『キグナスフェザー』
「ロックバスター!!」
キグナスとロックマンの戦いが始まった。
『キグナス!!』
『なんだい?ウォーロック』
『お前、どうしてロケット団に?』
『私はサカキ様……いや、ケフェウス・ドラゴン様の忠実なシモベ』
『だからってジェミニまでいるんだぞ!!』
『それがどうした!!ダンシングスワン』
『スバル!!』
「バトルカード……」
しかし、間に合わずロックマンはダンシングスワンを受けたのだ。
「ぐわぁぁぁ!!」
『ロックマン、覚えているぞ、私がFM王の命令を実行すべくアンドロメダで地球を抹殺しようとしたときに邪魔をしてくれた、お前たちのことをな!!』
「ふざけるな!!自分勝手に僕らの星を消そうとしたクセに……その上、宇田海さんだって利用して」
『宇田海?あの男は実に素晴らしい周波数だった、ただ、このスワンナには敵わないけどね』
「黙れ!!ロックバスター」
『キグナスフェザー!!さぁ、残りのクロスストーンを渡せ』
『嫌なこった!!』
「絶対にお前ら何かに渡すもんか!!」
『……では、スバル君、取り引きをしよう』
「えっ」
『スバル!!耳をかすんじゃねぇ!!』
『君のお父さん、星河 大吾と引き換えにさ』
「父さん……」
『スバル!!騙されるな!!』
『裏切り者は黙ってろ!!……クロスストーンを渡せば、お父さんは今すぐ解放してあげよう』
「…………」
『スバル!!おい、スバル!!』
「……………………黙れ……」
『なんだと』
「父さんはそんなことは望まない!!僕は父さんから地球を任されたんだ!!たとえ、世界が違おうともそこにいる皆が僕の大切な仲間だ!!その仲間を守るために僕は戦う!!そして、必ずロケット団、いや、ケフェウス・ドラゴンの野望は砕いて見せる!!」
『よく言った!!スバル!!』
「バトルカード!!ガトリング!!」
ロックマンはガトリングでキグナスを攻撃したのである。
『ぐっ、おのれ、いつもいつも邪魔ばかりを、お前たちは無力、ケフェウス・ドラゴン様の前ではチリも同然』
「いったい、ケフェウス・ドラゴンの目的はなんなんだ!!」
『……我々の世界への侵略だ』
『それならどうしてこの世界へ奴はきた!!』
『我々の世界なら電波に抵抗する武器なども豊富にある、しかし、ここなら殆ど邪魔をされずにエネルギーを蓄えられる』
『ここでエネルギーを溜めたあと、元の世界に戻って侵略ってわけか』
「でも、ここでエネルギーを溜めたいならなんで僕たちをこっちに……」
『それは当初はウォーロックや他の電波生命体を操り、手駒として使うはずだったが、だが、この島の力が計算外だった』
『そう簡単に思い通りになるかよ!!』
『ケフェウス・ドラゴン様は配下としてファントム・ブラック等を連れてきた、ああ、一応教えておくけどケフェウス・ドラゴン様はあちらの世界からこちらの世界に飛ばせても、こちらの世界からあちらの世界へは帰れないのだよ』
「えっ、帰れないの!?」
『なんじゃそりゃ!?』
『あちらの世界とこちらの世界を行き来出来るのはこの世界の創造主のみさ』
『創造主?』
『さぁ、無駄話はここまでだ、これはもはや戦争なんだよ!!キグナスフェザー!!』
「バトルカード!!バリア!!」
『ダンシングスワン!!』
「バトルカード、ヘビーキャノン!!」
ダンシングスワンはヘビーキャンノにより失敗してしまった。
『おのれ、行け、ワタリドリ!!』
その頃、ヤマブキシティでサトシとシトロンが激闘を繰り広げていたのだ。
「ハァハァ……ミサイルバリ!!」
シトロンはサトシにミサイルバリを繰り出したのである。
「ピカチュウ、アイアンテール!!」
『ピカピカ!!』
サトシはアイアンテールを使用する際、日頸骨の辺りから仮尻尾のような物が現れてアイアンテールを発動するのだ、そして、そのアイアンテールでミサイルバリを弾いた。
「いい加減にしろよ、シトロン……」
「最後の最後にはこの星を滅ぼす兵器でも僕は造る!!」
「そんなことシトロンにはさせない!!」
「でも、君らの負けだよ」
「なんでだよ、そんなことやってみなきゃ」
『ピカピカ!!』
「わかるんだよ、もし、アーシア島でキグナスたちがしくじってもいいように保険もちゃんとかけた」
「保険?」
「これが上手く行けばアーシア島は消滅する」
「アーシア島が消滅……」
「ロックマンが勝てばアーシア島が消滅、素晴らしいだろう?」
「クロスバスター!!」
サトシは怒り、シトロンにクロスバスターを放つもは避けられてしまったのだ。
「おっと、君も口よりも手が出るタイプかい?」
「バトルカード、リュウエンザン!!」
「そうこなくちゃ」
シトロンは自分のソードを構えたのである。
「いい忘れていた、このソードの名前はシトロニック・ソードだ」
そして、リュウエンザンとシトロニック・ソードがぶつかり合った。
