最近マジで時間が取れなくなってる!?クソッ!クソォおおがぁァ!(爆炎に飲まれる)
あとすごいながい
「なんで……が…?」
「おいおい、久々の再会ですっかり固まっちまったか。
ま、気持ちは分かるし、別にいいけどよ」
さっきまで迷子になっていて、ベイベイ言ってる、このガンビアってのが、
あど…みらる?って呼んで連れてきたのが…この人だったなんて。
そんな、マジかよ、これ。
嘘だろ?夢じゃ、ないんだよ、な?
隣のミカも俺と同じように…っつても、ほんの一瞬だが固まった。
だってよ…今、俺らの目の前にいんのは…。
あの白いスーツと帽子。
あの長い髪。
そんで、流れるようなタレ目っぽい顔をした、優男。
周囲にいる女も併せて、間違いねえ。
「…兄貴……ッ!」
「おう!元気そうだな、オルガ」
ホントに…本当に…?!夢じゃねぇよな?
俺らが死ぬよりさらに前、イオクとかいう奴に…。
いや、俺らが不甲斐無ぇばかりに死なせちまった、名瀬の兄貴が、この世界に?
てことは、後ろの二人はアミダの姐さんと…。
「何だいオルガ?まるで幽霊にでも会ったみたいな顔してるじゃないか」
「えっ?!幽霊?どこどこ?!やだー、だーりん怖いー!」
やっぱ、どう見てもアミダの姐さんとラフタだな…。
「ハッハッハ。無理もねえさ…にしてもなぁ。ここにいるって事ぁ、
………俺らより、長生きはしてほしかったんだがな…」
俺らのだらしねぇ顔を見て呆れる名瀬の兄貴達。
すると、宿舎からまた足音が聞こえてくる。…今度も複数人みてぇだな。
「もー!ガンビーちゃん!内でも外でも迷うのは気を付けてくださいよぉ~!」
「あうぅぅ…ソーリー…」
あの声と恰好…さっきのガンビアってのと、吹雪じゃねえか。
「あっ、オルガさん!…それに…」
「もしかシテ…アドミラル、この怖い人達とお知り合いデスカ?」
「ん?んー…。そういや言ってなかったな」
ハハッ、やっぱ変わってねえ。兄貴…。本当に…また会えたんだな…。
つか、こいつらに俺らの関係分かるか?盃だ何だ、テイワズの組織形式とか、多分無縁だろ?
「コイツ…オルガはな、まあ簡単に言やぁ、俺の『弟分』なんだよ」
「おとうと…?」
「ブラザー?」
「血のつながりじゃない奴さ。ほら、映画とか漫画とかでたまにあるアレよ。アレ」
「「おおー!」」
首を傾げかけた二人にアミダの姐さんが補足を入れる。
つーか…そんなんで通じんのか。こいつら普段どんなの見てんだ?今度教えてもらうか。
「ま、こいつらも来た事だ。いつまでも立ち話は疲れるだろ?とりあえず中で話そう。
お互い、色々積もる話もある訳だしな」
「ウス!」
「ん」
「オルガさん、なんかいつもより小さく見える…いや、大きいんですけどね?」
「…てか、吹雪、なんでここにいんの?」
「名瀬さん一行の…お世話係?ですかね?ほら!よくあるじゃないですか!
足りないものがあったらこいつにいえー!って!アレです!多分!」
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兄貴に連れられてプレハブに入り、少し歩いた先の部屋に入る。
中に入って分かったが、造りがかなり真新しい。
よくよく考えてみりゃあ、この所に建物なんて無かった気がする。
多分、わざわざ名瀬の兄貴達の為に造らせたって所か?
やけに建築力が高いのは前にステージを用意したときに見たからな。…アレはアイツ等の特技か?
ついた部屋は、ほったて小屋そのものみてぇな外観とは裏腹に、豪勢なものだった。
色合いとかは若干違えが、まるでハンマーヘッドの応接間みてぇな感じだ。
吹雪曰く、「結構な数の高級家具職人」がどうとか。よく分かんねぇな。正直ピンと来ませんね。
「ま、座れや」
「私はお茶取ってくるね!えーっと、紅茶でいい?緑茶はちょっとね…」
「任せるよ、ラフタ」
ラフタがせっせと駆け出し、俺らは兄貴に言われた通り高そうなソファに座る。
さて…まずはどっから話せばいいもんか…。
「オルガ、お前さんはいつからここに?」
「そうですね…。1,2ヶ月は前って所ですかね」
最初がいつだったかはよく覚えてねえし、しばらく寝てた時期もあったが、こんなもんだろ。
「へえ。じゃあだいぶ最近だな。始めはどんなだった?」
反応を見るに、名瀬の兄貴達はもっと前からこの世界に来てたみてえだな。
始め、か…。確か…。
「そこの吹雪に見つかるまで俺らはこの鎮守府?とかいう場所の近辺でくたばってました」
「はい!私がオルガさんと三日月さんの第一発見者です!」
「人を事件現場みてぇに言うなよ…」
「ほぉう…。俺達の時とはだいぶ状況が違うんだな。こっちは五ヶ月は前か?
