東方染水記   作:ナンモナイト!

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皆さんお久しぶりです、ナンモナイトです。まず最初に、皆さんに謝らなくてはならないことがあります。


約五ヶ月も更新せず、誠に申し訳ございませんでしたァァァァァァァ!!!


ということで、五ヶ月ぶりの染水記最新話を、どうぞ最後までゆっくりご覧下さい。


余談 前話の題名を変えました。


五十五話 ~博麗神社決戦①~

 

~博麗神社の階段~

 

 

シュテン「...ありがとう」ボソッ

 

ヤイカ「なんだって?」

 

シュテン「いや、何でもない。」

 

 

シュテンが、ボソッと呟くように礼を言う。幻想郷の住民以外を嫌うシュテンが他人に礼を言うのは、かなり珍しいことだ。

 

 

シュテン「しかし階段に隠れたはいいが、どうするつもりなんだ?」

 

ヤイカ「ワルド達が言っていたように、正気に戻してソウルを分離するしかないだろう。今は、それしか手段がない。」

 

シュテン「...それもそうだな。」

 

ヤイカ「ああ。俺はヤリカを、お前は...霊夢と魔理沙っていったか?」

 

ヤイカ「二人を助けてやれ。大切な奴なんだろう?まあ、今は二人が混ざりあってる状態だが...」

 

シュテン「言われるまでもない。」

 

ヤイカ「よし。サキカ!レボリューション!」

 

 

ヤイカは、少し離れた位置にいたサキカとレボリューションに声をかける。

 

 

ヤイカ「俺とシュテンでItを分離する。その間、神社周辺を警戒しててくれ。」

 

サキカ「わかった!」

 

レボリューション「了解です!」

 

 

二人は、言われた通りに神社の周辺に立ち、辺りを警戒する。

 

 

シュテン「あの二人だけで大丈夫なのか?」

 

ヤイカ「大丈夫だ。サキカは腕っぷしはあるし、レボリューションも付いてる。これで、アイツらの分離に専念出来るぞ。」

 

シュテン「そうだな...よし、やるか。」

 

 

そういうと二人は、It達がいる方へ勢いよく飛び出した。

 

 

 

 

 

~博麗神社 階段前~

 

 

Dr.ホープ(以降ホープ)「あ~、暇ね~。」

 

カイカ「暇とか言っちゃダメですよ、ホープさん。一応、階段周辺の警戒中なんですから。」

 

ホープ「だってぇ、だーれも来ないんだもーん。センサーにもなんの反応も無いしー。」

 

カイカ「まあ、気持ちはわかりますけど..。あ、上の方から戦闘音が聞こえますよ」

 

ホープ「ヤイカ達が、Itと戦ってるのね。」

 

カイカ「...僕達、出る幕ないですね」

 

ホープ「......」

 

 

 

 

 

~境内~

 

 

*それは、何かを思い出しかけている。

 

 

ヤイカ「...よし、もうそろそろ正気に戻せる筈だ。」

 

シュテン「こっちもだ!」

 

 

二人が、ポケットからLocketを取り出そうとすると...

 

 

シュテン「...ん?なんだ?」

 

 

神社とその周辺の空が、雲で覆われる。

 

シュテンはその光景を見て、幻想郷が(あか)い霧に染まったあの異変(紅霧異変)が思い浮かんだが、ヤイカは知らないし、何より空を覆っている雲は夜空のように黒く、辺りはどんどん闇に包まれ、暗くなっていく。

 

 

暗く、暗く、より暗く。

 

 

更に、暗くなっていくと同時に辺りが不穏な気配に包まれていく。

 

 

ヤイカ「一体なんなんだ...」

 

 

二人の頭の中では、本能が全力で警笛を鳴らしていた。

 

 

「危険だ、今すぐ逃げろ」と。

 

 

今までヤイカは、数々の戦場を生き抜いてきた。勿論、その中で命の危機を感じたことは数えきれない程ある。だが、こんな感覚は初めてだった。

 

 

持ち前の強い精神力でそれを押し留め、二人は辺りを警戒する。

 

 

すると...

