東方染水記   作:ナンモナイト!

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昨日、修学旅行から帰って来たナンモナイトです。旅行先のUSJで、人生初の〝ザ・フライング・ダイナソー〟(絶叫系がそもそも初)に乗りましたが、ジェットコースターってあんなにエグいんですね...。でもめちゃくちゃ楽しかった!ホテルでの枕投げで、友達にボコボコにされたのは良い思い出。

今回は、紅魔館に向かったヤイカ達のお話です。約一ヶ月ぶりの更新なので少しテキトーになってますが、それでも良いという場合は、最後までゆっくりご覧下さい。


四十七話 ~Blood monster~

 

 

 

~霧の湖近くの道~

 

 

カイカ「えーっと...地図だとこっちだな。」ザッザッ

 

 

彼の名は潮辛カイカ。現役高校生で人気子役タレントの、ヤリカ達三兄弟の末っ子である。

 

 

ヤイカ「...本当にこっちで合ってるのか?随分、霧が濃いが...」

 

 

彼の名は潮辛ヤイカ。〝スプラ軍〟の最高司令官を務める、ヤリカ達三兄弟を束ねる父親である。

 

 

カイカ「まあ、霧の湖っていう名前の湖が近くにあるしね...。それに、地図にはそう書いてあるから、あってるとは思うよ。後は...こっちを曲がるのか。」

 

ヤイカ「しかし、人間どころか動物の気配すらしないな...。」

 

カイカ「あ、それワルドさんから聞いた!Hopeさんや、シュテンさんの方も、〝何の気配も感じない〟って言ってたらしいよ。」

 

ヤイカ「ヤリカが無事だと良いが...」

 

 

 

 

~紅魔館 正門前~

 

 

 

 

カイカ「...デカい上に赤い...」

 

ヤイカ「赤と言うよりは、血に近い黒っぽい赤だな...。だから〝紅魔館〟か。」

 

カイカ「どうする、父さん?なんか兄さんがいそうには思えないけど...」

 

ヤイカ「多くても少なくても、可能性がある以上探すしかないだろう。取り敢えず、館に入るぞ。門は...開いてるようだな。」

 

 

 

 

 

巨大な鉄の門が、ギイイィと音を立てて開けられる。

 

 

ヤイカ「それじゃあ、突入(入る)ぞ。警戒は怠るな。」

 

カイカ「了解、父さん。」

 

 

ヤイカは扉に手をかける。しかし...

 

 

ヤイカ「...!後ろっ!」

 

 

ヒュンッ ドガアッ

 

 

巨大な()が、二人目掛けて飛来する。

 

 

カイカ「え?うわあっ!」

 

ヤイカ(チッ...敵か!?)

 

 

ヤイカは、すぐさま拳銃を取り出し、拳が来た方向に向ける。

 

 

カイカ「...!」

 

 

カイカも、腰から()()のナイフを取り出す。

 

 

???「...侵入者アリ。排除スル。」

 

 

身長2mはあるその巨人は、右腕に持った()()()()()()を二人に向ける。

 

 

ヤイカ(スピナー...いや、実弾のガトリング砲か!この近距離でガトリングなんて撃たれたら...!)

 

カイカ(くっ...兄さん、ごめん...!)

 

 

そして、二人に無慈悲な鉄の雨が降り注ぐ...

 

 

???2『止めろ、ネメシス!そいつらは仲間だ!』トビラバアンッ

 

ネメシス「エッ、ソウナノカ...?」

 

二人((...は?))

 

 

ことはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネメシス「...本当ニ、スマナカッタ...」

 

リアクター『私の方からも謝っておく。』

 

カイカ「大丈夫ですよ、気にしてませんから。」

 

ネメシス「アリガトウ!アンタ良イ人ダ!」

 

 

ネメシスは、カイカの手を掴んでブンブン振り回す。

 

 

カイカ「あぁ...はい...(ヒトじゃなくてイカだけど...)」

 

ヤイカ「お前が、ワルドが言っていた傭兵の?」

 

リアクター『感情無き傭兵、リアクターだ。よろしく頼む。』

 

蛇蜘夜「...狩烏蛇蜘夜だ。よろしく。」

 

ギアラ「吸血鬼の、ギアラ・エビルアビスです。以後、お見知りおきを...いや、やっぱり忘れて下さい。」

 

