東方染水記   作:ナンモナイト!

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好きな食べ物は麺硬め太めの醤油ラーメン、ナンモナイト所長です。因みに一人で三人前食ったことあります。(どうでもいい)

麺は至高の食材である(名言風)

それでは、二十九話です。最後までゆっくりご覧下さい。


二十九話 ~狂気の兎と竹林の兎~

 

 

~迷いの竹林 永遠亭~

 

 

スーッ...

 

Revolution「...やけに襖が多いですね。」

紫「侵入者を迷わせるのが目的なんでしょう。まあ、この程度で迷うような私達ではないけど。」

Re「そういえば、紫さんはなぜここに真犯人がいると践んだのですか?」

紫「私はいつも、藍と一緒に結界の調整を行っているのよ。」

Re「藍?」

紫「私の式神よ。」

紫「それで、いつものように藍と一緒に結界を調整しに行ったら、迷いの竹林の方に違和感を感じたわけよ。」

Re「フムフム」

紫「行ってみたら変な結界が張ってあったから、そこが怪しいんじゃないかと思ったのよ。」

Re「そうだったんですか。」

紫「Revolutionこそ、どうしてここだと分かったの?」

Re「魔理沙と一緒に人里に行ったら、慧音さんに追い返されてしまいましてね。その時に、霊夢が迷いの竹林の方に向かっていると聞いたもんで。」

紫「そういうことだったのね」

 

Revolutionは、更に襖を開けていく。

 

Re「!」

 

Revolutionは、右腕に付けた小型端末を見る。

 

紫「どうしたの、Revolution?」

Re「生体と魔力...いや、妖力の反応があります。この奥ですね。」

紫「...さながら警備兵、と言ったところね。」

Re「行きましょう。」

紫「ええ。」

 

ダダダッ ガラガラッ

 

紫達は次々と襖を開けていく。すると、そこに立っていたのは...

 

???「.........」

 

頭のウサミミが特徴的な、鋭い目付きをした少女だった。

 

チャキッ

RevolutionはR.Eレーザーを構える。

 

サッ

紫は扇子に妖力を込める。

 

Re「偽物の月がいつまでも出ていたら迷惑です!返してもらいましょう!」

紫「今夜の私は霊夢達の仲間。こんな妖怪さっさと倒して、霊夢達の所に行きましょう。」

Re(...仲間の筈なのにこんなに胡散臭いのは何故だろう...)

???「地上の妖怪に外の人間め。迷いの竹林の奥にあるこの〝永遠亭〟を見つけた事だけは誉めてやろう。...だがお前達は、ここで死ぬ事になる。」

Re「二対一で勝てるとでも?その気になれば、十人二十人に戦力を増やすことだって出来ますよ。」

鈴仙「何人いようと無駄だ。この私、鈴仙の〝幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ)〟の前では、だれも勝てやしない!」

 

ピカアッ

鈴仙の目が赤く光る。すると突如、二人、いや、全方位が真っ暗になる。

 

紫「!これは...!」

Re「ホログラム...いや、幻術!?」

鈴仙「ほう、よく気づいたな...。」

Re「これでも、伊達に科学者やってる訳じゃないですからね。」

 

鈴仙の目が赤く、怪しく光る。

 

鈴仙「フフフ...」

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙「この廊下、随分長いな...。どこまで続いてるんだ?」

魔「外の景色もなんか変だし、なんなんだこの屋敷...」

霊夢「嫌ならついてこなくてもいいのよ。」

魔「そもそも、私は納得なんてしてないからな!だいたい、紫なんか信用できるのか?久々に会ったけどやっぱ胡散臭いし。」

霊「信用出来るかどうかで聞かれたら、今夜限りは信用出来るわよ。」

魔「こ、今夜限りって...」

Frisk「まあReimuの言うことなんだし、信用は出来るんじゃない?魔理沙。」

魔「...ま、そうだよな。」

???『ウサササ...。まあまあこれは珍しい、地上の人間じゃあないか。』

Fr「わっ、なにこの声!」

魔「妖怪か?」

???『可哀想に...。この屋敷、永遠亭に足を踏み入れたが最後。もうここからは出られないよ。』

霊「...ん、なんかいる」

???『まさか、ただでさえ短い寿命をここで終えるなんてねぇ...。』

魔「...兎の妖怪?」

てゐ「ウーッサッサッサッ!このてゐ様がお前達を寿命より先に倒してやるウサー!」

霊「はぁ...めんどくさくなりそう...。」

 

