東方染水記   作:ナンモナイト!

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皆さんお久しぶりです、ナンモナイトです。まず始めに...


2ヶ月も更新遅れてしまい、マジでごめんなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁいッッッ!!!!!


五十三話 ~魔剣と幻術~

~紅魔館 咲夜の自室~

 

 

暗い部屋に佇む、翼が生えた執事服の男と、メイドの様な格好をしたそれ(It)

 

吸血鬼〝ギアラ・エビルアビスと〟人間のメイド〝十六夜咲夜〟のItだ。

 

 

ギアラ「な、何ですかこれは...」

 

 

ギアラの前に、オレンジ色の文字が表示される。〝戦闘画面〟と〝コマンド〟だ。

 

 

ギアラ「これを選べ、と言うことでしょうか?」

 

 

 

ギアラは首を傾げつつ、ACTのコマンドを選ぶ。

 

 

ギアラ「確か、色々な行動を取ってからLocketを使うんでしたっけ。」

 

 

すると、ギアラの目の前に様々な文字が現れる。

 

 

*分析 *ハグ

*写真 *料理

 

 

ギアラ「なんか色々ありますね...。取り敢えず、分析してみますか。」

 

 

ギアラは〝分析〟を選び、決定する。

 

 

Dmutgpふやたぬt?jp. ATK-398 DEF-893

 

*あなたを殺そうとしている。

*あなたを殺そうとしている。

 

ギアラ「...名前がなんか凄いですが...。これがItですか...。」

 

 

咲夜Itは、両腕のから無数のボロボロになったナイフを飛ばす。攻撃だ。

 

 

ギアラ「おっと、これくらいなら、クソみたいな身体能力の私でも避けられますよ。」

 

 

すると、 咲夜Itの両腕の先端に光が集まる。

 

 

ギアラ「?」

 

 

そして...

 

 

ズギュウウンッ

 

 

ギアラ「うわっ!?」

 

 

先端から、太いレーザーを発射する。

 

 

ギアラ(あ、危ない...。なんとか避けられましたが...。)

 

 

*それは涙を流しているようだ。

 

 

ギアラ「それじゃあ、〝行動〟してみますか。」

 

 

ギアラは〝写真〟を選ぶ。すると、服のポケットが少し膨らんでいることに気付き、ポケットに入っていたものを取り出す。

 

 

ギアラ「これは...お嬢様達が写っている、写真?」

 

 

その写真は、口の回りにクリームをべったり付けながらケーキを食べるレミリアと、美味しそうにケーキのイチゴを食べるフランが写った、可愛らしい写真だった。

 

 

ギアラ「これを見せろ、という事でしょうか?」

 

 

*ギアラは写真を取り出し、それに見せた。

 

 

*......

 

 

*それの鼻の様な部分から、赤い液体が垂れる...

 

 

ギアラ「...鼻血?」

 

 

こっちの咲夜の忠誠心が()()()()()ことを知らないギアラは、ただ困惑するだけだった。だが...

 

 

咲夜?「....ジョ...サ...」

 

 

*それは、かすれた声で何かを呟いた。

 

 

*少し効果があったようだ。

 

 

ギアラ「おっ、効果ありですか。この調子で行きましょう。」

 

ギアラ「次は、〝ハグ〟にしてみましょうか。」

 

 

ギアラは、ハグを選ぶ。しかし...

 

 

*それは出来ない。

 

 

咲夜Itは両腕がナイフになっている為、ハグなんてしてしまったら、ギアラの体が細切れになってしまう。

 

 

するとその直後、咲夜Itが両腕でギアラを切りつける。

 

 

ギアラ「ぐっ!?」

 

 

ギアラはギリギリで避けたが、ギリギリ過ぎた為、右腕を切ってしまう。

 

 

吸血鬼であるギアラにとっては、この程度の傷なんて、有って無いような物だし、すぐに再生するのだが...

 

 

ギアラ(な...再生しない!?しかも、痛みが強い!)