ヤイカ「スプラ国軍隊最高司令官、潮辛ヤイカ元帥だ。コイツは、息子のカイカ。」

 

カイカ「潮辛カイカです。よろしくお願いします。」

 

ヤイカ「現在、ここの状況はどうなってるんだ?」

 

 

ヤイカが辺りを見回しながら言う。

 

 

リアクター『紅魔館の主要住民全員が怪物化している。今は、それぞれの部屋に閉じ込めている状況だ。』

 

リアクター『蛇蜘夜にも協力してもらい、部屋の出入口には補強と警備を置いている。』

 

蛇蜘夜「俺からしたら紅魔館の事はどうでもいいんだが...家を失いたくはないからな。」

 

ヤイカ「なるほど...情報提供、感謝する。」

 

カイカ「代わりに、僕たちの方からも情報を提供します。」

 

 

 

~三男&父親説明中~

 

 

 

リアクター『ふむ...世界線の融合によるIt化か...。』

 

蛇蜘夜「攻撃が効かないって、かなりヤバくないか?」

 

ヤイカ「さっきHopeから送られてきた情報によると、無力化し、その体を分離出来る方法があるらしい。その方法で行くしかないだろうな。」

 

リアクター『Hope?』

 

カイカ「revolutionさんのお母さんですよ。」

 

リアクター『ああ、revolutionのか。』

 

蛇蜘夜「それで、分離する方法って言うのは?」

 

ヤイカ「これだ。」

 

ヤイカは、何かを持った手を出す。

 

 

リアクター『...これは?』

 

ヤイカ「Locketだ。さっきワルドから送られてきた。」

 

ヤイカ「色々な行動をとって和解した後に使うと分離出来るらしい。」

 

蛇蜘夜「何なんだ、この道具?」

 

カイカ「詳しいことは分からない、謎の道具だそうです...」

 

リアクター『だが、レミリア様たちを元に戻せると言うならありがたい。そのLocket、貸してくれないか?』

 

ヤイカ「構わない。Locketはまだあるし、これから別の場所に行くしな。」

 

カイカ「えっ、次に行っちゃうの!?」

 

ヤイカ「ヤリカを探すという任務だからな。長居は出来ない。」

 

 

すると、ヤイカの通信機に通信が入る。

 

 

ワルド『いや、待ってくれヤイカ。』

 

ヤイカ「ワルドか。待ってくれ、とは?」

 

ワルド『そのままの意味だ。一度、紅魔館にとどまってくれ。』

 

ワルド『そして、リアクターたちに協力してやってくれ。相手がItという特異な存在である以上、リアクターたちだけでは太刀打ち出来ない可能性もある。』

 

ワルド『It化した元々が、幻想郷内でも有数な実力者だから、余計にだ。それに、ヤリカの手がかりもあるかもしれないぞ?』

 

ヤイカ「...分かった。そうしよう、アウト。」

 

 

ヤイカはそう言い、通信を切る。

 

 

ヤイカ「リアクター。少し気が変わった。お前たちに協力しよう。...〝共同戦線〟とでも言おうか。」

 

リアクター『分かった。協力に感謝する。』

 

ギアラ(...私、思いっきり空気ですね...。まあ、そうなって当然ですが)

 

蛇蜘夜「それじゃあ、丁度六人いるし分かれるか?」

 

ヤイカ「...いや、その必要はなさそうだぞ...」

 

リアクター『何?...ッ!この気配!』

 

 

ヤイカ達の前に現れた、複数の人影。

 

 

 

最早、()としても、()()としても、()()()としての形も無い、その人影。

 

 

 

カイカ「な...なに、()()...」

 

 

 

そこに立っていたのは...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文字通りの、怪物(モンスター)だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

see you next time...




紅魔館でItが出たと言うことは、あのおぜうさまや紫もやしもIt化してるということ...。大丈夫かな、リアクター達?

ワルド「時間を止めるメイドもいるが...大丈夫か?」

リアクター『まあ、なんとか頑張るさ。』

タイラント「本編ノりあくたート、前書キ・後書キノりあくたーハ別人デス。」

レミリア達の絵は...その内乗せます。

ワルド「それじゃあ、最後まで読んでくれてありがとう。」

次回も、イカよろしくー!
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