじゃ吹雪のこれからの伸びしろに良くねぇんじゃねえのか?

 

せっかくの再編成だ。アイツには鉄華団の一員として、

見分を広め、もっと強くなってほしい。…と、思ったんだがな…。

 

「お前の言う事も尤もだ。だが…」

 

 

「そこから先は、私が話そう」

 

 

どこまで話を盗み聞きしていたのか、部屋の扉を開けて奴が入ってくる。

 

「マクギリスじゃねぇか…」

 

「おはよ。チョコの人」

 

ミカの挨拶に右手を小さく挙げて答えるマクギリス。

 

「どういう事か説明してもらおうか」

 

「いい機会だ。君達には話しておこう。

 再編成の主な理由には、大本営が第2期の到来を告げたというのもあるが…。

 

 私はね、オルガ団長。君達を連れてきたあの吹雪という艦娘に、

 ―――アグニカ・カイエルの姿を見た」

 

「は?」

 

「彼女を見て私は忘れていたアグニカの伝承を思い出したのだよ。

 確かにアグニカ・カイエルはバエルを駆る絶対的な力を持つ個人。

 厄祭戦、モビルアーマーと人類との戦いに終止符を打った伝説の英雄なのは、

 勿論君たちも知っている事だろう。

 しかし彼の伝承にはこうもあった。

 『彼の者の強さの支えの中には信頼できる仲間の存在があった。

  どのような苦境も共に分かち合える友と一緒であれば乗り越えられる』と。

 …私にはできぬ生き方だ。だが、

 今現在地球を脅かす深海棲艦と艦娘の戦いは、奇しくも厄祭戦と似ている。

 もしかすれば、この戦乱の中、私の手でアグニカとなりうる者を創り出せるかもしれない。

 であれば!君達という大いなる力を持つものを率いて私の下に降り立った彼女こそ、

 私の思うアグニカ・カイエルに近い存在となりうる可能性をもっとも秘めているのだ」

 

…すげぇ早口で喋りだしたが、要するに。

 

「…そんな下らねぇ事に俺らとアイツらを?」

 

多少、路線は変更してるみてぇだが、コイツ性根は全くブレちゃいねえ!

 

「歯ぁ食いしばれ!」

 

俺はマクギリスの奴を思い切りブン殴った。

 

「アンタの茶番に付き合う筋も通りも無ぇ!だがアンタにゃうちの団員が世話になってっからな。

 ああ分かったよ!連れてってやるよ!連れてきゃいいんだろ!」

 

「…フッ。これからも吹雪をよろしく頼むよ。オルガ団長」

 

「へッ!分かってる。団員を守んのは俺の仕事だ……。行くぞミカァ!」

 

 

「あ、もう終わったの?分かった」

 

…ミカ、殆ど話聞いてねぇなこりゃ。

とにかく俺らは、このアグニカの事になると唐突に早口になる馬鹿がいる部屋から立ち去った。

____________________________________________

 

 

「えーっと…第五、第五…っと…あった!」

 

大淀さんから渡された書類に従い、さっそく新しい部隊の部屋へと向かいました。

探している最中、目的らしき場所の辺りからずっと、

重い金属の衝突音やら何やらがしきりに響いてくるけど、きっと何も問題はないよね!

「私は、弱いっ!」

「それでも!この任務だけは!果たしてみせる!」

やっぱりなんか扉の向こうですごい戦闘音がしてるよ!?

…気のせい、だよね?

 

「緊張するなぁ…」

 

でも、ここで立ってても何も変わらないし…中はどうなってるんだろう。

勇気を出して!入ってみるっ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでも!私は勝ちます!

 

 ラスタル様の剣になれなくとも!!

 

 ラスタル様の盾になり!!!

 

 ラスタル様を守ることができれば!!!!」

「あのぉ…こんにちはぁ…」

「たとえ命尽きようと!私の勝利になッ……?!?!」

 

ドカーン

≪ビーーッ Battle END≫

 

 

知らない人が、すごいノリノリで、ガンプラを動かすゲームで遊んでいた。

私の存在に気付いた瞬間、ゲームオーバーになっちゃったみたいだけど。

 

「…すみません!部屋間違えましたっっ!!!」

 

「ま、待ってください!たまたまここに潜入して情報収集していたら面白そうな筐体が」

 

「失礼しますっ!!!」

 

 

 

 

…びっくりしたぁ。今の誰だったんだろう。

 

さっきの知らない人、こっち向いた瞬間に顔が真っ赤になってたし、

自分でも気づかずに叫んでたのが恥ずかしかったのかな。

 

念のため、もう一度扉を開けてみたら、そこにはもう誰もいませんでした。

 

な~んとなく、さっきの事、みんなには内緒にしておいた方がいい気がする…。

 

 

「とりあえず、第五遊撃部隊と、第五遊戯室…間違えちゃった…」

 

書類を確認してみると、私が行く部屋を間違えたのは本当のようです。

別に時間が決められているわけじゃないけど、早くいかなくちゃ…。




しっかしうちのオルガとマッキー仲悪いな なかよくして

ビルドダイバーズ最新話が鬱すぎる
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