俺とアミダ、あとラフタの三人で、ハンマーヘッドのブリッジで目が覚めたんだ。
アミダがいるのは、まぁ、すぐになるほど、と思えたが…ま、後はもう野暮な話か…」
やっぱ俺らと同じで、死んだ奴がここに集まってんのか…?マクギリスや石動の奴もそうだ。
「って?!ハンマーヘッド!?ありゃ宇宙船じゃねえのか?」
「俺もそういう認識だったんだがねえ」
「何故か知んないけど、海にプカプカ浮いてんのさ。流石に飛べはしないけど動くよ。
港の方に付けてあるから、後で見に来な。…ちょっとデカいみたいで遠くに置いてるけど」
「ちなみに、格納庫にゃアミダの百錬とラフタの辟邪、どっちもフル装備で置いてあった。
ご丁寧に修理用パーツと弾薬もこんもり。一体誰が親切に用意したんだかねぇー…。
ま、もらえるもんはもらっとくさ。っつても、当分使う予定はなさそうだが」
モビルスーツもちゃんと中にあんのか。
でも、使う予定は無い…? ガンビアがいるからか?けど、コイツなんか頼りねえしな…。
一応聞いてみるか。
「ってーと、戦闘とかはそこのガンビアが?」
「ヘェッ!?私だけじゃ無理無理無理…ムリですぅ…」
「ハハハッ!そいつぁ酷だな。他にもちゃんといるぜ?お前ら、そろそろ出てきていいぞー?!」
兄貴が声をかけると、どこに隠れていたのか知らねえが、ぞろぞろと色んな艦娘が入ってきた。
…この鎮守府にいる奴等とはずいぶんと背格好が違うな。
それにウチのは割と統一感のある服装だったが、兄貴が連れてんのはそういうのが全くねえ。
そもそも…。
「結構な数いるが…兄貴、二度目の人生でも全く同じ事してんだな…」
「ん?あー…。まぁ、アミダ説得すんのに苦労したさ…」
「ホントさ。全く…こればっかしは、死んでも治らなかったって奴かい?」
「って!違う違う!確かに雰囲気はタービンズだけどもよぉ!
んで、このハンマーヘッドがやたら固いって評判で、今はまた運送屋やってんのさ。
一周回って結局本業ってのも、因果なもんだよなぁ、オルガよぉ?」
「やっぱりタービンズじゃねぇか…」
「この子達は行きついた先のお偉いさん方が護衛にってつけてくれたのが、
どんどん増えてったって所か。実際、相当助かってる。…流石に手は出してないからな?」
睨むアミダの姐さんを横目に冷や汗まみれで大まかな経緯を話す兄貴。
やっぱ…ホントに兄貴なんだな。とことん変わってねえや。
「とりあえず教えておかないとな。こいつは…」
「俺はぁ…!鉄華団団長…!」
兄貴の言葉に合わせ俺が自己紹介をしようとすると、
途端にそれを、厚着をした空色の艦娘が遮った。
「大丈夫よ、同士名瀬。みんな外で聞いてた!」
「盗み聞きぃ?!」
「キャンセルは勘弁してくれよ…」
つーか、同士って…。色的にもまるでライザ・エンザじゃねぇか…。
まあ、あいつよりかは確かに頼りになりそうだが…。
「あぁ、あんま細かいところは気にすんな。何せいろんな国の艦娘が一堂に会してるのが、
ウチの俗称、国際移動式海軍要塞ハンマーヘッドだからな!すげぇだろこの名前。
いつの間にかそう呼ばれてんの。吹雪も、今後の為になるだろーから色々聞いとけよ?」
「ハイ!私も皆さんのお話もっと聞きたいです!!ちょっと前にローマさんの活躍を聞けたので、
今度はガングートさん、いいですか?」
「えー。ちっこいのと遊びたい。同士ー?いいかー?」
「ああ…許可取りに来たんですね…」
「いいけどあんま目立つなよ?一応、俺らはシークレットなVIPだからな」
こっちも随分賑やかみてぇだな。キャラが…俺らんとこより濃い気がする…。
…奥の方でワイン瓶片手にだらけてんのが気になるな。似た格好の金髪に睨まれてるが。
「ま、まあ話は聞いてたんならとりあえずもう自由でいいぞ。ホラ、ラフタが入れねえ」
「入口に密集しすぎなんですけどー?!」
ティーセットを持ったラフタがいつのまにか立ち往生してたみてぇだな…。
兄貴の一声ですぐさま多種多様な艦娘達は散らばっていった。
ついでに吹雪とガンビアも。吹雪はとにかく異国の話が聞きたいらしい。
部屋が広くなった所で、俺達と兄貴の間にあるテーブルに茶と菓子が一式揃えられ、
いよいよ話は本番になるらしい。兄貴の表情が少し険しくなった。
「さて、オルガよぉ。…この艦娘だか深海だかがいる、俺らのいたトコとは明らかに違う世界。
なんか疑問に思った事はあるか? ああいや、艦娘とかの方じゃない、別の方向だ」
別の方向…?どういう事だ?
