男子高校生の日常と普通じゃない日常   作:スタンチッカ

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男子高校生とあぶらとり紙

〜ミシロの家〜

 

ミシロ「なぁ、お前ら」

 

タダクニ「ミシロが話題出すなんて珍しい」

 

ヨシタケ「どうしたどうした」

 

ヒデノリ「ん?なんだ?」

 

ミシロ「あぶらとり紙蘇生法って知ってるか?」

 

ヨシタケ「……知らん」

 

ヒデノリ「知ってる」

 

タダクニ「知らないのが普通だし、ヒデノリは何で知ってるんだよ!」

 

ミシロ「ニュースでやってたんだよ…」

 

ヒデノリ「そうだな。俺も見た」

 

ヨシタケ「そう…だったのか…見てない…」

 

タダクニ「それって本当にテレビ?なんかテレビのまがい物だったりしない?」

 

ミシロ「それで、あぶらとり紙蘇生法のやり方を教えてやる」

 

ヒデノリ「とりあえず、あぶらとり紙用意した」

 

ヨシタケ「おう、頼んだ。俺に教えてくれ」

 

タダクニ「待って、そのあぶらとり紙どこから出した?」

 

ミシロ「まずはですねー、倒れてる人を見つけます」

 

タダクニ「誰も俺の話聞かないじゃん。」

 

ヨシタケ「あー!!あんな所に倒れてる人がー!!」

 

ヨシタケがそう叫びながら倒れてるヒデノリを指差した

 

タダクニ「いや、何やってんの?」

 

ヨシタケ「バカだな。タダクニ。見れば分かるだろ!!倒れてるんだよ!」

 

ヒデノリ「そうだぞ!倒れてるんだよ!」

 

タダクニ「うん、分かった分かった。ヒデノリは喋っちゃダメでしょ」

 

ミシロ「はい、次はですねー。駆け寄って…服を脱がす!!!」

 

ヨシタケ「任せろ。ミシロ。俺が脱がす!」

 

タダクニ「バカばっかだな!おい!」

 

ヒデノリ「お、おう!脱がせ脱がせ!」

 

ヒデノリは上半身裸にされた。

 

ミシロ「次!あぶらとり紙を心臓付近の肌に押し当てます」

 

ヨシタケ「よし来た!今貼るぞ!ヒデノリ」

 

ヒデノリ「頼んだ!」

 

タダクニ「うわ、汚ねぇ…脂めっちゃ吸い取るやん…」

 

ミシロ「次は顔に貼る」

 

ヨシタケ「よし、貼ろう。タダクニも手伝え」

 

タダクニ「え?ああ、うん」

 

ぺたぺたぺた

 

タダクニ「何で顔にはあぶらとり紙無いんだよ!!逆だろ!普通!」

 

ヨシタケ「何叫んでんだ!うるさい!」

 

ミシロ「そして微笑む」

 

タダクニ「……(ニコッ)」

 

ヨシタケ「おえっ……」

 

ヒデノリ「おえぇぇっ……」

 

ミシロ「うっ……」

 

タダクニ「何でだよ!微笑めって言ったろ!」

 

ヒデノリ「予想以上に気持ち悪くてだな。すまん」

 

タダクニ「ひでぇ!ひでぇよ!」

 

ヨシタケ「さぁ、微笑もう」

 

タダクニ「……(ニコッ)」

 

ヨシタケ「…おえ…コホン…(ニコッ)」

 

ミシロ「……(ニコッ)」

 

ヒデノリ「何だ。倒れてるこっちから見ると、お前らみんな気持ち悪いぞ」

 

ミシロ「次はー、心臓マッサージを三回だけ」

 

ヨシタケ「よし、やるぞぉおおおお!!」

 

タダクニ&ヒデノリ「「待って、今本当に死んじゃう!!」」

 

タダクニ「っていうか、心臓マッサージ三回だけ?」

 

ミシロ「そしたら、魔法の呪文を唱えるんだ」

 

ヨシタケ「うん。どんなの?」

 

ヒデノリ「ワクワクさんだな」

 

タダクニ「ワクワクさんって……w」

 

ミシロ「例えば、ヒデノリのほくろの位置を全て数え、ほくろの大きさも全て測り、その大きさと長さを赤の他人に伝えるとか」

 

タダクニ「地味に嫌」

 

ヨシタケ「やれば…いいのか?」

 

ヒデノリ「待て。ヨシタケ。定規を離せ」

 

ミシロ「例えば、整髪剤をプレゼントとして"ブロッサムブロッサムハゲロイヤルバラサー"って唱えるんだ」

 

タダクニ「何それ!!」

 

ミシロ「大体は、ザオ●クで大丈夫」

 

ヨシタケ「ザオ●ク!!!」

 

ヒデノリ「お、おうwwwww」

 

タダクニ「え?ザオ●クでいいの?」

 

ミシロ「そしたら、あぶらとり紙越しに口にキス」

 

タダクニ&ヒデノリ「「絶対嫌だ!!!」」

 

ヨシタケ「そういう、腐…の方には興味は無いが、やるしか無いか…」

 

タダクニ「おい、誰かこの底なしのバカを止めろ」

 

ミシロ「まぁ…全部俺が考えたんだけど」

 

ヨシタケ&ヒデノリ「「マジかよ!!!」」

 

タダクニ「騙されてたの!!?」

 

 

 

 

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