流星のロックマン×ポケットモンスター   作:中2病人間M

55 / 55
ハデスの正体

ギラティナはハデスに向けて攻撃を放った。

 

 

「……反転世界を攻撃され焦っているようだな」

 

 

さらにギラティナはハデスに攻撃をするがハデスはギラティナの攻撃を弾いたのだ。

 

 

「私はお前の力を使っても外へ出ることはできない、しかし、ここを攻撃し現実世界を揺さぶればお前を利用できる」

 

 

ハデスはギラティナを電波で攻撃し拘束したのである。

 

 

 

 

 

その頃、現実世界ではサトシたちがジャミンガーと激突しておりその場にいたジャミンガーを何体か倒していった。

 

 

「どうしてシェイミを狙ってるんだ」

『ピカピカ』

『わからないです、急に襲われたんです』

「サトシ、このポケモンはハデスが外に出る理由に関係ある?」

『あの世界へ穴でも開けられるってことか?』

「!!そうか、シードフレア」

『ピカピカ』

『でも、あれは向こうからじゃないと開かないはずです』

 

 

そこへ、さらにジャミンガーたちが増員されたのだ。

 

 

 

 

 

その頃、国際警察本部にムゲン・グレイスランドは呼び出されていたのである。

 

 

「なるほど、反転世界でそんなことが……どおりでこっちが大荒れなわけだ」

 

 

国際警察は長い間反転世界にいてその研究をしていたムゲンに話を聞いていた。

 

 

そして、そのムゲンの前にハンサムがやって来たのだ。

 

 

「ムゲンさん、ギラティナの力以外で反転世界に向かう方法はありますか?」

「……本来はギラティナだけが自由に行き来する、そして、ギラティナが現実世界から入った場合、時間限定で出口だけ現れる、だから、入る方法は俺が知る限りはないはずだ」

「なるほど、出口だけということですかな」

「ああ、ハンサムさん、まぁ、シェイミのシードフレアで穴を開けることもできますがそれは反転世界からのみ、そのハデスがギラティナの穴を通り抜けることができないのなら現実世界に戻ることはほぼできない……」

「そうですか」

「ただ……」

「ん?」

「……もし、シェイミのシードフレアやそれ並みの力であっちからこじ開けられたら出てくる可能性はある」

「……実は今、ハデスの部下たちがシェイミを狙ってるんだ」

「……だが、現実世界ではシードフレアをしても反転世界への穴は絶対に開かないぞ」

 

 

その時

 

 

国際警察本部に警報が響いたのである。

 

 

「……アラモスタウンにジャミンガーたちが……」

 

 

ハンサムにはアラモスタウンにジャミンガーたちが集まっていると通報が入った。

 

 

 

 

そのアラモスタウンにはファントム・ブラック率いるジャミンガーたちが集まっていたのだ。

 

 

「さて、ジャミンガーたちよ、この瓦礫をどかせ」

「「「了解」」」

 

 

ファントム・ブラックとジャミンガーたちは崩壊した時空の塔の瓦礫をどかそうとしていたのである。

 

 

「ファントムクロー!!」

「「「ジャミングバスター」」」

 

 

ファントム・ブラックやジャミンガーたちで瓦礫を崩し、そして、破壊された反転世界への入り口の鏡を集めた。

 

 

 

 

 

サトシたちはジャミンガーを殆んど倒すが野生のシェイミたちが残っているジャミンガーに集められていたのだ。

 

 

「シェイミたちを離せ!!」

『ピカピカ』

『離すです』

「エナジーボール!!」

『ピカピカ!!』

 

 

サトシはシェイミを捉えているジャミンガーたちにエナジーボールを放ったのである。

 

 

しかし、

 

 

「ファントムスラッシュ!!」

「なにっ!?」

『ピカピカ!?』

 

 

ファントム・ブラックが現れエナジーボールを消し去った。

 

 

「お前……」

『ピカピカ……』

「さぁ、やれ」

 

 

ファントム・ブラックの命令でジャミンガーたちは反転世界への入り口の欠片を並べたのだ。

 

 

そして、捉えたシェイミたちを並べそこにジャミンガーたちが煙幕を放ったのである。

 

 

『『『『ミィ!?』』』』

「やめろっ!!」

『ピカピカ』

『大変です!!』

 

 

そして、

 

 

『『『『ミィィ!!』』』』

 

 

シェイミたちがシードフレアを起こし周囲が吹き飛んだ。

 

 

 

そして、

 

 

「やったぞ、穴が開いた!!」

 

 

シードフレアの爆発が欠片から反転世界まで影響し反転世界への穴が開いたのだ。

 

 

「よくやった、ファントム・ブラック」

 

 

穴の中からハデスが出てきたのである。

 

 

その時

 

 

「ギラティナ!!」

『ピカピカ』

 

 

ハデスを追いかけギラティナがこっちへ現れた。

 

 

「ギラティナ、行くぜ!!」

『ピカピカ』

 

 

サトシはシェイミと分かれギラティナとクロス変換したのだ。

 

 

「クロスインバージョンブレイザー!!」

 

 

サトシはクロスインバージョンブレイザーを放つがハデスをそれをよけたのである。

 

 

その時

 

 

開いていた反転世界への穴から黒い手が出てきた。

 

 

「なんだあれ!?」

『ピカピカ!?』

 

 

そして、穴がさらに大きく広げられ中からネクロズマが出てきたのだ。

 

 

「……ネクロズマ」

 

 

その時

 

 

『ハデスっ!!』

 

 

ネクロズマに集中していたハデスにゼロがセイバー、ラティオス、エンテイたちが攻撃するもハデスが電波でふせいだのである。

 

 

そして、ネクロズマはプリズムレーザーを放ちながらどこかへと去っていった。

 

 

その時

 

 

「ハデス!!」

『ピカピカ!!』

「!!なんだと」

 

 

サトシはシャドーダイブをしておりハデスの目の前に姿を現したのだ。

 

 

「バトルカード、ブレイクサーベル!!」

『ピカピカ』

 

 

サトシがブレイクサーベルでハデスに攻撃するがハデスの電波がサトシに直撃しサトシはクロス変換が解除されピカチュウとギラティナに分かれたのである。

 

 

「ぐわぁぁぁ!!」

『ピかピカァァ!!』

 

 

その時

 

 

「あれは!?」

『ピカピカ!?』

 

 

サトシがブレイクサーベルで攻撃したことでハデスの仮面にひびが入っていた。

 

 

そして、仮面のひびが広がり仮面が割れたのだ。

 

 

「……!!お前は……」

『ピカピカ……』

 

 

ハデスの正体が現れたのだった。




次回、ハデスの正体が判明します。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。