横のミカと顔を合わせて考えてみるが正直ピンと来ねぇ。一緒に首をかしげてみる。
「オルガも相変わらずだねー…。三日月はー、あー、うん!いつも通りでいいね!」
ラフタ、その立てた親指はどういう意味だ…?
「ギャラルホルンの事?なんか、名前が一緒みたいだけど」
! そうか!ミカすげぇな。俺は気づかなかったぞ…。
「そう。まずそこだねぇ。各地をうろついてたから色々調べれたけど、気づいた?
成程な。確かに、俺ら以外でモビルスーツを使ってる奴らがいねぇ。
けど、ここのギャラルホルンは名前だけ一緒の違う組織とか、そういう事なんじゃねえのか?
あ?切り替わってる?…どういう意味だ?
「正直ピンと来ませんね」
(オルガのあの顔…全然調査とかしてないんだな…)
「よーするにっ!多分、元々この世界のギャラルホルンは、
私達の知ってるのと同じ可能性があるって事!」
「MSから艦娘に切り替わった経緯も不明。そんで、なぜか武器だけは今も作られてる。
知ってるか?お前らが今まで使ってたのの一部は、俺らが運んだブツだ。
ま、あそこの提督に今まで顔を見せんのは止められてたんだがな。混乱を恐れてたらしい」
「混乱…?どういう事だ?」
「この世界に来て最初、記憶が混乱しなかったか?ま、俺ぁハニーがすぐそばにいたからな!
顔を見て一発で思い出した!はっはっはっは!」
「そういやそうだったな。…マクギリスの奴、余計な気を使いやがって…。
ショックでイカれるとか、そういうのでも考えてたのか…?」
「その辺は知らねえ。でだ、話を戻すと、武器だけはなぜかある。
っても、俺が受け取ったのも別の奴が運んできたのをまた運んだだけだ。
内陸の奥地にゃまだ何機かいるのかも知れねえな。
運んできた奴も受け取って運んでを何度か挟んでるらしく詳細は知らなかった。
どうにもキナ臭えが、これ以上調べようがねぇもんで、すっぱり諦めたわ」
「てか兄貴…ちょっと明るくなりました?」
「おう!いっぺん死んで、肩の荷一気に下りたからな!手間のかかる弟分もいねえし!
なぜか宇宙関連の話題は一切聞かねえし、テイワズは存在してねぇみたいだしな!
…他の奴等に会えねえのはちと寂しいがな」
「ハハ。冗談きちぃぜ…俺も、他の団員に会えっかな…」
「ああ、お前が探すってんなら、俺もまた探してみっかな…。さて、そろそろいい時間だな」
見ると、時計は既に夕方ぐらいを示している。窓の景色もだいぶ変わってきた。
もうちっとしたら金剛たちと料理の訓練の時間だな…。
「じゃあ、すんません。そろそろ俺ら」
「あ、そうそう。ちょいと待ちな」
「? 何すか、姐さん」
「カレー大会、アタシらも出るから」
「は?」
「ま、元々その為に招待されたし?参加理由はほぼ道楽だけど、
ちょっと前に大負けしてきたから、これくらいやって元気もっとつけないとだしね!」
「てなわけだ、オルガ。アレだ。
…決勝で、待ってるぜ! いや一度に全員と戦うらしいけどよ」
「アンタそれ言いたかっただけじゃないか?」
「バレちったか」
てっきり、客か審査員とかそこらかと。マジかよ。勘弁してくれよ…。
思わぬ強敵だぞ、こいつぁ…。
そんなこんなで、俺達鉄華団とタービンズの再会は、とんでもねぇライバルとしての物となったのだった。
兄貴はアニメ版じゃ出ようがない海外艦勢を一手に請け負ってます
ただし私の英語力皆無が露呈するのであまり喋らせれないジレンマ
・・・口調こんな感じでいいのか?てか 出してよかったのか?