東方染水記   作:ナンモナイト!

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好きなアンダーテールのBGMはMegalovania、古代生物のナンモナイトです。ようやく五話でございます。

それでは、ゆっくりご覧下さい。


五話 ~初めての弾幕ごっこ~

 

 

霊夢「さあ、どうしたの!?早くやるわよ!」

 

目に$を浮かべながら叫ぶ霊夢。五百円だけでそこまでやる気になるあたりを見ると、普段の生活が簡単に想像できる。

 

ヤリカ「そうこなくっちゃな!」

 

ヤリカは右手を横にかざし、力を込める。するとヤリカの左右に赤い魔法陣が現れ、そしてその魔法陣の中心から直径1cm程の鉄の筒が出現、霊夢に向かって轟音をあげながら火を吹く。

 

 

 

ブローニングM2重機関銃。

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

外の世界でそう呼ばれる物。亜鉛などで出来た弾丸を火薬の力で飛ばす『兵器』で〝人を殺す為〟の物である。

 

〝相手を殺してはいけない〟〝美しく魅せる〟というルールがある弾幕ごっこでは反則となるが、ヤリカが放つ物は、少しの魔力で生成し、威力を最低限に抑えた弾幕ごっこ用の物である為、反則ではない。

 

霊「な、何これ!?めっちゃ速いし、それにうるさいんだけど!」

 

ヤ「これが俺の科学式弾幕だ!」

 

ヤ「最低限の魔力で出現させた魔法陣からブローニングM2を召還し、同じく、魔力で構成した魔力弾を撃つ!それが俺の弾幕ごっこだ!」

 

ヤ「あ、スナイパーライルや普通のマシンガンもあるから火力重視だけじゃなくて精度重視や密度重視もできるぜ!〝出来る兵士は武器を使い分ける〟ってな!」

 

霊「それくらい幻想郷では普通だけど?」

 

ヤ「あ、いつの間にか結界はってたんですね」

 

魔「全部防いでるしな」

 

ヤ「うるせっ!」

 

霊「終わったんならこっちから行くわよ。」

 

霊「〝夢想妙珠!〟」

 

ヤ「うおっ、まずいっ!」

 

 

キインッ

 

 

ヤ「...、なーんてな。」

 

霊「私のスペカが防がれた!?」

 

 

ヤリカを包み込むオレンジ色の薄い膜。それはどこかで見たことがあるような物であった。

 

 

ヤ「〝リスポーンバリア〟。ナワバリバトルやガチバトルのリスポーン地点を守るバリアの通称。そのバリアの出力を上げ、俺が改良を加えた〝TSU〟《チートスペシャルウェポン》の一種だ。あらゆる攻撃をいなし、弾き返し、相殺し、使用者を守る。俺の自慢のアイテム...、この世界で言うマジックアイテムだな。」

 

霊「要は結界って事ね。でも、問題ない!次で決める!いくわよ!」

 

霊「霊符〝夢想封印〟!」

 

魔「おっ、霊夢が夢想封印使った!」

 

ヤ「本気じゃなくとも、俺を退治する気はバッチリって事か。」

 

 

シュイイイン

 

 

霊夢の夢想封印がヤリカに向かっていく。しかし、ヤリカはそれを冷静に見極め、地面を蹴り、近くの家に向かっていく。すると、家の壁を蹴り低いジャンプをして別の家に突っ込んでいき、またその家の壁を蹴り、勢いをつけまた別の家に突っ込み...、それを繰り返していくうちにどんどん早くなり、そのうちボールが跳ねているようになっていき、次々と夢想封印を避けていく。霊夢は驚きながらもお札を数枚投げ、ヤリカを攻撃するも、これも当たらない。

 

 

霊「くっ、凄い動き...!全然当たらない!」

 

ヤ「どうだ!これが親父の基地で習った機動、〝反射超高機動〟だ!」

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

ヤ「終わったな。じゃ、次はこっちがスペカ使う番だ!」

 

ヤ「いくぜ初スペカ!」

 

ヤ「戦闘〝火薬式魔力弾幕〟!」

 

 

ヤリカがそう叫んだ直後、背後からヤリカのマジックアイテムの一種〝センシャ〟と〝ホヘイ〟が四台と十人現れ、そのすべての銃口と砲口を霊夢に向ける。

 

 

ヤ「センシャ隊、試射!」

 

 

ドオォン ドオォン ドオォン ドオォン

 

 

立て続けに120mm滑腔砲が超轟音を立て、発射される。

 

 

霊「......、凄い威力...。なんとか防いだけど...。」

 

