今回から、久しぶりの戦闘シーンがあります。また、今回の霊夢たちのセリフは、原作のセリフを元にして書いてみました。元にしたってか、ほぼそのままだけど。
そして今さら言うのもなんですが、相変わらずの駄目文です。「そう言うの無理だわ」という方は、今すぐブラウザバックして、お嬢の水着お披露目配信の切り抜きを見に行きましょう。可愛余の過剰摂取でもれなく死にます(経験者)
それでは、ゆっくりご覧下さい。
ヤリカ「あれ?作者の推しって、白上フブキじゃなかったっけ?」
ワルド「最近水着配信の切り抜き見て、ガチ恋距離のところでノックアウトしたらしい。でも、基本は箱推しらしいぞ。」
ヤリカ「ふーん」
~旧都近くの上空~
霊夢「...もうそろそろ街かしらね。結構賑やかみたいだけど...」
「しっかし何で、こんなやたらとジメジメしたところで異変解決しなきゃいけないのかしら。だからといって、カラカラに乾いてるのも嫌だけど。」
すると突然、霊夢の近くを浮遊していた陰陽玉から声が響く。
紫『...霊夢?霊夢?聞こえるかしら?』
「うぇ!?遂に幻聴まで...あーやだやだ。」
『幻聴じゃなくて、陰陽玉を通じて通信してるのよ...ていうかさっき、穴に入る前に説明したでしょう?』
「ああ、そうだった。それで、どうしたのよ?」
『いや、あなたがサボってないか確認するために話しかけただけよ。』
「幻想郷に関わるような異変なんだし、サボりはしないわよ。大体、ここじゃサボりようがないし。」
すると霊夢の前に、黒の上着の上から、裾を絞った焦げ茶色のジャンパースカートを着た、金髪のお団子頭の少女が現れる。
黒谷ヤマメ「おお?人間とは...随分と珍しいねえ。この地底に遊びにきたのかな?...拒みはしないし、楽しんでいきなよ。」
「楽しんでいけったってねえ...。楽しめるような場所あるのかしら、ここ。」
『...霊夢、彼女は敵よ。倒しなさい。』
「...歓迎してくれてるし、敵かどうかというと、そうでもない気がするけど。」
「まあ妖怪だし、倒すことに変わりはないわ。」
「あら、地下に落とされた妖怪の力を見たいというのね?独り言の多い人間さん。」
「なら望み通り、見せてあげるよ!」
「罠符〝キャプチャーウェブ〟!」
ヤマメがそう叫ぶと、彼女を中心に蜘蛛の巣のような弾幕が放射状に展開される。
そして、彼女を中心に集まる形で収束、その後全方位にばら撒かれていく。その名の通り、まるで、獲物を絡めとる蜘蛛の巣のような弾幕だ。
しかし霊夢は、簡単に絡め取られるような相手ではなかった。
霊夢は、飛びながら軽々と弾幕を避けつつお札を投げつけていくが、ヤマメはそれを避ける。
「おっと危ない!...中々やるね!なら、これはどうだ!」
「瘴符〝フィルドミアズマ〟!」
彼女が手を上に上げると、上げられた手から針状弾が渦巻き状に展開し、拡散していく。先ほどよりも密度が高い弾幕だ。
「どうだあ!」
しかし霊夢は...
「全く、めんどくさいわね...」
気の抜けた顔で全て避け、
「これで、終わりよ。」
ヤマメの一瞬の隙を見つけるやいなや、お札を投げ付ける。
「...え?キャンッ!」ピチューン
お札はクリーンヒットし、ヤマメは吹っ飛ばされていく。
「さて、進むか。...それにしても、独り言が多い...か。」
『疲れてるんじゃないかしら?』
「アンタが話しかけてくるからでしょ。...まあ、疲れたのも事実だけど。元から、余り乗り気じゃないし。」
『じゃあ、何でここにいるのかしら?』
「そりゃあ、異変を解決するのが私の仕事だしね、一応。」
『一応って...全く。』
~旧都近くの上空(霊夢とは別)~
魔理沙「おー、見えてきた。あれが、さっきの高台から見えてた街か。結構大きいな...」
「そういえば、ここ地下何階なんだ?」
アリス『...地下の洞窟に階段は無くない?』
魔理沙の後を付いてくるように飛んでいた人形が、その主人の声で答える。
「そうか?地下ダンジョンといったら、階数があるもんだと思ってたぜ。ラノベでも、ほとんどがそうだし。」
『ラノベって何?』
「外の世界の娯楽小説だよ。レボリューションが教えてくれたんだ。その中のファンタジー小説に出てくる地下ダンジョンだと、ちゃんと階数があるんだけど...」
『そもそも、ここダンジョンじゃない気がするけど...ていうか、外の世界の小説なんてどこで手に入れたのよ?』
「え?無縁塚だけど?」
『はあ!?無縁塚!?』
「そんなに驚くことか?」
『そりゃ驚くわよ!あそこ、かなり危険な場所なのよ!?』
「そうか?そんなに危険ではなかった気がするけどな。」
