東方染水記   作:ナンモナイト!

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好きなアンダーテールAUのBGMはSixbonesとBadtimetrio、ナンモナイト所長です。急ですが、Sixbonesってhelp_taleとは関係ないらしいですな。知ったときはちょっとびっくりしたわ。
今回は、リアクターの主人公回です。
それでは、最後までゆっくりご覧下さい。


二十四話 ~妹様のお守り(殺し合い)

~紅魔館 地下室~

 

 

 

フラン「禁弾〝スターボウブレイク〟!」

リアクター『両腕変化〝トライコーン改〟』

 

チュドドドドドンッ

 

バシュバシュバシュバシュッ

 

 

 

今日も繰り広げられる、弾幕ごっこ。紅魔館の感情無き傭兵、リアクターの相手は、悪魔の妹、〝フランドール・スカーレット〟である。

〝ありとあらゆる物を破壊する程度の能力〟を持つフランだが、精神年齢は非常に幼く、吸血鬼である点と能力を除けば、遊び盛りの女の子と言った感じの、かわいらしい子である。

しかし、その言動や()()()は、女の子とは到底思えない、見る者に恐怖すら感じさせる物だった。

 

フ「ほらほらどうしたのリアクター!はあっ、レーブァティン!」

 

ボゴオォォォッ

 

リアクターは、懐からナイフを取り出すと、力を込めた。すると...

 

リ『武器的変化(へんげ)〝断頭斧〟』

 

ガギイイイン

 

短いナイフが、あっという間に巨大な血濡れの斧に変化する。リアクターは、それを片手で軽々振るい、炎の剣〝レーブァティン〟を受け止める。

 

フ「どんどん行くよー!」

フ「禁忌〝フォーオブアカインド〟!」

 

フランは分身し、密度の高い弾幕を放つ。

 

リ『...分身か。ならば、これだ。』

リ『能力、右腕変化〝アビス完全体〟』

 

リアクターの頭から光が一瞬、放たれる。

 

フ(光?なにをするのかな...)

 

その直後、リアクターの姿が三体に増えたのだ。

 

フ「...!わ、私と同じ分身!?」

リ『似ている様で少し違う。』

フ「くっ!」

 

フランはレーブァティンで分身の一つを縦に切る。

 

ボウンッ

 

リ『偽物だ。』

フ「だ、だったら左のリアクター!」

 

ボウンッ

 

フ「に、偽物!」

リ『本物は...こっちだ。』

 

()()のリアクターがいたのは、フランの後ろだった。

 

フ「!しまっ...」

リ『遅い。〝トライコーン改、接射〟』

 

バシュッ ドゴオッ

 

フ「きゃっ!」

 

ピチューン

 

 

 

 

 

 

フ「あいたた...。やっぱり、リアクターは強いなー。」

リ『現在の対戦戦績は、私20戦11勝、フラン様9勝です。」

フ「うーん、やっぱりかー。なんで勝てないんだろ。」

リ『失礼ですが、恐らくフラン様には無い強さを、私は持っているのかと。』

フ「......」

リ『でも、フラン様にもフラン様の強さがあります。その強さを生かすことが出来れば、沢山勝てるようになるでしょう。』

フ「ほんと!?パアッ」

リ『このリアクター、嘘は申しません。』

フ「わーい!じゃあ、フラン頑張るね!」

リ『ええ。』

フ「じゃあ頑張る為に...」

リ『?』

フ「フランともっとあそんでー!」

リ『......全く』

 

 

 

~妹&傭兵殺し合い中~

 

 

 

3時間後

 

 

フ「スヤァ..(-.-)Zzz」

リ『ようやく寝付いたか。...疲れを感じない筈なのに、疲れを感じるような気がする...』

フ「うーん...。」

フ「リアクター...。明日も遊んで...。ムニャムニャ」

リ『......』

 

するとリアクターは、幸せそうに眠るフランに毛布を掛けて、部屋を出ていく。

 

リ『...父親とは、こんな気分なのだろうか。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「お使い行ってきて!」

リ『さっき行ってきたばかりだろう...。』

咲「実は、お嬢様の唐突な〝パーティー宣言〟が出たから、大量の食材が必要なのよ。本当は私がお使いに行きたいとこなんだけど、料理の準備やらで忙しくて...」

リ『...分かった。量は?』

咲「肉、野菜、魚、リンゴをそれぞれ人数×2買ってきてほしいのよ。」

リ『了解した、行ってくる。』

咲「気をつけてね。」

リ『ああ、それと。』

咲「?」

リ『おやつの人肉、ちゃんと用意しとけよ。』

咲「...わかってるわよ。」

 

 

 

 

 

 

 

~再び人里~

 

 