 

 

何故か傷が再生せず、痛みも普通より強いのだ。それも、ケガをして痛い、と言うよりは、体の内側から痛みが沸き上がってくるような...そんな感じである。

 

 

ギアラ「...私の再生能力でも再生出来ないとは...どうやら、Itには常識が通用しないようですね。」

 

 

そして再びギアラに、咲夜Itの剣筋が飛ぶ。

 

 

ギアラ「くっ、〝ティルフィング〟!」

 

 

ギアラは、自身の代名詞とも言える魔剣〝ティルフィング〟を出現させ、斬撃をいなす。

 

 

ギアラ「まさかティルフィングを使うことになるとは...。攻撃しても意味は無いようなので、防御にしか使えませんが。」

 

 

すると、咲夜Itの両腕の先に、光が集まり始める。先ほど放った、あのレーザーの準備動作だ。

 

 

ギアラ「さっきのレーザーですか。当たれば、大ダメージは免れませんね...。」

 

ギアラ「...ならば!」

 

ギアラ「幻術〝みえない〟!」

 

 

直後、咲夜Itの両腕からレーザーが発射される。そのレーザーは、ギアラの体を一直線に貫いた...はずだった。

 

 

そう、はず()()()()()

 

 

すると、レーザーで体を貫かれたはずのギアラは、まるで()()()()()()()()()()()()()をたて、砕け散る。

 

 

咲夜It「?」

 

 

ギアラ「おやおや、どこを狙ってるんですか?」

 

咲夜It「!?」

 

 

ギアラは咲夜Itの真後ろで、そう言う。

 

 

そう、今、咲夜Itが撃ったのは、ギアラの『幻術〝みえない〟』でギアラに見えるように幻をかけられた植え木鉢だ。

 

ギアラ「今、貴女が攻撃したのは、幻の私ですよ?」

 

ギアラ「そしてついでに...幻術〝にげられない〟」

 

咲夜It「!!??」

 

 

ギアラの『幻術〝にげられない〟』で、咲夜Itの動きが止まる。

 

 

ギアラ「よーし、なんとか動きが止まりましたね...。それじゃあ、最後の選択肢(コマンド)を!」

 

 

ギアラは、コマンドの中から〝料理〟を選ぶ。

 

 

*ギアラは、それに『料理を教えてほしい』と頼んだ。

 

 

ギアラ「別に作れない訳ではないんですが、私の作る料理は、どれも産業廃棄物でしかないですからね...。て言うか、Itじゃ教えられない気が...」

 

 

咲夜It「イモ...ト...サマ...オジョウ...マ」

 

 

*それはおとなしくなった。

 

 

*それは、記憶を取り戻したようだ。

 

 

ギアラ「おっ、成功ですね!」

 

パドック(咲夜It)「オジョウサマ...カワイイ」

 

ギアラ「あとは、Locketを使って分離するだけですね。」

 

 

ギアラは、ポケットから〝Locket〟を取り出す。Locketは、ワルドがシュテンやヤイカ達に持たせた物の予備を受け取った為、ちゃんと持っていた。

 

 

*逃がす

*逃げる

*分離する

 

 

ギアラは、迷い無く〝分離する〟を選ぶ。

 

 

そしてギアラは、Locketを両手で掲げ、深呼吸する。

 

 

そして、目の前に現れた灰色のハート(SOUL)に手を伸ばす。

 

 

刹那ーー

 

 

赤いハート(SOUL)が、濁った灰色のハート(SOUL)に触れた途端、そのハートが割れ、数個のハートが解放される

 

 

ギアラは、そんな風景を、見た気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*SOULは、分離した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、ヤイカが美鈴Itを、カイカがパチュリーItを分離・解放し、紅魔館の住人達は救われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~紅魔館 大広間~

 

 

ヤイカ「...どうやら、全員のItを解放出来たみたいだな。」

 

カイカ「うん...。大変だったぁ~...」

 

蛇蜘夜「ああ、なかなか大変だった。」

 

リアクター『全員、無事みたいだな。』

 

リアクター『ギアラも、咲夜Itの解放に成功したみたいだな。』

 

ギアラ「ええ。なんとか。」

 

リアクター『咲夜は私にとって、大切な存在と言える。お前は、そんな咲夜を救ってくれた...。感謝する。』

 

蛇蜘夜(感情がないリアクターが、咲夜を大切な存在と言った上に、感謝まで...!リアクターの過去のことはあまりよく知らないが、変わってきたんだろうな...)