 

 

~少女+少年弾幕中~

 

 

 

さっき、あれほど雰囲気のある放送(?)をしていた兎、てゐ。それは今━━

 

て「ターンーマー!降参降参!」

 

負けていた(いとも簡単に)。

 

魔「なんだなんだ、大口叩いておいてもうおしまいかよ!」

Fr(ReimuとMarisa、やっぱり強え~)

て「ゴッゴメン!ここの情報喋るから許してよ!」

霊「情報?」

て「そりゃーもうここでしか聞けない、耳よりな情報だよ!大丈夫!大口は叩いても嘘は言わないから!」

魔「ふーむ...内容次第、ってとこだな。」

霊「ちょっと魔理沙!」

Fr「まあまあ霊夢。僕もMarisaに賛成だよ。」

霊「Friskまで!」

て「まあまあ聞いてよ。私、因幡てゐは昔から迷いの竹林に住んでるんだけど、ある日、月から来たお姫様がここに住み始めたんだよ。」

て「月の都で重大な罪を犯して、地上まで流刑になったんだって。月で蓬莱の薬を飲んだのが罪になったみたいね。」

魔「蓬莱の薬?」

て「飲むと不老不死の体を手に入れる事が出来る、凄い薬だよ!」

霊「不老不死!?」

Fr「凄いな。」

て「話の続きね。」

て「流刑になってから数百年後、刑期が終わり、月から迎えの使者が来た。しかし、元々地上に興味を抱いていたお姫様は、使者を追い返して、一緒に地上に来ていた従者と一緒に、ここに永遠亭を建てたのよ。」

魔「へ~」

て「...ま、これくらいでOKかな?」

Fr「え?何が?」

て「ふっふっふっ...」

て「時間稼ぎだよ。」

三人「「「はぁ!?」」」

 

直後、床や周りの襖が一気に()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

???「...地上の人間が来ていたなんてね。」

???「ここは偽りの月と地上の間、次元の(ハザマ)。」

???「時間稼ぎご苦労様、てゐ。」

て「へっへーん!引っ掛かったー!」

魔「お前うるさい!ダンマクハッシャ」

て「ぶへっ!」

霊「それで、あんたが紫が言ってた異変の真犯人って訳ね。」

魔「私は霧雨魔理沙!お前を倒して、月を取り戻す!」

 

魔理沙はいつも通り、ミニ八卦炉を構える。

 

魔「今回は、退治する前にお前の名前を聞いておくぜ。」

永琳「...私の名は八意永琳。」

霊「あんたがお姫様とやらの従者ね。私は博麗霊夢。妖怪退治を生業としてる、博麗の巫女よ。」

Fr「あ、僕はFriskです」

霊「勝手に月をすり替えるような輩には、しっかり退治されてもらうわよ!」

永「地上に住む定命の人間が、永遠の命を持つ月の住民に勝つことが出来るとでも?」

 

そういうと永琳は、大量の弾幕を展開し始める。

 

魔「不死身と無敵だったら訳が違うぜ!」

Fr「そうだ、Marisa。」

魔「なんだよ、Frisk。これから戦うって時に。」

Fr「ちょっと、僕に任せてくれない?」

魔「え!?Frisk、お前戦えるのか!?」

Fr「まあ、ある程度は。」

魔「ああもうわかったよ!任せる!」

Fr「よーい。まずはSAVE!」

 

*今から自分は強大な敵と戦う。

 

*そう思うとちょっとの恐怖とたくさんの闘志が沸き上がり...