『いや、貴女はそうかもしれないけど...全く、もう!』
「まあまあ、怒るなよ...ん?」
「ここは、地上666階。逆さ摩天楼の果てにようこそ、地上の人間。」
そう言いながら魔理沙の前に現れたのは、ペルシアンドレスのような服を着た、光の束を集めたような金髪の、エルフ耳の少女。水橋パルスィである。
「ほらアリス、階数あるじゃないか!階段がないと、階段分かりにくいんだよなー。」
『はいはい、私が悪うございましたわ...って魔理沙、その人、敵よ。』
「わかってる。ダンジョンのボスはさっさと倒して、先に進むぜ!」
「...気でも狂ったか、独り言の多い人間め。」
『魔理沙、ゲーム気分で挑むのはあまりオススメしないわ。経験値稼ぎで挑んだつもりが、HPやMPばっかり消費して、ラスボスで苦戦することもよくあるんだし。力は蓄えておいた方がいいわよ。』
「...随分とゲームに詳しいじゃないか。しかもRPG...」
『そっそれは、その...霖之助さんのところで、何回かプレイしてたから...』
「...それで香霖が〝金髪の珍しい客が来た〟って喜んでたのか。」
「まあでも、そういうことなら心配しなくていいぜ、アリス!なんせ私なら...」
「MPを使いきる間もなく、仕留められるからな!」
「...面白い!」
そういうとパルスィは飛び上がり、米状弾を円形状に放つ。
その密度は高く、見た目には避けるのは困難に見える。
「へっ、このくらいどうってことないぜ!」
だが、霊夢と共に数多の異変を解決してきた魔理沙にとっては、子供だましのような弾幕だ。
魔女らしく箒に乗る魔理沙は、それを避けつつ、パルスィに弾幕を放つ。
また、それに反応し、魔理沙の近くを浮遊していた人形たちが、針状の弾幕を連射する。
「おっ、この人形、攻撃支援も出来るのか!」
すると、その直後。
『魔理沙、よそ見しないで!』
パルスィは一枚のカードを掲げ、そのカードに書かれている文字を口にした。
「花咲爺〝華やかなる仁者への嫉妬〟」
パルスィは魔理沙に向かい、緑色の透明な球体の弾幕を放つ。
その弾幕のあとには、桜の花のような形状の弾幕が尾を引くように続くが、魔理沙はそれを華麗に避けていく。
「...妬ましい。その回避能力が妬ましい。」
「なら、これはどうだ。」
「舌切雀〝謙虚なる富者への片恨〟」
パルスィはまたもやカードを取り出し、スペカ宣言をする。
すると...
「うおっ!?分裂した!?」
パルスィは、魔理沙の目の前で二人に分裂し、左側のパルスィは、先ほどのスペルカードでも放たれた大型の球体弾を、右側のパルスィは小型の弾幕を放つ。
「これは...分身なのか?いや、本当に分裂したとも考えられるな...」
魔理沙は弾幕を避けつつ、少し考える。
「だが...」
...が、すぐに考えるのをやめ、スカートからミニ八卦炉を取り出す。
体の前に構えられたミニ八卦炉の中心に光が収束しだし、ついには、一つの大きな光となる。
そして...
「両方吹っ飛ばせば同じだぜ!」
「恋符〝マスタースパーク〟!」
集められた光は、前方に向かい、光の柱として解き放たれた。
そして、その光の柱が消えるころそこにいたのは、仰向けに倒れる、所々が黒く焦げたパルスィの姿だった。
『相変わらず、火力だけは凄いわね...』
「安心しろ、峰撃ちだ!」
『(マスパのどこに峰があるのかしら...)』
「さて、中ボスも倒したし、魔王討伐に行くか!」
『私たち魔女だし、どちらかと言えば、魔王に従う方じゃないかしら?』
「私は、魔女じゃなくて人間だからいいんだよ。」
『...私は?』(←後天的な魔女)
「...あ。」(←魔法が使える人間)
「地上の魔法使いめ...妬ましい...あの才能が...妬ましい...!」
~旧都 飲み屋街~
地獄から見放された街、旧都。旧地獄の中でも最大規模のこの街には、多くの妖怪たちが集まり、そこら中にある飲み屋で、馬鹿騒ぎしながら朝から晩まで飲み明かしている。
飲み屋に掛けられた提灯が辺りを優しく照らし、四方八方からは笑い声や怒声が、たまに石や拳が飛んでくる酒臭い街、それが旧都だ。
ヤリカ「ハイカラ大通り(ハイカラシティの大型商店街)に来たみたいだぜ~。テンション上がるなあ~」
レボリューション《ふざけてないで進んでください!》
そんな旧都に一足先に着いていたヤリカは、多少ふざけながら、飲み屋街を進んで行く。
ちなみに途中、気性の荒い妖怪たちがヤリカに石を投げたり殴りかかってきたりしたが、しっかり撃退している。
「しっかし、随分と賑やかだな。マジでハイカラ大通りみたいだ。」