 

ギアラ「いえいえ、私は感謝されるようなことはしてません。私が、咲夜を助けたいと思ってやったことですから。私にとっても、咲夜は大切ですし。」

 

ギアラ(...まさか、感謝されてしまうとは...。私は、今まで自分のことを〝吸血鬼の様な形をした生ゴミ〟だと思ってましたが、どうやら〝リサイクルできるゴミ〟だったようですね!)

 

蛇蜘夜「それで、ヤイカ達はこれからどうするんだ?」

 

ヤイカ「取り敢えず〝妖怪の山〟という場所に向かう。そこにホープ(Dr.Hope)とサキカがいるはずだから、合流する。」

 

リアクター『道は分かるのか?』

 

カイカ「僕が地図を持ってるので、大丈夫です!」

 

リアクター『そうか、なら大丈夫か...』

 

 

ピリリッ ピリリッ

 

 

ヤイカとカイカの通信機に、通信が入る。

 

 

ピッ

 

 

Dr.Hope(以降ホープ)『こちらホープ。聞こえる、ヤイカ?』

↑『』は通信))y

 

ヤイカ「噂をすれば、ホープか。どうした?」

 

ホープ『ヤリカの居場所が分かったわ。博麗神社よ。』

 

カイカ「見つかったの!?」

 

ヤイカ「何っ!?カイカ、博麗神社はどこだ!?」

 

カイカ「えーっと...ここの正門から、しばらく真っ直ぐ行って右に曲がったところにあるよ!」

 

ヤイカ「わかった。ホープ!お前は今どこにいる!?」

 

ホープ『さっき、妖怪の山を下山したところよ。今はそっちの方に向かってる。一旦、合流してから向かいましょう。』

 

ヤイカ「わかった。俺達も、今から向かう。」

 

ホープ『ええ。待ってるわ。あ、それと、何があるか分からないから、装備を整えとくの、忘れないでね。』

 

ヤイカ「了解。」

 

 

プツッ

 

 

リアクター『随分と焦ってたみたいだが、どうした?』

 

ヤイカ「ヤリカが見つかったそうだ。博麗神社にいるらしい。」

 

リアクター『ああ、そのことか。』

 

ヤイカ「なんだ、知ってたのか?」

 

リアクター『お前達が戻ってくる十、二十分前にレボリューションから通信が来て、〝ヤリカが見つかった〟ということを知らされた。お前達が戻ってきたら言うつもりだったが...』

 

ヤイカ「...そうか。まあ、何にせよ、早く行こう。カイカ!行くぞ!」

 

カイカ「あ、うん!」

 

リアクター『ちょっと待て!』

 

ヤイカ「なんだ、どうした!?」

 

リアクター『レボリューション達と合流するまでの間、お前達に護衛を付ける!一緒に行け!』

 

ヤイカ「わかった!感謝する!」

 

 

その後、ヤイカ達は正面扉を開け、走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

蛇蜘夜「お前はどうすんだ?」

 

ギアラ「......」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

See you next time...




ワルド「おい2ヶ月も更新無しってどういうことだってばよ作者」

すんません...

レボリューション「新作の方でも謝ってましたよね...。」

いやー、中々書ける時間がなくてねー。まあ何はともあれ、本当にすいませんでした。

ワルド「ったく...。それじゃあ、今回はこれで終わりだ。」

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

次回も、イカよろしくー!

今、皆さんが応援しているキャラは誰?

  • Dr.Hope(応援してね❤️)
  • ヤイカ(フン、下らん)
  • シュテン(俺はレティがいれば良い)
  • ギアラ(応援なんてない。知ってます)
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