流星のロックマン×ポケットモンスター   作:中2病人間M

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天界の笛

真っ青な海……

 

 

そんな中でサトシとセレナとユリーカ、スバルとミソラは泳いでいた。

 

 

この場所はアーシア島、なぜ彼らがアーシア島にいるかと言うと、昨日の朝に遡る。

 

 

 

 

「ねぇ、どうなのスバル君!!」

「サトシも行ったことあるんでしょう!!」

 

 

ミソラとセレナが何かをスバルとサトシに問いただしていたのだ。

 

 

サトシは前回の戦いで気絶するも軽傷ですみ、現在はその傷も殆ど回復していて問題なく過ごしていたのだった。

 

 

…本当に心配したんだからサトシ!!まぁ、多少の怪我と軽い脳震盪で済んで良かった…

 

 

セレナがそんなことを思っていると、

 

 

「えっと……ミソラちゃん、何の話?」

「セレナも何が聞きたいんだ?」

『ピカピカ?』

 

 

そして、ミソラとセレナが揃って答えたのである。

 

 

「「アーシア島!!」」

 

 

アーシア島、そこにはファイヤーたちのクロスストーンを取りにロックマンが一度足を運んでいる島だ。

 

 

たまには海で遊んでゆっくりしたい、そんな理由と経緯でスバルたちはアーシア島に息抜きで来ていた。

 

 

シトロンに関しては誘ったのだか天池らと何かの研究のために来なかったのだ。

 

 

その後、サトシとセレナ、スバルとミソラでビーチバレーをやりユリーカとデデンネとピカチュウは浜辺でお城を作っていたのである。

 

 

「ちょっと、デデンネ!!お城壊してるよ……」

『デデンネ~』

『ピカンピ!!』

 

 

ガムシャラにお城を作ろうとし破壊してるデデンネを必死でピカチュウは止めようとしていていた。

 

 

そして、ミソラとセレナは海で再び遊び、スバルとサトシは浜辺で寝転んでいたのだ。

 

 

スバルは今や巨大な島へと化した火の島、氷の島、雷の島を眺めたのである。

 

 

…あの島はもう役目はないのかな、あのまま放置しても大丈夫かな…

 

 

「スバル、あの島のことを考えてたのか?」

「うん、まぁね、あのとき僕がもっと早く駆けつけてれば、火の島も他の島もああならずにすんだかもしれない」

『スバル、お前が責任感じることじゃないぜ』

「そうだぜ、スバル」

 

 

ウォーロックはスターキャリアーから飛び出してきてスバルの肩に手をおいた。

 

 

「ありがとう、ウォーロック」

『へっ!!気にすんなよ』

 

 

その時!!

 

 

「!!」

 

 

スバルのスターキャリアーに天池から着信が入ってきたのだ。

 

 

「天池さん……?」

『スバル君!!聞こえるか!!』

「はい、天池さん」

 

 

天池は随分焦った感じだったのである。

 

 

…嫌な予感がする…

 

 

『君たちはアーシア島にいるだったな!!』

「はい」

『そうか……よく聞いてくれ、そのアーシア島でケフェウス・ドラゴンの残留電波が検知されたんだ!!』

 

 

…この島に残留電波が……もしやハデスでは…

 

 

『とにかく五陽田警部とハンサムさんにそっちへ急行してもらっている、もし、君たちで元凶を発見した場合は駆除してくれ』

「はい!!」

『しかし、スバル君、それにサトシ君も決して無理はするんじゃないぞ…』

「「はい、わかりました」」

 

 

スバルが通信を切断した。

 

 

その時

 

 

「そうだ、少年らよ無理はよくないな」

 

 

聞き覚えのある声がし振り返るとそこにはハデスが立っていたのだ。

 

 

『テメェは……』

 

 

ウォーロックはハデスを見るなり敵意をむき出しにして威嚇していたのである。

 

 

そこへ、

 

 

「スバル君!!」

 

 