リ『えーっと、肉と魚はなんでもよし、野菜はピーマンと大根、そしてリンゴか...。ついでに毒リンゴ(BadApple)でも買っていったら、パチュリーが喜ぶかな?』

作者「因みに作者はBadApple大好きです」

ヤリカ「出てくんな!スパンッ」(スリッパ叩き)

作者「ブヘッ」

リ『...今、雑音が...?気のせいか。』

リ『まあいい。取り敢えず、まずは肉屋だ。』

肉屋「おっ、兄ちゃん!3時間ぶりだねぇ!今回はなんにする?」

リ『牛、鶏、豚をこの分量通り頼む。』

 

リアクターは、店主にお使いメモを渡す。

 

肉屋「おお、今回も買うねぇ。待ってな!じっちゃん!じっちゃーん!」

 

すると、床下から眼鏡をかけた小太りのおじいさんが顔を出す。

 

肉屋「あ、じっちゃん。ほら、注文だ。」

じっちゃん「でっけえ声出すんでねぇ!聞こえとるわい...。」

 

リ『なんか、見たことあるやり取りだな』

 

 

~1分後~

 

 

肉屋「ほいよっ、兄ちゃん!」

リ『牛、鶏、豚...。よし。感謝する。代金だ。』

 

リアクターは、万札を数枚置く。

 

肉屋「毎度ありぃ!」

リ『次は魚...』

 

 

 

 

~傭兵買物中~

 

 

 

 

リ『...ふぅ、ようやく終わった。タイラント、それぞれ少しずつ持ってくれ。』

タイラント1「ワカッタ。」

タイラント2「ケッコウ重イナ。」

リ『...ん?』

タ1「ドウシタ、りあくたー?」

リ『貸本屋、〝鈴奈庵(すずなあん)〟...。」

タ2「カシホンヤッテアレカ?オ菓子買ウ所カ?」

タ1「ソレハ〝菓子屋〟ダロ」

リ『...入ってみるか」

タ1「エ!?入ルノカ!?」

リ『最近、フランが〝寝る前に本を読め〟とせがんでくるからな。何冊か借りようと思う。』

タ1「ソウイウ事カ」

リ『それに、私も読みたい本があるんだ。」

タ2「りあくたーッテ、本読ムノカ?」

リ『外の世界にいた頃はしょっちゅう読んでいた。日本語が話せるのも、そのおかげだ。』

タ2「初メテ聞イタナ、りあくたーノ過去」

リ『借りてくるから、待ってろ。邪魔にならないようにな』

 

 

ガチャッ

 

 

小鈴「貸本屋、〝鈴奈庵〟へようこ..え?」

 

ズウゥゥン

 

鈴(な、なにこの人!?めっちゃ不気味な上に怖いんだけど!)

鈴「えーっと、どんな本をお探しで?」

リ(...声が震えてるな)

鈴(どんな本読むんだろ...。まさか、殺人の仕方とか...!?)

 

しかしその直後、リアクターの口(見えないけど)から出たのは、驚きの言葉だった。

 

リ『子供向けの本はあるか?出来れば4歳から5歳程度のやつがいいんだが』

鈴「...は?」

リ『聞こえなかったか?子供向けの本を頼む』

鈴「は、はひっ、ただいまーっ!」

リ『あ、ついでに〝そして誰もいなくなった〟もあったら頼む』

鈴「は、はーいっ!」

 

バタバタ

 

リ(...私ってそんなに怖いか?)

 

不気味な仮面被ってちょっと血痕が付いたトレンチコート着た大男(身長195cm)が突然店に入ってくるなり子供向けの本頼んだらそりゃ怖いわ。by作者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛇蜘夜「...ここが人里か?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

see you next time...




タイラント

アンブレラ社が開発した生物兵器。今話ではT-103が登場、リアクターの荷物持ちをやらされていた。T-103タイラントについてはG○○gle先生へ。

アビス完全体

バイオハザードリベレーションズで登場したラスボス。〝ジャック・ノーマン〟が自らに〝T-Abyss〟を投与、長い時間をかけて適合させた状態。幻覚を使った瞬間移動(みたいな高速移動)や分身攻撃を繰り出してくる。T-AbyssについてはG○○gle先生へ。

トライコーン

バイオハザードリベレーションズに登場するクリーチャー。〝ウーズ〟の亜種で、矢じり状の骨を飛ばして攻撃する、遠距離タイプ。レイドモードでは、こいつのせいでノーダメクリア失敗した人も多いんではなかろうか。

バイオはやったことないけど、アビス完全体は結構好きです。皆さんはどんなクリーチャーが好きですか?

そして今回は、小鈴がと鈴奈庵が登場!

それでは、最後までご覧頂きありがとうございました。次回もイカ、よろしくー!
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