魔「て、て言うか凄い音だな!耳が難聴になりそう...。」

 

霊「と、取り敢えず私のb」

 

ヤ「誰があれで終わりって言った?」

 

霊&魔「「へ?」」

 

ヤ「今のは試射、まだ本撃ちじゃない。」

 

ヤ「センシャ隊、射角修正!ホヘイ隊、前進!特定の位置で待機せよ!」

 

霊「ま、まだあるの!?」

 

ヤ「当たり前だ。〝火薬式魔力弾幕〟はこれだけでは終わらない!」

 

ヤ「全隊、弾薬装填確認!」

 

センシャ1「ダンヤクソウテンカクニンカンリョウ!」

 

ホヘイ1「コチラモダンヤクソウテン、Okデス!」

 

ヤ「よし!」

 

魔「なんか喋ってる!」

 

ヤ「それじゃいくぜ...。」

 

ヤ「全隊......。

 

 

 

撃てーーーーッ!!!」

 

 

 

ドオォンドオォンドオォンドオォン

 

ババババババッ

 

鳴り響く轟音。飛び出す魔力弾。そして、そのすべてが霊夢に無慈悲に襲いかかる。

 

霊「くっ...!防ぎきれない...!」

 

ビシッ

 

霊「...!結界にヒビが!」

 

魔「うおー、スゲー...。」

 

バリィン

 

ヤ「よしっ!結界を破った!」

 

ヤ「最後はこれだ!ブローニング!」

 

最初の方を避けていた霊夢だが、つかれが貯まってきたのか、少しずつ遅くなっていく。そして遂に...。

 

 

ピチューン

 

 

霊「............。」

 

魔「れ...霊夢が...、〝初めて弾幕ごっこをやる相手に負ける〟なんて...。」

 

ヤ「どうだ霊夢?これが幻想郷よりずっと進んだ〝科学力〟だ。」

 

ヤ「確かに霊力や魔力は素晴らしい物だが、発達した科学力は時には、その霊力や魔力を簡単に打ち破ることが出来る。よーく覚えとけ。」

 

霊「も、もう一回」

 

ヤ「それと、これ」

 

 

ピンッ

 

 

パシッ

 

 

霊「あ、これ...」

 

ヤ「約束の五百円だ。俺はまだ金あるから心配すんn」

 

霊「ありがとぉぉぉぉ!!!」

 

 

ガバッ

 

 

ヤ「うおっ!?」

 

霊「ありがとう!ほんっとにありがとう!」

 

ヤ「ど、どうしたんだよ!?」

 

霊「ここ1ヶ月お賽銭が入ってなかったのよー!これでしばらくは平気だわ!」

 

ヤ「いや五百円だけで!?て言うか重いから早くどいてくんない!?」

 

霊「え?あっ」

 

ちなみに今霊夢はヤリカに馬乗りの状態になっている。五百円に夢中で気が付かなかったのだろう。

 

霊「ご、ごめん//」

 

ヤ「あ、そうだ!霊夢!」

 

霊「ん、なに?」

 

ヤ「泊まる場所がないから、博麗神社に泊まらせてくんない!?」

 

霊「え?いや、ちょっと!困るんだけど!」

 

ヤ「宿泊料として毎日五十円払うから!」

 

霊「ほら早くして!ちょうどおやつの時間だから!」

 

ヤ&魔((あ、やっぱこいつチョロいわ))

 

そしてまたもや目を$を浮かばせて飛んで行く霊夢。なんとか住む場所が決まった訳だが。

 

さて、これからどんな出来事がが起きるわけやら...。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

see you next time...

 

 




ようやく二千文字超えた...。

戦闘〝火薬式魔力弾幕〟
ヤリカのマジックアイテム〝センシャ〟と〝ホヘイ〟を召還し、魔力防弾と魔力銃弾を撃ちまくるスペルカード。音は凄いが、爆発する魔力砲弾と精度が高い魔力銃弾を組み合わせて撃つ為、威力は絶大。

センシャ
ヤリカのマジックアイテム。普段はプラモデル程の大きさ(35/1スケール)だが、使用時には 4/1スケール(約57cm)になる。毎秒2発という驚異的な発射速度で敵に魔力砲弾の雨を浴びせる。モデルは10式戦車。

ホヘイ
ヤリカのマジックアイテム。センシャと同じく、最初は35/1スケールで、使用時に4/1スケール(約40cm)になる。モデルは米陸軍兵士だが顔はのっぺらぼう。


アンテキャラや、カービィキャラが出るのはもうちょっと先になりそうです。

それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。ナンモナイトでした。
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