 

*〝ケツイ〟がみなぎった。

 

 

Frisk LV10 16:57

 

次元の間

 

セーブしました。

 

 

Fr「よーい!行くぞー!」

 

ドンッ ピチューン

 

二人「「...は?」」

永「......(汗)」

 

 

 

~選択画面~

 

GAME OVER

 

Continue Reset

 

Fr「あ...やっちゃった。まあいいや。Continue!」

 

 

 

 

 

~再び永遠亭~

 

 

パッ

 

Fr「ただいまー!」

魔「うおっ!」

霊「うわっ!」

魔「フ、Frisk!?なんで生きてるんだ!?」

Fr「〝SAVE〟したからさ!詳しい話は後!」

Fr「うおーっ!」

 

ピチューン

 

GAME OVER

 

霊「あ、また」

魔「...Frisk、弱くね?」

霊「ええ、弱いわね。」

 

永「......(呆れ)」

 

 

その後Friskは、五十回以上挑んだが、ことごとくやられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~襖の部屋~

 

 

鈴仙「狂気に囚われたお前達は、二度と私の姿を捉える事は出来ない...!」

Re「くっ、幻...!?」

紫「このままだとらちがあかないわね。そうだ!あの手があったわ!えいっ!」

Re「...スキマ?うおっ!」

鈴「フフフ、よそ見をしている場合ではないぞ...ッ!」

 

ジャリジャリッ

 

いつの間にか、鈴仙の体は鎖で捕らえられていた。

 

紫「それじゃあ、後は任せたわ、二人。」

???『囚われた?よそ見をしている場合ではない?...私に言わせれば、全てお前に言える事だがな。』

Re「あ、貴方は!」

リアクター『リアクター、参上。』

蛇蜘夜「俺もいるぞ。」

Re「...誰?」

リ『蛇蜘夜だ。諸事情で幻想入りしてきた、私と同じB.O.Wだ。』

蛇「本当は来たくなかったんだけど、こいつが俺の事無理やり引っ張っていくもんだからさぁ。しょうがなく来てやったんだよ。」

リ『...まあ、態度に少々問題のある奴だが、そこは許してやってくれ。取り敢えず、やるぞ!蛇蜘夜!」

蛇「わかったよ...リアクター!」

鈴「何人いようと、私の幻朧月睨の前では無駄だ!」

 

鈴仙は目を見開き、力を発動する。しかし、二人には効かない。

 

鈴「なっ!?」

リ『超音速滅多斬り!』

蛇「裂爪乱舞!」

 

ズバババババババババババッ

 

二人の凄まじい斬激が鈴仙を襲う。

 

鈴「あ...がっ... ドサッ」

リ『...終わったか』

蛇「人間とは違う種族のようだが、変わらず脆いな」

Re「...殺してないですよね?」

リ『安心しろ。峰打ちだ。そのかわり、起きた頃には身体中アザだらけだろうけどな。』

Re「それはそれで恐ろしい...」

紫「ま、道は開けたんだし行きましょう。」

Re「...ええ。そうですね。」

リ『それじゃあ、私達は帰るぞ。』

蛇「あー、ようやくか。」

紫「ええ、お疲れ様。」

 

ブウン...

 

二人はスキマに戻っていく。

 

Re「相変わらず便利ですよねそのスキマ...。今度似たようなの作ってみようかな?」

紫「スキマ作ってみようという発言自体結構凄いわよ」

 

タッタッタッ...

 

鈴「きゅう...くそぅ...」

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、彼女達はまだ気づいていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一部の空間が、バグって(Error)いることに...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

see you next time...




今さらだけど出番が結構あるよ!やったねRevolution!
そして、AUからアイツが登場!

それでは、最後までご覧頂きありがとうございました。次回もイカ、よろしくー!
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