*不吉な予感が空中に漂う...
???「私の名は...」
「
「ガスター...?シュテン、知ってるか?」
「名前だけなら知ってる。仮面がガスターに似てるってよく言われてたからな。」
(確かに似てるな)
シュテンが被っている仮面はガスターの顔に少し似ている為、よく言われている。ちなみに、ヤリカも間違えた。
『な、なぜガスターが!?』
「知ってるのか、博士?」
ヤイカが、無線機ごしにレボリューションに聞く。
『...ええ、個人的に何回か会ったことがあるので。』
「誰の声だと思っていたら、レボリューションか。久しいじゃないか。」
『確かに久しいですね。...率直に聞きますが、ガスター。前に私とヤリカで〝倒して異次元に封印した〟はずのあなたがなぜここにいるんですか?』
レボリューションが、無線機をスピーカーモードにしてガスターに問い詰める。
「よくぞ聞いてくれた、と言いたいところだが生憎、簡単には言えない〝事情〟があるんだよ、レボリューション。」
『簡単にと言うことは、何をすれば吐いてくれるんですか?』
「そうだな...それじゃあ私を、再び倒してみろ。そうすれば、多少の事は話してやろう。」
『だそうですよ、二人とも。』
「...その言葉、忘れるな。」
「ふん、ボコボコにしてやる。」
シュテンが、指を鳴らしながらジャイ○ンみたいなことを言う。
「ふむ...しかし、一人余計な奴がいるな。」
二人「「?」」
「お前だ、潮辛ヤイカ。」
「お、俺?」
ガスターがヤイカを指差す。
「お前の〝強さ〟では、戦いどころか私に触れることさえも不可能だ。死にたくなければ...いや、〝大事な息子〟を助けたいんだったら、潔く引いた方がいいぞ。」
「...そんなこと、やってみなければ...」
「〝やらなくても、結果がわかることもある〟...軍人であるお前なら、わかるだろう?」
「......」
ヤイカは、ガスターに拳銃を向けたまま、黙りこむ。
「それに、私が戦いたいのは〝
~愽麗神社への道 上空~
愽麗神社へ続く道の上空を飛ぶ人影。その人影の背中には、紋章が付いた羽が生えている。
彼の名は、ギアラ・エビルアビス。こことは
ギアラ「......」
~数分前 紅魔館~
ギアラ「愽麗神社に黒い球体?」
リアクター『ああ、愽麗神社に偵察にいったクロウが言っていた。』
『何が起きているのかはわからないが...少なくとも、愽麗神社に行ったヤイカ達が巻き込まれているのは確かだ。...この異変の〝犯人〟がいる可能性もある。』
「愽麗神社の場所を教えてください、今すぐ!」
ギアラは、掴みかかる勢いでリアクターに迫る。
『わかったから一回離れろ。...地図がある。これを持っていけ。』
「ありがとうございます。では!」
ギアラは扉から飛び出し、あっという間に消えていった。
蛇蜘夜「凄い勢いで飛び出していったな、
アイツ。」
『それだけお嬢様達のことが大切なんだろう。そのお嬢様達をあんな姿にした犯人がいるとなれば、飛び出してでも行くだろうな。』
~現在~
「...あれが愽麗神社ですか。確かに黒い球体がありますね。しかもあの球体の中から、深い闇のような気配も感じますね...」
~神社境内~
ギアラは、境内に降り立つ。
「わっ!な、何ですか貴方!」
「クソ吸血鬼の...いや、今はそんなこと言っている場合ではないですね。吸血鬼のギアラ・エビルアビスです。ワルドさんに、元いた世界から連れてこられました。」
「ああ、ワルドが呼んだ助っ人でしたか。私は革命の科学者、Dr.レボリューション。ワルドの友達です。」
「よろしくお願いします。...それで、状況は?」
レボリューションは、ヤイカ達が神社に来てからのことをギアラに話した。
「...ということです。」
(...シャテン・シュテンは、私と一緒にこの世界に来た方...)
「この中に入るのは?」
「何回か試したんですが、駄目でした。」
「そうですか...」
(なら、力付くで...?)
ギアラは、魔剣〝ティルフィング〟を出現させる。
(け、剣を何もない空間から出現させた!?)
その頃、球体の中...