《紫さんが言うには、旧地獄には、地上で嫌われ迫害された妖怪が住んでいる、とのことだったので、街があってももう少し荒れていると思ってたのですが...》
「案外、人間とかを気にしなくてよくなったから、気が軽くなったのかもな。」
《確かにそうですね...それに、同じ境遇の妖怪同士で集まっているから、というのもあるでしょう。》
「そうかもな...。ッ!うわっと!」
突如として、ヤリカがサイドステップで横に飛び退く。すると、ヤリカの頬を数発の弾幕が飛び抜けていく。
そして、同時にヤリカは、何処からともなくヒーローシューターを取り出し、弾幕が飛んできた方向に向かって魔力弾を撃つ...が、ヤリカに弾幕を撃ったであろう人影は、それをサッと避ける。
するとヤリカの前に、ロングの金髪を携えた、一人の女性が現れる。
体操服のような白い服に、赤いラインの入った半透明のスカート。安心してください、穿いてます。
また、女性らしい引き締まった体(出るところは出てるが)だが、全体的にガッチリとしてガタイも良い。
手に持った、酒らしき液体が入った杯も気になるところだが、やはり一番目を引くのは、星の模様が入った、額から伸びる赤い一本角だろう。
???「ほお、今のを避けるか...〝おかしなやつに殴りかかったら、逆にやられた〟ってアイツらが言うから来てみたが...」
「...なんだ、お前?」
???「どちらかと言えばこっちのセリフなんだが...まあ、いいだろう。」
勇儀「私は星熊勇儀。はるか昔、この地下にやって来た〝鬼〟の一人さ。」
「鬼?」
(...鬼っていったら、虎柄パンツ履いて金棒もった赤いやつや青いやつのイメージが強いけど...)ヒソヒソ
《(いやイメージが幼いですね...確かに、それぐらいしか思い浮かびませんが。)》ヒソヒソ
《(まあ、ここは幻想郷...正確に言えば違うらしいですが、何もかもが常識外れな場所です。人間とほぼ同じ見た目の、それも女性の鬼がいても不思議ではないでしょう。)》ヒソヒソ
(まあ、そうだな...)ヒソヒソ
「なーにをヒソヒソ言ってるんだい?」
「ああいや...何でもない。それより、さっき急に俺に攻撃してきたが...何故だ?」
「そりゃあ、お前さんが地上から来たからさ。」
「ここは、地上で嫌われ、迫害されてきた奴らにとっては天国みたいな場所だ。自分たちを迫害してきた奴らを気にせずに暮らせるからね。」
「ゆえに、地上にいるやつがこの地下にやってくるのは、ハッキリいって勘弁してほしい...それが、この地下に住む奴らの気持ちだ。」
「それで、俺を追い返す為に攻撃してきたと?」
「まあな。」
「ふーん...それ、お前の本心じゃないだろ?」
「...何?」
ヤリカが、珍しく真面目な顔でそう言う。
「確かに、地上から来た俺を追い返すっていう目的もあるんだろうが、本心は、どこか別にあるように見えるぜ。」
「...全くその通りだ。追い返すってのもあるが、それは建前。本音は...」
「お前さんと〝闘いたい〟からさ!」
「...は?闘いたい?」
「ああ!お前さん、歳はいくつだい?」
「19だけど...」
「やはり...19にしちゃあ、中々良い体つきしてるもんだからねえ。それにお前さんからは、強者特有の〝匂い〟がする。この地下にも強い奴はゴロゴロいるが、そいつらからは感じない、独特の〝匂い〟だ。」
「褒めてくれてんのか?そいつあ、嬉しいな。」
ヤリカは、顔に少し笑みを浮かべつつ答える。
「だが...あー、勇義って言ったっけ?悪いけど、俺は行くとこがあるんでね。」
「なら、私を倒してから行け...と言ったらどうする?」
「...ぶっ飛ばして通る!」
「...決まりだな。そうと決まれば...」
「さっそく
See you next time...
ちょっと最後の方、雑に書きすぎちゃったかな?
一度書いてみたかった、ヤリカと勇義姐さんの戦闘!本格的な戦闘は次回からですが。
あっ、そうだ(唐突)
染水記とは関係ありませんが、今度、あるホロメンの小説を書こうと思ってます。興味のある方は、楽しみにお待ちください。いつ投稿出来るかはわかんないけど。
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。次回も、イカよろしく~!
ワルド「ちなみに、俺の推しはみこちだったりする。ヤリカ、お前は?」
ヤリカ「誰もお前の推しは聞いてねえよ...てか俺は、どっちかと言えば推される方だからな。」
ワルド「そうか、お前シオカラーズだもんな...ほぼ空気化してるよな、その設定」
ヤリカ「言うな」