ミソラとセレナが海から戻ってきて、ハデスを見てすぐに状況を理解した。

 

 

そして、

 

 

「電波変換、星河 スバル、オン・エア!!」

「電波変換!!響 ミソラ、オン・エア」

 

 

サトシもスターキャリアーをクロスキャリアーに変換させたのだ。

 

 

「ユリーカはデデンネと一緒に何処かに隠れるんだ」

「うん、わかった……行こう、デデンネ」

『デデンネ~』

『ピカピ!!』

「ああ、クロス変換!!」

 

 

サトシはピカチュウとクロス変換しクロスバスターをハデスに放ったのである。

 

 

しかし、

 

 

「フフ」

 

 

クロスバスターはハデスに片手で簡単に弾かれてしまったのだった。

 

 

 

 

丁度、その頃、

 

 

「あなた何てポケモン?」

『オイラはポケモンじゃないブク!!』

 

 

少女とミソラの付き人であるキャンサー・バブルが歩いていた。

 

 

「ポケモンじゃないの?まぁ、いいわ、所でこの島になにしに来たの?」

『オイラはミソラっちの付き人ブク、ミソラっち、旅行に行くとかでこの島に来たブクけど、心配だから着いてきたのにミソラっちとその友達を見失ったブク』

「ミソラっち?」

『響 ミソラ!!オイラの世界では有名なアイドルブク!!』

「君の世界?よく分からないけど……私はフルーラ、よろしく」

『よろしくブク~』

 

 

フルーラは随分と困惑した顔をしていたのだ。

 

 

そこへ、

 

 

『響 ミソラを知らんとはお主許せんぞ!!』

 

 

クラウン・サンダーが現れて今にもフルーラに対してフォールサンダーを放ちそうな勢いだったのである。

 

 

フルーラはクラウンを見ながらさらに困惑した顔をしていた。

 

 

「あなはもポケモンじゃないの?」

『その通り!!余はクラウン・サンダーである!!しかし、お主にミソラちゃんの良さを叩き込まなければ……』

 

 

フルーラは思ったであろう…

 

 

…こいつら面倒臭い…

 

 

『クラウン、いいブクよ』

『なに!?』

『ミソラっちの良さなんて歌を聞けばすぐわかるブク』

『なるほど……その通りじゃな!!』

「その人、歌手なの?」

『そうブク』

「そっか、私もその人に会ってみたくなっちゃった」

『なら探しにいくブク!!』

「うん、行こう!!」

 

 

フルーラとキャンサーとクラウンはミソラを探しに向かうのであった。

 

 

 

 

その頃、

 

 

『あの野郎、クロスバスターを片手で弾きやがった』

「ウォーロック、あのハデスっての思った以上に強敵だね」

『ミソラどうする、メロエッタがいないからクロス変換できないわよ』

「そうだよね、今度からどこいくにもメロエッタは連れて行こうね」

『そうね』

「さて、今度はこちらからも攻撃させてもらおうか」

 

 

ハデスはサトシたちを攻撃しようと手を構えたのだ。

 

 

その時

 

 

『ゲキリュウウェーブ!!』

 

 

激流が押し寄せてハデスを飲み混んだのである。

 

 

そして、

 

 

『サンダーブレス!!』

 

 

サンダーブレスがハデスのいるであろう場所へ放たれ近くの岩を破壊してハデスを生き埋めにしたのだった。

 

 

「ブラキオ・ウェーブ!!」

『まだこの辺りにいたのか』

 

 

そう、この土地でロケット団に操られロックマンと対決をしたブラキオ・ウェーブが現れた。

 

 

『ロックマンにハープノート、それと……』

 

 

ブラキオ・ウェーブはサトシをチラリと見たのだ。

 

 

「あっ、俺、サトシ、んで、クロス変換してるのが相棒のピカチュウ」

『ピッカチュウ』

 

 

ブラキオ・ウェーブはコクりとサトシに会釈をすると視線をロックマンに戻したのである。

 

 

その時

 

 