「バトルカード、レーダーミサイル!!」
無数のミサイルがシトロンに向けて一斉に発射されたのだ。
「今こそサイエンスが未来を切り開くとき、シトロニック・ギア、オン!!」
そして、シトロンの背中からカメックスの背中にある砲台みたいな物が出できたのである。
「名付けて『カメックス型砲台』」
砲台からは無数の砲弾が発射されてレーダーミサイルは全て破壊されてしまい、そして、砲弾が1つサトシ直撃したのだった。
「ぐっ………科学の力ってスゲー……」
そして、その威力にサトシは膝をついてしまった。
『ピカピ!!』
「さぁ、もう終わりにしようか」
…もう……ここまでなのか…
その時
「フォッコ、ひのこ!!」
『フォッコ!!』
フォッコのひのこがシトロンを襲ったのだ。
ハリマロンとクロス変換しているシトロンにひのこは効果抜群ではあるがクロス人間の方が全てにおいて上であり殆どダメージは与えられなかったのである。
「ふっ、セレナ、そんなにサトシが大事ですか?」
「もちろん!!」
「セレナ……」
『ピカカ……』
そして、シトロンは不敵な笑みを浮かべダークボールを取り出した。
「中途半端な実力がどれだけ無力か思い知ってください、ホルビー!!」
ダークボールからはホルビーが姿を現したのだ。
「セレナ、駄目だ、戦っちゃ……」
「セレナにはパートナーのフォッコと大事なサトシが傷つく姿を堪能してもらいましょう!!」
その時
「サトシ君!!」
「宇田海さん!!」
『ピカピカ!!』
そこへ、宇田海が何やら怪しげなアンテナ装置を持ってやって来たのである。
「遂に完成したんです!!ダークボールに抵抗する装置が」
「本当ですか!?」
『ピカピカ!?』
「ええ!!この装置から発射される超電波はダークボールから発射される洗脳電波を阻害することが可能です」
そして、宇田海はそのアンテナ装置をホルビーとシトロンに向けた。
「阻害超電波発射!!」
ホルビーとシトロンにアンテナから阻害超電波が発射されたのだ。
『ホルビー?』
そして、ホルビーは正気にもどり、シトロンとクロス変換しているハリマロンも正気に戻っただった。
『ハリィィ?』
「まずい……ハリマロンが不安定になってきてる、このままだと……」
シトロンの胸元が数ヶ所光だし爆発したのだった。
「彼が殆どのダークボールを持っていたんですね、それで、ダークボールの本体に阻害超電波を当てたんできっと他の洗脳されたポケモンも元に戻ってますよ」
「やったぜ!!」
『ピカピカ!!』
「なるほど!!洗脳電波が阻害されて行き場を失い、そして、ダークボールが耐えられなくなり爆発するってことですか!!」
宇田海は独りで解説し納得していたのである。
そして、シトロンはクロス変換が維持できなくなりシトロンとハリマロンに分かれその場に倒れてしまった。
その様子を建物の上から見ている者がいた、それはライコウ……そう、ジェミニが見ていたのだった。
『やはり、使えないな』
その頃、キグナスとロックマンは戦い続けていたのだ。
『キグナスフェザー!!』
ロックマンはキグナスのキグナスフェザーを食らい続け膝をついてしまったのである。
先程からの連戦でロックマンも限界が近づいていた。
「ハァハァ……たしかに宇田海さんの時より強いね」
『だな、電波変換してるポケモンも強いんだろうな』
『その通り、このスワンナは群れの長だった、ダークボールが使えない分、操るのも一苦労したさ、さぁ、もう終わりにしよう、キグナスフェザー!!』
「僕は諦めない!!バトルカード、ジェットアタック」
『無駄だ!!ダンシングスワン』
「バトルカード!!ガトリング」
キグナスはガトリングを直で受けてしまいダンシングスワンの威力も逆流し膝をついたのだ。
『おのれ、必ずケフェウス・ドラゴン様にクロスストーンを……』
「そんなことはさせない!!バトルカード……」
『おのれ!!』
そして、キグナスは咄嗟にロックマンにしがみついたのである。
「離せっ!!」
『テメェ、何しやがる!!』
そして、
「あっ!!」
『なに!?』
両者の所持するクロスストーンが衝撃で宙に舞った。
『スバル!!』
「うん!!」
『させん!!』
ロックマンとキグナスはクロスストーンを取ろうと手を伸ばしたのだ。
「ウォーロック!!」
『おお!!』
ロックマンは左手のウォーロックを伸ばしクロスストーンを取ろうとしたのである。
『よっしゃぁぁぁ!!』
ウォーロックの口には3つのクロスストーンがあった。
『ウォーロック!!それを渡せ!!』
『やなこった!!』
その時
「……光ってる」
3つのクロスストーンが点滅し始めたのだ。
そして、近くの空間が3ヶ所歪み、そこから巨大な鳥が3匹姿を現したのだった。
遂にファイヤー、フリーザー、サンダーがその姿を現しました!!そして、サトシを監視していたジェミニは!?次回もお楽しみに!!