男子高校生の日常と普通じゃない日常   作:スタンチッカ

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ヒデノリ「さぁ!今日も頑張りましょうーい!」

ヨシタケ「そうだな!」

ミシロ「おー!!」

タダクニ「いいから、妹のパンツを被ってないで置けっ!」


男子高校生と放課後

タダクニ「なぁ。彼女ってどうやったらできんの?」

 

ヒデノリ「そんなのお前、放課後の教室でだな。」

 

ミシロ「うんうん」

 

ヒデノリ「一人残ってプリント仕分ける女子がいるだろ?あそこに、ほら」

 

そう言ってヒデノリは仁王立ちで待っているヨシタケを指差す。

 

タダクニ「シュミレーションすんのかよ!」

 

ミシロ「さぁ。こんな時にどうするよ。タダクニ」

 

ヒデノリ「やってみろ。タダクニ」

 

 

タダクニ「あ、えーと。おい、もう教室閉めたいんだけど」

 

ヨシタケ「はあ?え、あ…ごめん」

 

タダクニ「それ、今日中にやらないとまずいのか?」

 

ヨシタケ「う、うん。先生に頼まれちゃって……」

 

タダクニ「ったく………貸せよ」

 

ヨシタケ「は?」

 

タダクニ「手伝ってやるから半分貸せって」

 

ヨシタケ「あ、ありがとう」

 

バンッッッ!

 

ヒデノリとミシロが扉を開ける音が響く。

 

ヒデノリ「こーらっ。いつまで教室に残っているの?早く帰りなさい?」

 

タダクニ「誰だー!!?」

 

ミシロ「 あ、あのぉ。今ってだいじょぶアル?」

 

タダクニ「おい!アニメキャラ出てきたぞ!?」

 

ヒデノリ「それとも…先生の特別授業の為に待ってたの?タダクニ君?」

 

ヒデノリは腕を胸の下で組む。

 

タダクニ「お前、女教師役だったのか……」

 

ヒデノリ「俺だって好きでやってるわけねーだろ」

 

ミシロ「え?そうだったのか!?ヒデノリ!?」

 

タダクニ「いや、ミシロ、結構やる気だったのかよ!」

 

ヨシタケ「あたし、帰るわ。さよなら」

 

タダクニ「ちょっと待って!?」

 

 

ヨシタケ「ゲームオーバーじゃねぇか……」

 

ミシロ「弱いな。タダクニ」

 

ヒデノリ「キャラ多いんだから臨機応変に対応しろよ」

 

タダクニ「どう対応しろって言うんだよ!あんなの」

 

ミシロ「じゃあやめる?」

 

タダクニ「馬鹿野郎!リトライだ!」

 

 

ヨシタケ「はい。教室からスタート」

 

タダクニ「手伝おうか?委員長」

 

ヨシタケ「ウザいんですけど。」

 

タダクニ「ごめん」

 

ヨシタケ「別にいい。タダクニ君 部活あるでしょ?」

 

タダクニ「部活!?」

 

タダクニ「……………いや、やってないよ」

 

ヨシタケ「勝手に変えんじゃねー!!」

 

ミシロ「演じる上で一番重要な部分じゃねーか!!」

 

ヒデノリ「馬鹿野郎がぁああ!」

 

タダクニ「いちいち、こまけーんだよ!ていうか俺らは今何やってんだよ!」

 

タダクニ「だー!もう、グダグダじゃねーか!もう一回!」

 

 

タダクニ「手伝うよ」

 

ヨシタケ「はい」

 

タダクニ(別に本気で彼女の作り方を知りたい訳じゃないんだが、ただなんとなく聞いただけでこんな目に)

 

バンッッッ!

ヨシタケとミシロが扉を開ける音が響く。

 

タダクニ「来たな!」

 

ヨシタケ…委員長を見ると拳を握ってタダクニを見てた。

 

タダクニ(今は委員長は置いといて別の人物から攻略すべきだろうか)

 

ヒデノリ「先輩…今、時間空いてます?よかったら…その…一緒に…」

 

タダクニ「さっきと違うじゃねーか!」

 

ミシロ「何やってるアルカ。早く帰るアルヨ」

 

タダクニ「お前、そのキャラ好きだな!」

 

 

ヒデノリ「ダメダメだな。お前は」

 

ヨシタケ「あきらめよーぜ。タダクニ俺もやっててその…なんていうか…」

 

ミシロ「大丈夫アルカ?」

 

タダクニ「俺は大事な事を忘れていた。」

 

タダクニは立ち上がってヨシタケの手を握って立たせる。

 

タダクニ「委員長!」

 

ヨシタケ「さっきから何だよ。委員長じゃないって」

 

タダクニ「いや、委員長!いいから来てくれ!」

 

そう言ってヨシタケとタダクニは走り出す。

 

ヒデノリ「おー!!そうだ!走れ!走るんだ!」

 

ミシロ「突っ走れー!!」

 

タダクニ「ここが、委員長に見せたかった景色だよ」

 

ヨシタケ「いや、どれだよ。家具ばっかじゃねーか」

 

ヒデノリ「感動したぜ。タダクニ」

 

ミシロ「これで大概の女はゲット出来るな」

 

タダクニ「……うち、男子校じゃねーか!」

 

 

 

 

 

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