 

 

???「やはりここまで来たか。私の予想通りだ。」

 

 

神社の本殿が()()()方から、男のような声が聞こえる。

 

 

ヤイカ「ッ!誰だっ!」

 

 

ヤイカは太もものホルスターから拳銃を取り出し、声がする方向に向ける。

 

シュテンも、それと同時に、いつの間にかコピーしていたコピー能力〝スナイパー〟の弓を同じ方向に向ける。

 

 

???「ふむ...来るのが予想よりも速かったな。中々良いデータが取れた。」

 

 

同じ声がするが、それらしい姿は見えない。

 

 

ヤイカ「姿を見せろ!」

 

 

ヤイカが怒鳴るように言う。

 

 

ヤイカ「シュテン、見えないか?」

 

シュテン「見えないが、ろくでもねえ奴なのは気配で分かる。」

 

 

ピリリッピリリッ

 

 

突如、ヤイカとシュテンの通信機に通信が入る。

 

 

レボ『ヤイカ!シュテン!私です、レボリューションです!』

 

ヤイカ「なんだ、博士!」

 

シュテン「どうした?」

 

レボ『良かった、繋がった!ワームホール通信でようやく繋がるとは...』

 

レボ『貴方達とItがいた博麗神社が丸ごと、真っ黒な球体に包まれているんですが...何かあったんですか!?』

 

ヤイカ「そんなことこっちが聞きたい!」

 

レボ『そうですよね...貴方達は、今どこにいるんですか?』

 

シュテン「多分、お前が言う真っ黒な球体の中にいる。それに、神社の本殿があった方から男のような声が聞こえる。」

 

レボ『シュテン達以外の第三者がいるということでしょうか...?取り敢えず、通信機のマイクとカメラをONにしといて下さい!』

 

シュテン「分かった。」

 

 

シュテンは、通信機のマイクとカメラの電源をつける。

 

 

✈️☟☜☞❄️☠️✝️✡️☹️

 

 

???「通信機で仲間と仲良くお喋りか?」

 

シュテン「大事なことかもしれないからな。取り敢えず、姿を見せろ!」

 

???「分かった分かった、そんなに言うなら出てきてやろう。」

 

 

声が聞こえていた場所の空間が歪み、そこから声の主が現れる。

 

☜☞☞❄️☟✡️ ✡️

 

漆黒のコートを着た、細身で長身の体に、目から伸びる傷に似た模様、そして骸骨のような顔。

 

 

レボ『...なっ』

 

ヤイカ「どうした、レボリューション?」

 

 

カメラでその様子を見ていたレボリューションが、驚いたような声を出す。

 

 

レボ『な...なぜ...なぜ貴方が!?』

 

???「どうやら、さっきから通信しているお仲間は知っているようだが、君たち二人は知らないだろうから、こちらから名乗っておこう。」

 

???「私の名は...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

W.D Gaster(ウィングディ ガスター)だ。」

 

 




はい、ついにガスター博士が染水記に登場しました!ちなみにガスター語は、ガスター語の文字の中から、ちゃんと表示されるやつを選んで適当に並べただけで、深い意味はないです。

ガスター「いつ出るいつ出ると思ってたら、ようやく出れた...」

て言うかワルドの出番無くね...?まあ良いか。

ワルド「解せぬ」

ということで、最後までご覧いただき、ありがとうございました!時間も、イカよろしくー!



次回からなるべく早めに書き始めるようにしよう...(すぐに更新出来るようになるとは言ってない)

今、皆さんが応援しているキャラは誰?

  • Dr.Hope(応援してね❤️)
  • ヤイカ(フン、下らん)
  • シュテン(俺はレティがいれば良い)
  • ギアラ(応援なんてない。知ってます)
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