「...ん?どうやら、私が戦いたかった相手が来たようだな。潮辛ヤイカ、お前と入れ替わらさせてもらうぞ。」
「だが...」
『ヤイカ、素直に従っておけ。』
ヤイカの無線機から、レボリューションとは明らかに違う、そして聞きなれた声が聞こえる。
「ワルド!」
ワルド『ヤイカ、お前の気持ちはわかる。だが、お前じゃ勝てないのは本当だ。』
『確かにお前は強い。だがガスターの強さは、お前と比べると正に〝次元〟が違う。』
『それに、ヤリカを助けにきたお前が死んだりでもしたら、誰がヤリカを助けるんだ?』
「お前なら30秒とかからず助けられるだろう。」
『「俺が助けないと意味がない」って言ったのはどこのどいつだー?それに、俺は基本的にはお前達の事には介入しないぞ?』
「チッ...わかった。」
「話はついた様だな。それでは、この〝球体〟の外で待っているがよい。」
そういうと、ガスターは指を鳴らす。するとその直後、球体の中からヤイカの姿は消え...
「うわっ!?」
代わりに、球体の外にいたギアラが、さっきまでヤイカがいた位置に現れる。
『...えっ?ギアラが消えた...と思ったらヤイカ!?まさか、入れ替わったんですか!?』
シュテンが着けている通信機から、球体の外にいたレボリューションの驚きの声が聞こえる。
「ここが球体の中...?」
「ヤイカと入れ替わったと思ったら...お前がギアラ・エビルアビスか?」
シュテンが戸惑うギアラに声をかける。
「...そういう貴方は、シャテン・シュテン?」
「ああ、シュテンだ。同じワルドに呼ばれた〝助っ人〟同士、よろしく頼む。」
「ええ、よろしくお願いします...ところで、今目の前にいるのは?」
「ガスターだ。ここでItを分離しようとさしたら出てきた。」
「ガスター...」
(シュテンと顔が似てますね...)
「ふむ、ようやく役者が揃ったな...そうだ!まだ言っていないことがあった!」
(言っていないこと?)
「今回のこの〝異変〟...言うならば〝世界線融合異変〟だが、この異変、なぜ起こったと思う?」
「世界線融合異変は、数ある〝
二人「「!」」
『まさか...』
「そう、そのまさかだ。」
「私が、
『なんてことを!そんなことをしたら...』
『世界線が崩壊する恐れがある...か』
ワルドが通信に割り込み、そう呟く。
『ワルド!』
『〝世界線〟は、非常に繊細だ。人為的に動かそうとでもすれば、バランスが崩れて一気に崩壊する恐れがある...それをやったってのか?』
(しかしガスターに、世界線に干渉できるような力は無かった筈...どうやって?)
「そんなことは
バシュンッ
その声が聞こえた直後、ガスターの顔を、剣筋と、エネルギーを纏った矢が掠める。
(今のは、シャテン・シュテンの〝マジカ・スターアロー〟とギアラ・エビルアビスの〝ティルフィング〟か...予想以上の速さだな)
「
いつも敬語で話すギアラが、急に荒々しい口調になる。〝激怒〟している証だ。
更にギアラは、髪が伸び、翼が変形し、目の下に出来ていた濃い隈がなくなり、代わりに模様が出来る。強大な力を秘めた〝始祖〟の姿だ。
「それは俺も同じ意見だ。だが、お前は俺の愛する幻想郷を汚した。タダでは死ねルトは思ウなヨ?」
シュテンは、〝狂気〟が浸透してきたからか、言葉が片言になり始める。
「そうかそうか。だが生憎、私もすぐに殺される訳にもいかないのでね。」
ガスターが指を弾き鳴らすと、白い枠が現れ、シュテン達を囲む。〝戦闘画面〟だ。しかし、今までの戦闘画面の様な〝コマンド〟は表示されない。
「そちらが私を全力で殺そうとするならば、私も君たちを全力で殺させてもらおうじゃないか。」
ガスターは、〝ガスターブラスター〟を二基出現させ、シュテンとギアラへ発射する。
ブラスターから放たれたレーザーは、シュテンとギアラに命中した様に見えた。しかし...
ギアラはティルフィングでレーザーを防ぎ、シュテンは〝ミラー〟でレーザーを跳ね返した。
「ハンタァァァァ.....ズ....」
ギアラに続き、シュテンも、狂気の力を解放した〝憎悪生命力シュテン〟の姿になる。
「それでこそ良い!怒りや憎悪は、非常に強い力になる!」
「...だが、それさえ飲み込む更に強い力を、私は知っている。それは...〝闇〟だ。」
「始めようじゃないか、闇夜の宴を...」
「
「
「
「
BGM Dark Darker yet Darker
see you next time...
台本形式と小説形式、どっちが良いですか?
-
台本形式
-
小説形式
-
どっちでも良いから更新ペース上げろ
-
それより文章をもっと上手く書け