ハデスを生き埋めにしていた岩が吹き飛ばされハデスが姿を現した。

 

 

『しぶとい野郎だな、テメェの目的はなんだ、俺たちと殺るんだったら他でも出来る、ワザワザこの島に来たってことは何か目的があるじゃねえのか!!』

「その通りだよ、ウォーロック……そう、私はある品を探していてな」

「何を探してるの?」

 

 

スバルの問いにハデスは、

 

 

「天界の笛と言うものだ」

「……天界の笛?」

『そんなもんがこの島にあんのかよ?』

「ああ、その笛は海の守り神、ルギアの鳴き声を模して作られている、しかし、ある時、ルギア本人が手を加えて鳴き声を加えて完全な物にしたのだ、そして、その笛は今、この島の巫女の少女が持っている」

『そんなもん手に入れてどうするんだ!!』

「ウォーロック、もちろん、ケフェウス・ドラゴン様の計画に必要なのだよ、ケフェウス・ドラゴン様は約束してくれた、成功の暁にはこの世界を消し去ってくれると……」

『この世界を消しるだと……』

「そうだ、私はこの世界さえ消せればそれでいいのだ」

『ハデス、お前、狂ってやがる……』

 

 

その時

 

 

「そうか!!」

『ピカピカ!!』

「サトシ、どうしたの?」

 

 

セレナが心配そうにサトシの顔を覗き込んだのだ。

 

 

「天界の笛……その笛を持ってる巫女って、まさかフルーラ」

「サトシ君、その巫女の名前までは知らないが恐らく、君のまさかは正解だろうな」

「サトシ、フルーラって?」

「セレナ、前にこの島に来たときに祭日に笛を吹いてた少女なんだ」

「やはり、その少女で間違いない、そして、私はここでお前たちの足止めをしているところだ」

『足止めだと?』

 

 

ハデスの言葉にウォーロックは突発的に言葉を発したのである。

 

 

「少女から笛を奪うだけなら簡単なことだ、しかし、お前たちがここにいたのは予想外だった」

「そうか、あのファントム・ブラックがフルーラのところに向かってるのか!!」

『ピカピカ』

 

 

…このままだと、フルーラが危ない…

 

 

「セレナ!!」

「え!?」

 

 

セレナはサトシに急に名前を呼ばれて心底驚いた表情をしてしまった。

 

 

「フルーラを助けにいく!!一緒に来てくれ」

『ピカカ!!』

「うん……でも」

 

 

セレナはロックマンたちを見たのだ。

 

 

『俺らの事は気にすんじゃねぇ、この仮面野郎ぐらい俺らでどうにでもなるぜ!!なっ、スバル』

「うん、もちろん」

『ワシも協力しよう』

『あら、協力感謝するわ、ブラキオ・ウェーブ、頑張りましょう、ミソラ!!』

「うん!!」

『何のこれしき…………さぁ、行け、サトシ!!』

「ああ、任しとけっ!!」

『ピカピカ!!』

 

 

ブラキオ・ウェーブの言葉に後押しされサトシはセレナとともにこの場から去ろうとしたのである。

 

 

しかし、

 

 

「邪魔はさせん」

『ミソラっ!!』

「マシンガンストリング!!」

 

 

サトシをハデスが妨害しようとするがハープノートがマシンガンストリングでハデスを拘束した。

 

 

「バトルカード、プラズマガン!!」

『サンダーブレス!!』

 

 

さらにハデスはプラズマガンにサンダーブレス、2つの電気属性の攻撃で身動きが取れなくなったのだ。

 

 

『とっとと行きやがれ!!』

「ありがとう、ウォーロック、みんな!!」

『ピカピカ』

「ありがとう!!無茶しちゃだめよ、行こう、サトシ」

 

 

サトシとセレナはハデスが拘束されている間にフルーラを探しにこの場から立ち去るのであった。




アーシア島再びです。今回名前だけ登場した天界の笛ですがこの後にこの笛を巡ってハデス側とスバル側が争う形になります。
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