昔々のこと、アンレイン王国という国に妖怪と人間が共存していました。妖怪と人間はとても仲良しでした。
子供達は虫網を持って虫を追いかけまわし、子供達の親は暖かい目で見守りながら他愛もない会話をしていました。
緑の自然が辺り一面に広がっている。小鳥は歌い、花は咲き乱れる。
子供達は無邪気に走りまわっている。皆こんな平和な日々が続いていくのだろうと信じて疑いませんでした。
しかし、王国の王は妖怪の事を良く思っておらず不思議な力で妖怪を地下に封印してしまいました。妖怪は人間達を酷く憎みました。妖怪達は地上を取り戻そうとしましたが、人間の方が圧倒的に強かった、なぜなら人間には強い決意があったからだ。
この世界は喜怒哀楽などの感情や魂(ソウル) 決意や忍耐などが力に反映される。それらは高ければ高いほど強く力に反映される。人間達は感情が強い、感情ででしか自分を表現出来ないから。故にこの世界では人間は強い。妖怪にはそれらが人間より弱い生き物のため地上を取り戻せませんでした。
そして100年が経ち地上では妖怪はおとぎ話の中だけの存在になりました。
● 妖怪が封印されてから100年後
地上では、匁桗忌山という呪われてると噂される山がありました。辺りいっぱいが自然に包まれているのにその山だけは不穏な空気に包まれていていました。その呪われた山に1人の人間の子供が迷い込んでしまいました。見た目は10歳前半くらいで髪も少し伸びた茶髪の中性的な子でした。
山の頂上まで登ってくると大きな穴が空いていました。その穴をずっと覗いていると、穴の中に誘われるような囁きが聞こえてきました。覗くのに夢中になってバランスを崩してしまい穴の中に誘われるように落ちていきました……。
落ちた子供の名前は…「ドミニク」
これは、ドミニクの冒険や成長と少々のRPG要素を描いた物語である。
●
「う、うぅ、ん」
(…あれ?ここはどこ、だっけ?え〜と確か呪われてるって噂されてる山に好奇心で入ったら迷っちゃって……えーとそのあとは……)
ドミニクが何故ここにいるのか思い出していると後ろから誰かが話しかけてきた。
「やぁ」
「ひゃぁっ!?」
現状を確認しているところにいきなり声をかけられて変な声が出てしまった……恥ずかしい…
「あぁ、すまない脅かすつもりはなかったんだ」
「い、いや、だ、大丈夫です。」
「そうかそれは良かった。…そんなことより君はどこからきたのかな?この辺りでは見かけないけど…ここに落ちてきたってことは……もしかして君人間かい?」
地上ではあまり喋らないため会話することに慣れてないドミニクは
多少キョドリながらなんとか答えたがそんなこと気にも止めることなく相手は話しかけてきた。
「は、はいそうです…。」
(人間って聞いてきたってことは人間以外にもナニカいるのかな?)
「そうか……。ここは地下世界で君達人間がいる地上世界とは少し違う世界なんだ。まだここでの生き方はわからないよね?僕の家すぐ近くだからそこで話そう。」
「わ、分かりました。」
そういうと、相手の人は私に背を向けて歩き始めた。
「あー自己紹介がまだだったね。僕の名前はエメリだよ、君の名前は?」
相手の人…エメリさんも私も自己紹介を忘れていたよ…エメリさんは振り返って自己紹介をし始めた。
「私は、ドミニク、です。」
歯切れの悪い喋り方で自己紹介した。
(この歯切れの悪い喋り方なんとかならないかなー私)
「そうか…良い名前だね、じゃあ行こうか。」
エメリさんはニコっとはにかみながらそう言いまた振り返って歩き始めた。
(ん?この笑い方何処かで見たことあるような……まあデジャヴなんて良くある話だよね)
ドミニクは気にせずエメリについていった。
そういえば、エメリって人間じゃないよね…角とか生えてたし…でもなんでだろう違和感なく喋れたなぁ…なんでだろう。
─エメリ(╹◡╹)サイド─
(やはりまた来たか……
ドミニク)
To be continued →
匁桗忌山の漢字に意味はありません。初投稿です。読み返してると自分でも何書いてるかわからなくなりますw文章力まだまだですがこれから投稿していきます。よろしくゥお願いします。文章力皆無なため会話文多目です。